[週刊ファイト12月19日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼鷹の爪大賞③LAタイムズ風刺漫画 戒厳令まで勃発2024世界と日本
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・LAタイムズ風刺ロック様の料理が匂う? リンダ・マクマホン教育長官
・ジャーナリストとは意見を明記!高度な分析を解説してこそのプロ職業
・中山美穂(54)『毎度おさわがせします』クラッシュギャルズ♪嵐の伝説
・戦争が終わらない2024戒厳令も~直近有利あるが大仁田厚MVP推薦
・Cody政権スティング ブライアンD引退 Swerve頭角 優秀番組賞NXT
・マット界最大事件2024マクマホン完全失脚~Netflix2025RAW配信未来
・有料専門媒体に求められる分析!ネットSNS論調マスコミは使わない
―― トップ画像は今週のLAタイムズ紙、風刺漫画欄を2日連続で並べたもの。本誌の西海岸担当Mike Lano通信員が写真に撮って送ってくれました。
オフレコ 世相を映すカートーン連載は、米国新聞メディアの伝統にして、このLAタイムズのが他の全国の地方紙に「シンジケートされる」と言うんだけど、1日とか3日遅れで各地のローカル新聞にも同じものが掲載される。
―― 新日本プロレスの深夜30分番組『ワープロ』は、「東京の番組から(本誌基盤の)大阪では○日遅れて放送」と今更嘆いたところで、そもそもLIVE中継してないことに大きな間違いがあり、日米格差の元凶になっています。
オフレコ それはターザン山本とのトークライブでもやった。勝ち負けが決まっているプロレスだから、スグに放送する必然がないとでも思っているのか、編成局はアホばかりと糾弾しておいた。とりあえず深夜しか枠がないとしても、「当夜中にやれ!」と。ギリギリの二アライブ放送やな。
―― SmackDown-RAW、米国内だけに絞っても、なんであんなに日本とは桁が余りにも違う巨大な視聴者数を維持できているのかであって・・・。
オフレコ その話しをやり出すと長くなるんで、まずはLAタイムズや。週刊ファイトも漫画連載は報道機関として必要という編集方針がある。最近は、ケーシーの量産ペースが加速してきた。よくまぁネタが尽きないものだと感心するほかない。

―― トランプによるリンダ・マクマホンの教育長官指名を「昼メロの話かいな!」、あるいは”LOONEY TUNES”(米アニメ黄金時代のドタバタ短編シリーズであり、バッグス・バニー以下、現在でも継続中)の世界なのか、と皮肉っています。
オフレコ 「おい、プロレスってリアルなんだろ?」とも茶化してあるな。翌日のにはロック様の名台詞までパロディになっている。
―― なにしろ、「中国なんか排除しろ!」とか、過激な発言を通り越して、責任ある立場の公人なら”失言”を繰り返している人物たちを、閣僚ポストに次々に指名しているトランプですから・・・。またお仲間のリンダ起用も、風刺漫画でやり玉にされるのは当然でしょう。本誌は2009年からリンダの政界進出を「いいのか?」と報道してますけどね。
▼WWEリンダ・マクマホンが上院議員選挙に立候補、CEO職は辞任へ
ジャーナリストとは意見を明記!高度な分析を解説してこそのプロ職業
LAタイムズ:TKO発足報道の際WWEの顔というか記事に選んだのはリア・リプリーだった
オフレコ 米事情に詳しくない方に、まずはLAタイムズの現状を説明する必要がある。東海岸のNYタイムズとワシントン・ポストもそうだけど、伝統的に大統領選ともなれば、「会社としてはカラマ・ハリスに投票します」と社説を掲載する習わしがあった。ところが本年は社主からの圧力で「どっちに投票すべき」の社説は出すなとお達しがあり、編集長が抗議辞任したんや。
―― そんな「カマラ・ハリスに投票を!」に決まってるやないですか。あんな基地外のプロレスラーであるトランプに入れたら、国際情勢の悪化など、米国内だけでなく世界がエラいことになるのがわからないんですかねぇ。
オフレコ ところが中西部の田舎者共には、Make America Great Againの方が響いたんやろう。
―― そこで週刊ファイトは、東スポ大賞や他媒体の年間大賞をあざ笑い、「あんなのは忖度と妥協の産物だ」とこき下ろす明確な意見を毎年、活字に残しております(笑)。
オフレコ 鷹の爪大賞の出番に話が繋がる、と。すでに①②だけでなく、大前提の議論だから⓪というのも先行して出したんだけど、番号に従うなら今回のは③になるのかな。
▼今週の肝 トランプ-デイナ・ホワイト-リンダ・マクマホン鷹の爪大賞前提
―― 繰り返しなんですが、目先の「どっちが勝った、負けた」、あるいは「MVPは○○」とのミクロ談義よりも、もっとグローバルな全体像の再確認が毎回必要ということですかね。今週に絞ったマット界というなら、世間の側から見たらリンダ・マクマホンの名前がイチバン多く登場したのであって・・・。
オフレコ そりゃ今週のNXTは、最近暴れているリッチ・ホランドが、トリック・ウィリアムスを担架送りにしたとやっても、一般大衆にまでは届いてないニュースやから、本誌はNXTもDynamiteは今週のは紹介する価値ナシとの台割り構成判断やったけどな。
中山美穂(54) 『毎度おさわがせします』クラッシュギャルズ♪嵐の伝説
―― ただ、国内的にはマット界関連の今週最大のニュースは中山美穂(54)の訃報でしょう。『毎度おさわがせします』に、女子プロレス軍団が出てたの覚えてますか? 確か、ダンプ松本と親友だったハズ。クラッシュギャルズの♪嵐の伝説が挿入歌でした。
中山美穂の出世作で、まだ無名だった中山美穂が、第1話でいきなりセミ・ヌードになっていたのは知る人ぞ知る有名な話。後にトップ・アイドルになるとわかっていれば、あんなことはさせなかっただろう。再放送では、中山美穂のセミ・ヌードのシーンはカットされていた。
▼勝つのはどっちだ!? 男と女のガチンコ・シング・バトル!プロレス紅白歌合戦 より
オフレコ えええ~! 急遽記事の構成順番を入れ替えて、中山美穂を先に出すんかいな。