(C)ROH

　2015年8月22日にニューヨーク州ブルックリンで『ROH FIELD OF HONOR2015』が開催された。
　この大会は全米第３のプロレス団体ROH、真夏のビッグマッチで今年は新日本プロレス勢も参加した。というか、新日本プロレス接待大会という要素が強く、ROH王者ジェイ・リーサルと中邑真輔が組んで、レッドドラゴンに勝利。フィニッシュこそリーサルがリーサルインジェクションでボビー・フィッシュを仕留めたものの、人気者の中邑を目立たせるという事だった。これまた勝つ台本以外絶対受けない新日の聖域オカダ・カズチカはロドリック・ストロングにツームストンとレインメーカーで勝利。ストロングはこれで棚橋、中邑、オカダに３連敗だが、憧れの選手と試合で経験を積んでいるという感じだ。IC王者後藤洋央紀もマイケル・エルガンにシングルで勝利となり、IC王者ということもあり後藤も負ける台本は飲めないという事で、KUSHIDAや（日本人ではないが）六本木バイスが負け役に回っている。前日2015年8月21日に、KUSHIDAはマット・サイダルに完全なフォール負けしたのに続き、今大会でもブリスコ兄弟に敗れるなど、政治的な勝敗が色濃くでた大会となった。

■　ROH FIELD OF HONOR2015
日時：2015年8月22日
場所：アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン

＜タッグマッチ＞
○ジェイ・リーサル、中邑真輔
　ピンフォール
●レッドドラゴン（ボビー・フィッシュ＆カイル・オライリー）

＜シングルマッチ＞
○オカダ・カズチカ
　ピンフォール
●ロドリック・ストロング

＜タッグマッチ＞
○ブリスコ兄弟（ジェイ＆マーク・ブリスコ）
　ピンフォール
●タイム・スプリッターズ（アレックス・シェリー＆KUSHIDA）

＜シングルマッチ＞
○後藤洋央紀
　ピンフォール
●マイケル・エルガン

＜6人タッグマッチ＞
○マット・サイダル、ACH、ヤング・バックス（マット＆ニック・ジャクソン）
　ピンフォール
●ザ・キングダム（マイケル・ベネット＆マット・テイヴェン）、六本木バイス（ロッキー・ロメロ & バレッタ）

＜ROH世界TV王座挑戦者決定8WAYマッチ＞
優勝　WATANABE
参戦選手　フランキー・カザリアン、セドリック・アレキサンダー、ムース、サイラス・ヤング、ダルトン・キャッスル、アダム・ペイジ、ドノヴァン・ダイジャック

＜タッグマッチ＞
○ウォー・マシン（ハンソン＆レイモンド・ロウ）
　ピンフォール
●KES（デイビー・ボーイ・スミスJr.＆ランス・アーチャー）

＜シングルマッチ＞
○アダム・コール
　ピンフォール
●クリストファー・ダニエルズ

　2015年8月22日にテキサス州アマリロでNWAの大会が開催された。
　メインでは、NWA世界ヘビー級王者である天山広吉が、ネイサン・ブリッグスの挑戦を受け、見事にアナコンダバイスで勝利した。

■　NWA
日時：2015年8月22日
場所：アメリカ・テキサス州アマリロ

＜NWA世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○天山広吉（王者）
　アナコンダバイス
●ネイサン・ブリッグス

電子書籍版はマット界舞台裏9月3日号新日勢ブルックリン戦争G1真相永源遥SEAdLINNNG旗揚げUFC日本に掲載されました。

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