[週刊ファイト11月14日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼トランプ勝利宣言!UFCデイナ・ホワイトThis is Karma巡り巡った絶叫
海外情報局.793 UFCカナダ ONE FF日本人活躍 ロシアACA TNA CMLL サント
他媒体にないタブーなき聖域:知覚の扉を開け!2024年11月1日~11月7日
・ブランドン・モレノ判定勝ちメインUFCカナダ・エドモントン
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トランプ勝利宣言!UFCデイナ・ホワイトThis is Karma巡り巡った絶叫
米大統領選、カラマ・ハリスは負けてしまった。マット界の専門媒体記者にせよWWE, AEW, UFCなどアメリカが担当の記者なら、チャンネルは正直この数日、ずっとCNNに固定。たまに、日本のCS放送ではすぐ隣のBBCに変えて、また戻しを繰り返したジャーナリストは多かったのではなかろうか。まして前日のラリーには、ジョン・ボン・ジョビまで駆けつけて、民主主義を破壊する議会襲撃を煽った、あの真性プロレスラーの返り咲きを絶対に阻止せよと誓い合っていたのだが・・・。
そして日本時間の午後4時過ぎ、激戦区のペンシルバニア州での敗北が明らかになると、右翼のFOX局は「当選確実」の報道に踏み切る。CNNは言葉を失い、もうお通夜のような実況中継に。そして日本時間の4時半過ぎると、CNNは「当選確実」を意地でも出さないままなのに、トランプが地元フロリダで勝利宣言の演説が始まってしまう。
協力者としてイーロン・マスクを称えたのは驚きもないのだが、次にUFCのデイナ・ホワイトが出てきて、トランプがラフなスポーツの成功を褒めだしたのはまだ序の口。自身がスピーチで絶叫を始めたのには絶句した。「これはカーマなんだ」と。これは悪い意味ではなく、巡り巡ったカムバック勝利を祝うというもの。さらに、コロナのワクチン拒否、トランプ支持、あの右傾のポドキャストを繰り返す、”The mighty and Powerful”ジョー・ローガンの名前まで絶叫して讃えたのだから、もはや唖然である。だいたい、あんな基地外のUFCスポークスマンであるジョー・ローガンと、「同じ配信プラットフォームに自分の曲があるのは嫌だ」と、大御所ニール・ヤング(ドキュメンタリー映像作家マイケル・ムーアの作品にも度々♪Rockin’ in the Free Worldが主題歌に採用)らは配信から撤退していたんだが・・・。
それにしても、マット界には影響大であるトランプ勝利なのだった。
ブランドン・モレノ判定勝ちメインUFCカナダ・エドモントン
(C)UFC
メインイベント
元フライ級チャンピオンでランキング2位のブランドン・モレノが、ランキング3位のアミール・アルバジと対戦し、次の挑戦者権をかけてオクタゴンに戻った。モレノは5ラウンドを通して優れたボクシングスキルでアルバジを圧倒し、見事な動きを見せたが、フィニッシュには至らなかった。判定勝利を収めるとともに、フライ級史上最多の有効打数記録も達成した。モレノは試合後、次のように語った。
「素晴らしい気分だ。新しい自分になった感じがする。家族と過ごしてリフレッシュする時間が必要だったんだ。前回の試合でこのパフォーマンスを見せられなかったことに少しフラストレーションを感じていたけれど、今日の試合は最高だった。カナダの皆さん、この試合を楽しんでくれたと思う。再びトップに戻りたい。タイトルを取り戻すために、これが他の選手への警告だ!」
コメインイベント
UFC女子フライ級ランキング3位のエリン・ブランチフィールドが、ランキング5位のローズ・ナマユナスとタイトル挑戦権をかけた激しい5ラウンド戦を繰り広げた。ナマユナスは最初の2ラウンドで巧みなスタンド戦を展開したが、ブランチフィールドは第3ラウンドでテイクダウンを決め、グラウンド&パウンドで攻勢に出た。第4ラウンドでは打撃とケージコントロールでリードを奪い、試合が2-2の接戦となる中で、第5ラウンドではさらにプレッシャーをかけてテイクダウンを決め、優位なトップポジションを保ちながら判定勝利を収めた。ブランチフィールドは次のように語った。
「本当にタフな試合だった。負けからの復帰だったから、どうしても勝ちたかった。私は生まれながらに強い。両親に感謝だ。第3ラウンドで彼女を倒し、プレッシャーをかけたことで、彼女が少し落ち着いたのが分かった。第4ラウンドでは自分の打撃が見えてきた気がする。(次は)アレクサ・グラッソと戦いたい。彼女は素晴らしいファイターで、ローズと同じようにずっと見てきた相手だから、ぜひ勝ちたい」
■ UFCファイトナイト・エドモントン
日時:現地時間2024年11月2日(土)、日本時間3日(日)
会場:カナダ・アルバータ州エドモントン
<フライ級>
○ブランドン・モレノ(メキシコ)
判定
●アミール・アルバジ(イラク)
<女子フライ級>
○エリン・ブランチフィールド(米国)
判定
●ローズ・ナマユナス(米国)
<ライトヘビー級>
○ブレンドソン・リベイロ(ブラジル)
判定
●カイオ・マチャド(ブラジル)
<女子フライ級>
○ジャスミン・ジャスダビシアス(カナダ)
3R 2分28秒 ダースチョーク
●アリアネ・リプスキ(ブラジル)
<ミドル級>
○ダスティン・ストルツフス(米国)
1R 4分28秒 TKO)
●マルク=アンドレ・バリオー(カナダ)
<ウェルター級>
○マイク・マロット(カナダ)
判定
●トレヴィン・ジャイルズ(米国)
ヨードレックペット逆転KO!ジョージ・ジャービス本戦契約 大田拓真&佐藤知稀ONE FF勝利
(C)ONE CHAMPIONSHIP
11月1日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONEルンピニー/フライデーファイツ85』。メインイベントでは、ラジャ&ルンピニーのムエタイ王座を同時保持し、旧KNOCK OUT王座も獲得したヨードレックペット・オー・アトチャリア(タイ)がONE7勝1敗のプンルアン・バーンレンバー(タイ)に1Rダウンを奪われるも前にでて3R左ストレートで2度のダウンを奪い返し、逆転KOで35万バーツ(1万USD、157万円)のパフォーマンスボーナスも獲得した。
(トップ写真)日本から参戦の2選手、ONE4戦めとなるNJKFの代表選手・大田拓真 (日本/新興ムエタイジム)は判定勝でONE4勝目、タイ・プーケットのTiger Muay Thai Campに拠点をおく佐藤知稀は、KO勝でONE2勝めをあげた。