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11月29日(現地時間・放送日)にノースカロライナ州ウィンストン・セーラムで『TNA Turning Point 2024』が開催された。
今大会のメインは団体最高峰王座であるTNA世界王座のタイトルマッチで、王者ニック・ネメスがエディ・エドワーズの挑戦を受けた。エドワーズは元王者で返り咲きを狙う。ネメスがジョー・ヘンドリーとタッグを組んで、エドワーズ、ブライアン・マイヤーズのザ・システムと対戦した時、ネメスとヘンドリーが仲間割れして、エドワーズがネメスがフォール勝ちした事で、現王者から直接フォール勝ちしたという事で王座挑戦権が与えられた形だ。試合は、エディの妻アリーシャが介入しまくり、一度は控室に戻されたが、また戻ってきてまた介入。更に七面鳥のコスプレをしたブライアン・マイヤーズまでリングに乗り込んできて、ネメスを襲おうとする。そこにJBL(ジョン・ブラッドショー・レイフィールド)が現れ、マイヤーズにクローズライン・フロム・ヘルを叩き込んだのだった。邪魔者を排除してJBLが去るとリング上でネメスが、エドワーズに必殺のスーパーキックからデンジャーゾーンを決めてフォール勝ち。ネメスが王座防衛を果たした。
感謝祭ターキーボウルマッチでは、敗れたレスラーが七面鳥のコスプレをしないといけないというルールで、ジョー・ヘンドリー、ブライアン・マイヤーズ、エリック・ヤング、ハマーストーン、ライノ、ジョン・スカイラーで行われた。当然、レスラー達が入り乱れる中、乱戦の最後はヘンドリーがマイヤーズに必殺のスタンディングオベーションを決めてフォール勝ちしたのだった。マイヤーズは負けを認めず逃げようとするが、ヤング、ライノ、ヘンドリーに囲まれ、ライノが必殺のゴアをマイヤーズに叩き込んだ。そして倒れたマイヤーズに無理やり七面鳥のコスプレをさせ、観客からやんやの歓声を浴びたのだった。
壮絶な試合となったのが、ジョシュ・アレクサンダーとスティーブ・マクリンの因縁決着戦だ。反則ありのノーDQマッチとなったので、凶器が入り乱れるハードコア消耗戦となった。マクリンは、ランニングスピアー三連発からKIAでアレキサンダーを失神させるが、カウントツーでフォールを解き、まだ痛め足りないと、今度は大量の薬莢をリングにばらまく。蘇生したアレキサンダーも反撃に出るが、最後はマクリンがコーナーから雪崩式KIAで薬莢の上にアレキサンダーを叩きつけてフォール勝ち。マクリンがアレキサンダーに雪辱を果たした。
ノックアウト王座戦は、マーシャ・スラモビッチがジョーダン・グレースを下して王座防衛、Xディビジョン王座戦は、王者ムースがスピアーでフォール勝ちしてラレド・キッドを破り、王座防衛を果たしている。
■ TNA Turning Point 2024
日時:2024年11月29日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国ノースカロライナ州ウィンストン・セーラム
<TNA世界王座タイトルマッチ>
○ニック・ネメス(王者)
22分02秒 ピンフォール
●エディ・エドワーズ(挑戦者)
<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○マーシャ・スラモビッチ(王者)
19分40秒2-1
●ジョーダン・グレース(挑戦者)
<6人タッグマッチ>
○ハーディーズ(マット・ハーディー & ジェフ・ハーディー)、エース・オースティン
16分04秒 ピンフォール
●マット・リデル、ザカリー・ウェンツ、KUSHIDA
<ノーDQマッチ>
○スティーブ・マクリン
23分43秒 ピンフォール
●ジョシュ・アレクサンダー
<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ムース(王者)
8分22秒 ピンフォール
●ラレド キッド(挑戦者)
<感謝祭ターキーボウルマッチ>※敗れたレスラーは七面鳥のコスプレをする
○ジョー・ヘンドリー
8分16秒 ピンフォール
●ブライアン・マイヤーズ
エリック・ヤング
ハマーストーン
ライノ
ジョン・スカイラー
<シングルマッチ>
○マイク・サンタナ
12分30秒 ピンフォール
●フランキー・カザリアン
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— TNA Wrestling (@ThisIsTNA) November 30, 2024