(C)2015 WWE, Inc. All Rights Reserved.
2015年8月22日にニューヨーク州ブルックリンでWWE『NXTテイクオーバー ブルックリン』が開催された。
WWEの別ブランドとして存在感を示しているNXTだが、遂にフロリダから飛び出して第3ブランドの全国巡業が始まって以来最大のビッグマッチを開催。メインはNXT王座戦ラダーマッチ、王者フィン・ベイラーに前王者であるケビン・オーエンズが挑戦した。試合は壮絶なラダー戦となり、最後はラダー最上段からベイラーがオーエンズにダブルフットストンプ! これでオーエンズは立ち上がれず、ベイラーがベルトを死守、王座防衛を果たした。
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しかしミルホンネットとしては今大会の最大のニュースは、華名の来賓としてのWWE登場だ!真の世界標準として絶大な信頼を誇る『週刊マット界舞台裏 鷹の爪大賞』に3年連続女子MVPと認定されている華名が、ついにリック・フレアー、サージェント・スローターらレジェンドと並んでブルックリンにお目見え。本誌が一貫してプッシュしているサーシャ・バンクス、ベイリー、フレアーの娘シャーロットら世界のトップ集団に加わるならば、華名本人には名誉だが日本マット界にとってはそのダメージは計り知れない「人材流出」である。いよいよ「女子プロレス」という日本に残された最後のNo.1文化資産さえも、WWEに骨抜きにされるという最終章の幕が開くことになる。正式発表が待たれるが、スクープで他誌の追随を許さない本誌だけが海外ネットワーク最強専門媒体であることが証明されるであろう。
大会名こそ「ブルックリン制圧」であり、ROH潰しを目的とした覇権主義の誇示をオモテに掲げているが、隠されたアジェンダは『週刊マット界舞台裏』だけが報道してきた通り、トリプルH直接指令のもとに、世界市場の完全制覇にあることは述べるまでもない。インディー界の絶対制圧のみならず、女子プロレスというサブカルチャーにも王手をかけようとしているのだ。
大会には注目された選手が続々と登場。元TNA、ROHの大物であるサモア・ジョーは、必殺のコキーナ・クラッチでバロン・コービンを仕留めた。レジェンドである獣神サンダー・ライガーは第1試合に登場。タイラー・ブリーズからライガーボムで勝利した。更に、ウーハー・ネイションことアポロ・クルーズもNXTデビュー、タイ・デリンジャーに勝利した。
■ NXTテイクオーバー ブルックリン
日時:2015年8月22日
会場:米ニューヨーク市ブルックリン バークレイズ・センター
<NXT王座タイトルラダーマッチ>
○フィン・ベイラー(王者)
ベルト奪取
●ケビン・オーエンズ(挑戦者)
<NXTウーマンズ王座タイトルマッチ>
○ベイリー(挑戦者)
ピンフォール
●サーシャ・バンクス(王者)
<シングルマッチ>
○サモア・ジョー
コキーナ・クラッチ
●バロン・コービン
<シングルマッチ>
○アポロ・クルーズ
ピンフォール
●タイ・デリンジャー
<NXTタッグ王座タイトルマッチ>
○ボードビリアンズ(挑戦者)
ピンフォール
●ブレイク、マーフィー(王者)
<シングルマッチ>
○獣神サンダー・ライガー
ピンフォール
●タイラー・ブリーズ
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