《ムエタイ》 世界タイトルマッチ前哨戦を判定勝ち

8月21日、タイ国パタヤにあるテープラシットスタジアムに出場した伊藤紗弥は下馬評では首相撲で不利とされてた相手に判定勝ちを収めた。 相手はテレビマッチやビッグマッチに出場するほどの強豪の ペッロンマニー・シッペッパヤーで首相撲が得意の選手。
　初回は様子を見る両者。試合が動いたのは2ラウンド以降だった。 予想通り首相撲を仕掛けてくるペッロンマニーに対して伊藤は左ミドルからの右ストレートで応戦し相手を寄せ付けなかった。 3ラウンドもパンチで攻める伊藤に対してヒジをヒットさせるペッロンマニー、伊藤の顔が腫れてきた。 4ラウンドになり伊藤はパンチから首相撲に作戦を変えた。 首相撲も互角で離れ際にヒジを放つなど多彩な攻撃で最後まで攻めた伊藤が強豪ペッロンマニーを下した。

　伊藤「ここは11才でタイデビューしたスタジアムです。初心に戻ることができました。 9/27に行なわれる世界タイトルマッチに弾みがつきました。 そして首相撲が強くなったことを実感しました。」

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