[ファイトクラブ]YAMATO二冠王!ノア参戦ドラゴンゲート福岡国際センター大会の激闘

写真提供:ドラゴンゲート公式

[週刊ファイト12月26日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼YAMATO二冠王!ノア参戦ドラゴンゲート福岡国際センター大会の激闘
 (C)ドラゴンゲート 編集部編
・YAMATO、ドラゴン・ダイヤとの死闘を制し二冠王者へ
・オヤジ狩り予告と新人の挑戦!杉浦貴&丸藤正道 参戦
・箕浦康太&ジェイソン・リー、ツインゲート王座を奪取
・PARADOXが新王者に!ハルク&ススム&Kagetoraがトライアングルゲート戴冠
・ドラゴンゲート福岡国際センター大会全試合結果

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YAMATO、ドラゴン・ダイヤとの死闘を制し二冠王者へ

 2024年12月15日、ドラゴンゲートの年末恒例イベント「THE FINAL GATE」が福岡国際センターで開催され、メインイベントで行われたYAMATOとドラゴン・ダイヤのドリームゲート&ブレイブゲート王座のダブルタイトル戦が大きな話題を呼んだ。YAMATOがその経験と技術で若き挑戦者ドラゴン・ダイヤを下し、二冠王者に輝いた試合は、ドラゴンゲートの未来を占う重要な一戦となった。

 この試合は、現ドリームゲート王者のYAMATOと、KING OF GATE優勝者でありブレイブゲート王者のドラゴン・ダイヤが激突する形で実現した。序盤からダイヤはスピードとテクニックを駆使し、挑戦者とは思えない果敢な攻めを見せた。一方で、YAMATOはベテランらしい冷静な試合運びとパワーを武器に応戦。試合中盤からは一進一退の攻防が続き、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。

 試合終盤、ダイヤが得意技の「レプテリアン・ラナ」を繰り出すも、YAMATOはこれをパワーボムで切り返す。さらに、ラリアートの連打から、奥の手である「ラグナロク」を決めて、24分28秒の死闘を制した。

 試合後、YAMATOは「お前(ダイヤ)は後輩だが、同じ志を持つ同志だ」と語り、ダイヤの成長を称賛。「ドラゴンゲートを背負う男がここまで上がってきたことが嬉しい」とコメントし、ベテランとしての誇りと後進への思いをにじませた。

 一方、二冠王者となった喜びについては、「まだまだこのドラゴンゲートを超満員にする責任がある。命を削ってでもこの団体を盛り上げる」と決意を新たにし、観客から大きな拍手を浴びた。

 敗れたドラゴン・ダイヤもまた、試合後のコメントで「今の自分の全てを出し切った」と語り、後悔のない試合だったことを強調。「もっと成長し、未来のドラゴンゲートを背負う存在になる」と決意を述べ、次世代を担う選手としての覚悟を示した。

 この一戦は、YAMATOの二冠達成という結果だけでなく、ドラゴン・ダイヤの可能性と未来を大いに感じさせる内容であり、ドラゴンゲートの新たなページを開く試合となった。両選手が繰り広げた死闘は、観客に深い感動を与え、団体のさらなる成長への期待を高めるものだった。

 2025年も引き続きドラゴンゲートを牽引するであろうYAMATOと、その背中を追い続けるドラゴン・ダイヤの未来に、ファンの視線が集まっている。

オヤジ狩り予告と新人の挑戦!杉浦貴&丸藤正道 参戦

 福岡国際センターで行われたドラゴンゲートのビッグイベント「THE FINAL GATE」において、杉浦貴&丸藤正道(ノア)と、ドラゴンゲートを代表するシュン・スカイウォーカー&帆希の特別タッグマッチが行われた。この試合は、異なる団体同士が激突するという特別な意味を持ち、観客の大きな期待を背負った一戦となった。

 試合前から、シュン・スカイウォーカーは「GHCタッグ王者など興味がない」と挑発を繰り返し、さらに帆希はSNSで「テーマはオヤジ狩り」と意気込みを語り、ベテラン勢への対抗心をむき出しにしていた。ゴング前にはシュンが挑発的な姿勢を見せ、帆希がシュンを足場にしてのキャノンボールを繰り出すなど、勢いに満ちたスタートを切った。

 試合は序盤からシュン&帆希の連携攻撃が光り、杉浦&丸藤を追い詰める展開に。しかし、杉浦の冷静な対応と丸藤の逆水平チョップが炸裂し、試合の主導権を取り戻す。帆希は必死に食らいつき、シュンの助けを得ながらなんとかピンチを切り抜ける場面もあった。

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