ロブ・ヴァン・ダムが自身のポッドキャスト「1 Of A Kind With RVD」の最新エピソードで、AEWに対する本音や、オンライン・プロレス・ファン(IWC=インターネット・レスリング・コミュニティ)に対する不満を語った。
モクスリーの有刺鉄線バットのスポットに関する反応について
「俺がAEWをけなしてると思った奴、それは間違いだ。そう思った奴、手を挙げてみろ。俺はAEWをけなしてないし、けなすつもりもない。だけど俺が思うに、AEWの最悪な部分はファンだ。特にIWCの連中だ。あいつらは本当に無知なんだ」
「俺のキャリアを通して、ECW時代からずっと、サブゥーに教わったような“ガーベッジ・マッチ”(武器と流血だらけで、レスリング技術が要らない試合)は、正直言って俺の中で最下位のタイプの試合なんだ。それが俺の意見だし、俺にそれを言う権利がないと思ってるなら、それこそお前はバカだってことを理解しろ」
「例えば、画鋲、ガラス、火、フィッシュフックを使って、レスリング技術がまったくない奴らが何一つ技を使わずにやるような試合──俺にとってそれは“レスリング”じゃないんだ。AEWがモクスリーの有刺鉄線バットみたいなスポットをどんどんやっていくなら、それは俺の好みじゃないし、個人的には俺というレスラーはWWEのスタイルに近い方にいたいと思う」
「それでもまだ俺がAEWをディスってると思う奴は、自分自身を見直せ。お前は過剰反応しすぎてる。俺はそのスポットが嫌いだと言っただけで、バッシングしてるわけじゃない」
AEWとの関係について
「それから言っとくが、俺はAEWを“辞めた”わけじゃない。俺の契約は毎回一試合ごとの単発契約だった。実際、最近もトニー・カーンと話したよ。俺たちは良好な関係を築いてる」
「AEWファンの中にはそれが理解できてない奴がいるが、それはお前らがバカだからだ。そして自分がどれだけバカかにも気づいてないんだ」
「『オール・プチット・レスリング(All Petite Wrestling)』っていう言葉を俺が考えたとき、“RVDがAEWに来るなんて信じられない!”とか“彼にはここにいる資格がない!”とか言ってた奴ら──あいつらの頭は単純すぎて何も理解できてなかったんだ」
ロブ・ヴァン・ダムは自身の経験と価値観に基づいた意見を述べており、AEWに対する批判というよりも「自分はこういうスタイルが好きではない」という立場を明確にしている。同時に、IWCの過剰な反応や浅い理解に対して強いフラストレーションを感じている様子もうかがえる。
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