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11月29日(現地時間)にサウジアラビア王国リヤドで『PFL 2024 Championships』が開催された。
世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファがンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)は、サウジアラビアのスポーツ省およびサウジアラビア総合格闘技連盟(SMMAF)とのパートナーシップのもと、2024年PFLグローバルシーズンと初開催のPFL MENAシーズンのチャンピオンシップを2024年11月29日にキングサウド大学で開催した。ESPN+およびDAZNで放送された白熱した試合の末、10人の新チャンピオンが誕生した。
メインイベント-フェザー級チャンピオン
ティムール・ヒズリエフ(18勝0敗)は、2023年PFLフェザー級チャンピオンのブレンダン・ローナン(30勝6敗)を相手にユナニマス・ディシジョン(判定)で勝利した。世界クラスのグラップリングとペースが決定的な差となり、ヒズリエフは2024年にPFLチャンピオンとなった4人目のロシア人選手となった。
コ・メインイベント-女子フライ級チャンピオン
ダコタ・ディチェバ(14勝0敗)は、元UFCタイトル挑戦者のタリア・サントス(22勝4敗)を下し、2024年PFL女子フライ級チャンピオンに輝いた。元PFLヨーロッパチャンピオンである26歳のディチェバは、このタイトルを獲得するまでの4試合すべてでフィニッシュを決める完璧なシーズンを送った。
ライトヘビー級チャンピオンシップ
トルクメニスタンの誇り、ドヴレツジャン・ヤグシムラドフ(25勝7敗1分)は、2023年PFLライトヘビー級チャンピオンのインパ・カサンガナイ(18勝5敗)をわずか58秒で下し、2024年のチャンピオンに輝いた。PFL初参戦での勝利により、ヤグシムラドフはトルクメニスタンに初のグローバルMMAタイトルをもたらした。
ウェルター級チャンピオンシップ
無敗のロシア人ウェルター級選手同士の対決で、シャミル・ムサエフ(20勝0敗1分)がマゴメド・ウマラトフ(17勝1敗)にキャリア初の敗北を与えた。第2ラウンド開始約2分で打撃の連打を決めた「サイレント・アサシン」は、2024年のグローバルシーズンで最も印象的な走りを見せ、チャンピオンベルトと100万ドルの賞金を手にした。
ライト級チャンピオンシップ
ガジ・ラバダノフ(24勝4敗2分)は、元Bellatorチャンピオンのブレント・プリムス(15勝4敗)を第3ラウンドのKOで下し、2024年PFLライト級チャンピオンに輝いた。ラバダノフはBellatorライト級チャンピオンのウスマン・ヌルマゴメドフと共にトレーニングを行い、ハビブ・ヌルマゴメドフの指導を受けながら、155ポンド級のチャンピオンベルトをロシアに持ち帰った。
ヘビー級チャンピオンシップ
PFLチャンピオンシップ獲得の複数回の挑戦に失敗していたサンボチャンピオンのデニス・ゴルツォフ(36勝8敗)が、ついにPFL金メダルを手にした。ゴルツォフはグローバルシーズンをチャンピオンとして終え、ロシアのオレグ・ポポフ(29勝2敗)を初回にサブミッションで下した。
■ PFL 2024 Championships
日時:2024年11月29日(現地時間)
会場:サウジアラビア王国リヤド
<フェザー級トーナメント決勝>
○ティムール・キジリエフ(ロシア)
判定
●ブレンダン・ローナン(英国)
<女子フライ級トーナメント決勝>
○ダコタ・ディチェバ(英国)
2R 4分41秒 TKO
●タイラ・サントス(ブラジル)
<ライトヘビー級トーナメント決勝>
○ドブレト・ヤグシムラドフ(トルクメニスタン)
1R 0分58秒 TKO
●インパ・カサンガナイ(米国)
<ウェルター級トーナメント決勝>
○シャミル・ムサエフ(ロシア)
3R 1分44秒 TKO
●マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
<ライト級トーナメント決勝>
○ガジ・ラバダノフ(ロシア)
3R 2分31秒 TKO
●ブレント・プリマス(米国)
<ヘビー級トーナメント決勝>
○デニス・ゴルツォフ(ロシア)
1R 2分55秒 三角締め
●オレグ・ポポフ(ロシア)
<フェザー級>
○アブドゥラー・アル=カタニ(サウジアラビア)
1R 3分21秒 TKO
●マラオーネ・ベラグイト(モロッコ)
<ウェルター級>
○オマール・エル・ダフラウィ(エジプト)
2R 0分57秒 TKO
●モハメド・アラクラア(ヨルダン)
<女子アマチュアストロー級>
○ハッタン・アルサイフ(サウジアラビア)
2R 1分37秒 TKO
●リリア・オスマニ(アルバニア)
<MENAバンタム級トーナメント決勝>
○アリ・タレブ(スウェーデン)
1R 1分25秒 TKO
●ラシッド・ハズ(スペイン)
<MENAライト級トーナメント決勝>
○モフセン・モハマドセイフィ(イラン)
判定
●ジョルジュ・エイド(レバノン)
<ライト級>
○マンスール・バルナウイ(フランス)
3R 3分41秒 リアネイキッドチョーク
●アルフィー・デイビス(英国)
<ヘビー級>
○スリム・トラベルシ(チュニジア)
判定 2-1
●エイブラハム・バブリー(英国)
<フェザー級>
○ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
判定
●ジェレミー・ケネディ(カナダ)
<フェザー級>
○アサエル・アジュジュ(フランス)
3R 1分10秒 ギロチンチョーク
●ホセ・ペレス(米国)
<ミドル級>
○コステロ・ヴァン・ステーニス(オランダ)
1R 0分48秒 TKO
●ジョアン・ヴィトル・ダンタス(ブラジル)
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