[週刊ファイト4月24日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼Suk Wankingthong大翔有終の美 11ヶ月ぶり勝次 健太陥落 スダ456他
photo & text by タダシ☆タナカ
・最後まで激闘!後楽園ホール大翔ひろと引退笑顔vs介錯人・福田海斗
・「最後まで立つことが出来ました」通算成績20戦11勝9敗アナウンス
・「11ヶ月空いたのは人生初」勝次 元Sフェザー級王者角谷祐介に辛勝
・メインはSライト級35歳セーンアティット王座戴冠3-0完封37歳健太
・Sフライ級54kg老獪ルイ Mickeyに1Rタンコブ作り2分3R逃げ切る
・ranking戦須藤誇太朗●岩城悠介RIKIXセコンド石井宏樹+小野寺会長
・10社以上の激励賞・須藤誇太朗、挑戦権 7・21ガオパヤック王座戦へ
・絵になるNAO.YK女子51㎏契約1-0痛み分け Yuka☆(SHINE沖縄)
・前蹴りで距離取る戦術スダ456これで4連勝もカズキ・シッソーに苦戦
・6・15獅子丸の脱水症状中止の第5試合・井ノ本煌貴とSフライ級決勝
■ Suk WanKingthong/スックワンキントーン advance
日時:2025年4月13日(日)
会場:東京・後楽園ホール
最後まで激闘!後楽園ホール大翔ひろと引退笑顔vs介錯人・福田海斗
<第10試合 大翔/ひろと 引退試合 フェザー級 3分3R>
赤コーナー ○福田海斗(キングムエ)26歳 171cm 94戦50勝43敗1分 -56.8kg
・IMFAフェザー級王者
・元プロムエタイ フライ級王者
・元WPMF世界フライ級王者
・元TRUE4U スーパーフライ級 及びバンタム級王者
判定0-3(29-28×2 30-28)
青コーナー ●大翔(荒川ジム)26歳 171cm 17戦10勝7敗 -57.15kg
・M-ONEフェザー級王者
・IPCC日本フェザー級王者
・WMC日本フェザー級王者
激励賞は引退するヒロトの倍の10は受け取っていたタイ現地でも活躍する”孤高のナック・ムエ”福田海斗だが、最後の舞台を後楽園ホールにしたヒロトの応援団が大勢いた。1Rはじまりはヒロトから。しかし終了間際にカイトが印象を残し、記者メモではカイトが取った。
2Rはピッチを上げた福田海斗の膝が決まりだす。あとのマイクで「いつもだったらここで倒れようかなというところも、皆さんの応援で最後まで立つことが出来ました」と話したように、決して試合を諦めない。
3Rは激闘に。流血のヒロトだったが、ガンガン打ち返し、記者メモでは3Rは取ったかもと思わせる有終の美であった。
「最後まで立つことが出来ました」通算成績20戦11勝9敗アナウンス
最後は笑顔で写真に収まった(トップ画像)。2019年にデビューして、通算成績は20戦11勝9敗とアナウンスされた。やはりこの試合が、大会を通じてイチバン印象に残った。
「11ヶ月空いたのは人生初」勝次 元Sフェザー級王者角谷祐介に辛勝
<第11試合 セミファイナル 61kg契約 3分3R>
赤コーナー ○勝次(TEAM TEPPEN)38歳 172cm 80戦47勝23敗10分 -61kg
・WKBA世界スーパーライト級王者
・第7代新日本キックボクシング協会ライト級王者
判定3-0(30-28×2 29-28)
青コーナー ●角谷祐介(NEXTLEVEL渋谷)35歳 177cm 25戦12勝10敗3分 -60.8kg
・元スックワンキントーン スーパーフェザー級王者
たまたま記者が早く会場入りしたので目撃出来たが、お客が入る直前までリングでイメージ・トレーニングしていたのが元スックワンキントーンのスーパーフェザー級王者・角谷祐介である。激励賞は3つくらいだったか。
▼トーナメント177㎝33歳角谷祐介、165cm42歳スアノーイを振り切る
▼夜Suk Wankingthong小林司/不覚 角谷祐介⇒秋田巴琉(15)Sフェザー級
一方のベテラン勝次は、激励賞40くらい受け取っていたように見えた。さすがは歴戦の戦士である。ただ、老舗の新日本キックから那須川会長のTEAM TEPPENに移籍したものの勝ちがない。結果的にあとのマイクで「11ヶ月空いたのは人生初」と吐露していたが、なんとしても勝ちが欲しいところだ。
バッティングがあったことを角谷はしきりに謝っていたが、勝次は意に介してない。ただ、3Rは勝次の流血が目立つような展開に。焦りもあるのだろうが、全盛期のようには捌けてない。
結果は逃げ切ったが、正直、辛勝であった。最後は北側の応援団に向けて娘たちと恒例の”Happy”をやっていた。