16日、GLEATの大阪大会が行われた。あいにくの雨だったが、会場内は熱気に包まれていた。
今回、大阪では初となる、G-RUSH王座戦が行われた。まず第2試合で、挑戦者決定戦としてCIMAと鈴木鼓太郎で行われたが、試合開始早々フォールを返したCIMAだったが、突如リング下にエスケイプ。
そのまま、右膝を押さえたまま動けなくなったため、レフェリーが確認し、即試合をストップした。リングドクターやカズ・ハヤシ、吉野正人コミッショナーまでリングサイドに集まり、テーブルを担架がわりに使い、そのまま運ばれていった。会場は一旦静まり返ったが、それをリンダマンがマイクでうまく空気を温めなおした。
そして、5試合目で鈴木と対戦。鈴木も2試合目とはいえ、全くと言っていいほどダメージはなく動きも良かったが、最後はリンダマンのウラカン・ラナが一瞬で決まり、初防衛戦に成功した。
セミでは、池本誠知と中嶋勝彦の初遭遇が実現。バチバチな闘いを繰り広げたが、プロレスキャリアの長い中嶋に凱歌があがった。
メインは、ユニットの解散が相次ぐ中で、所属のない3名が組んで、石田凱士率いるBLACK GENERATION INTERNATIONALと対戦。
見事に、垂直落下式ブレーンバスターで石田からピンフォールを奪ったクワイエット・ストームが、次期G-REX王座への挑戦表明をし、石田も受諾。次の大阪大会、4・19扇町ミュージアムキューブで対戦が決まった。
■ GLEAT / G PROWRESTLING Ver.86
日時:2025年3月16日 (日) 開始 13:00
会場:大阪・梅田スカイビル ステラホール
観衆:252人
<第1試合 GLEATオープニングバトルG PROWRESTLING 20分1本勝負>
◯愛鷹亮 MICHIKO
7分02秒 ラブエンドボム⇒エビ固め
●JDリー ジュンジェ
<第2試合 G PROWRESTLING Into The G-RUSH G-RUSH王座挑戦者決定戦 7分1本勝負>
◯鈴木鼓太郎
0分44秒 レフェリーストップ
●CIMA
<第3試合 G PROWRESTLING G-RIZE vs.反GLE MONSTERS 20分1本勝負>
◯渡辺壮馬 山村武寛 松房龍哉
13分46秒 ドロップキック⇒片エビ固め
●ブラスナックルJUN クリス・ヴァイス ロック岩崎
<第4試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
◯河上”ファイヤー”隆一
10分56秒 ラリアット⇒片エビ固め
●KAZMA SAKAMOTO
<第5試合 G PROWRESTLING [Into The G-RUSH] G-RUSH選手権試合 7分1本勝負>
[王者]◯エル・リンダマン
4分58秒 ウラカン・ラナ
[挑戦者]●鈴木鼓太郎
※初代王者が初防衛に成功。
<第6試合 G PROWRESTLING 20分1本勝負>
◯中嶋勝彦 田中稔
12分24秒 ノーザンライトボム⇒体固め
●池本誠知 吉岡世起
<第7試合 G PROWRESTLING 30分1本勝負>
◯クワイエット・ストーム T-Hawk 鬼塚一聖
13分01秒 片垂直落下式ブレーンバスター⇒エビ固め
●石田凱士 井土徹也 大門寺崇
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