(C)TNA
2月13日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送の番組冒頭では、遂に悲願のTNA世界王座を手に入れたジョー・ヘンドリーが、初防衛戦を行った。ヘンドリーも前王者ニック・ネメスと同じく戦う王者になると宣言しており、誰とでも戦うとしていた。そして真っ先に王座挑戦に名乗りを挙げたジェイク・サムシングとの試合の臨む事となった。試合は最後は必殺のスタンディングオベーションを決めてフォール勝ち。ヘンドリーが見事に初防衛に成功したが、試合後に、ヘンドリーと因縁のあるニックの弟ライアン・ネメスが現れた。ライアンはいつも通り、ヘンドリーは詐欺師でうんざりしてると罵る。これを制止しようと番組ディレクターのサンティーノ・マレラが登場するも、サムシングがライアンを襲おうとするが、ここで兄ニックが救出に入る。しかしスーパーキックがなんとマレラに誤爆してしまったのだった。そしてバックステージで、番組ディレクターをノックアウトしてしまったネメスに対し、怒ったマレラは謝罪を受け入れず、4週間の無給で停職処分を言い渡したのだった。これによりライアンは兄ニック不在の中、ヘンドリーに対抗する事になりそうだ。
メインでは、マイク・サンタナとの壮絶なアイクイットマッチで敗れたジョシュ・アレキサンダーは今後のTNAはサンタナに託すとして、TNA離脱を宣言。これに対し、アレキサンダーと抗争中で同じカナダ人であるエリック・ヤングが反発し、組んだと見せかけ裏切って制裁。これに対し、アレキサンダーはTNAラストマッチはヤングとの一騎打ちを選んだのだった。試合は、ヤングのラフ殺法やノーザン・アーモリーの介入などに苦しむアレキサンダーだが、必殺のアンクルロック、そしてシャープシューターを繰り出しヤングをタップ寸前まで、追い詰める。しかしノーザン・アーモリーの介入で邪魔され、その隙にヤングが凶器攻撃から、必殺のパイルドライバーを決めヤングがフォール勝ち。これでアレキサンダーはTNAから離脱する事となった。
(ギミック上の)夫PCOと離婚した為、PCOが保持していたデジタルメディア王座を譲り受けたというステフ・デ・ランダーは新恋人マンス・ワーナーを引き連れTNAマットに復帰。サミ・キャラハンをターゲットにしているが、今放送で行われたキャラハンとフランキー・カザリアンの試合にも乱入し、入場するキャラハンに襲い掛かり、ダメージを与えた。更に試合中にも乱入し、隙をつかれたキャラハンはカザリアンのチキン・ウィングに捕まり敗北。激怒したキャラハンはワーナーを怒声を浴びせ、大乱闘。今後も抗争が激化しそうだ。
■ TNA iMPACT!
日時:2025年2月13日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング
<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
ピンフォール
●ジョシュ・アレキサンダー
<ノックアウト王座タイトルマッチ>
[王者]○マーシャ・スラモビッチ
ピンフォール
[挑戦者]●サバンナ・エバンス
<シングルマッチ>
○コーラ・ジェイド
ピンフォール
●シア・ブルックサイド
<シングルマッチ>
○フランキー・カザリアン
サブミッション
●サミ・キャラハン
<タッグマッチ>
○アッシュ&ヘザー・バイ・エレガンス
ピンフォール
●キング・ビーズ
<TNA世界王座タイトルマッチ>
[王者]○ジョー・ヘンドリー
ピンフォール
[挑戦者]ジェイク・サムシング
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