[週刊ファイト11月7日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼自前ブルックリンSD 2週分#DIYトンガ退けMotor Cityマシンガン戴冠
photo by George Napolitano 編集部編
・バークレイズ・センター★ミーチンBデボンポート 戸澤明Rオズボーン
・サウジ クラウンジュエルRオートンKオーエンズ戦トリプルH承諾せよ
・試練の7番勝負カーメロ・ヘイズ-アンドラデ ケツ無しレフリーLAナイト
・トリプルHの采配ナオミ対キャンディス・レラエw/インディ・ハートウェル
・Crown Jewelグンサーw/カイザーxコディ・ローズ一触即発Rオートンも
・正夢カード実現!Motor Cityマシンガン対#DIY(Jガルガノ&Tチャンパ)
・挑戦者決定戦アレックス・シェリー&クリス・セイビンだけでもBestマッチ
・なんと続けてタンガ・ロア&タマ・トンガ王座戦にて戴冠というサプライズ
・さすが本拠地ジェイとジミー・ウーソ兄弟和解のダメ押し驚愕フィナーレ
■ WWE SmackDown
日時:10月26日(現地時間)
会場:米ニューヨーク市ブルックリン バークレイズ・センター
観衆:12,000人+(主催者発表)
8日後にはサウジアラビアにて『クラウン・ジュエル』開催のWWEなので、本拠地バークレイズ・センターで2週分のSmackDownが収録された。本誌は自前でジョージ・ナポリターノ記者を派遣。まずは生中継された分とDark Matchからを詳細する。
バークレイズ・センター★ミーチンBデボンポート 戸澤明Rオズボーン
なんといっても、現地取材の場合はダークマッチになにが選ばれていたかである。まして本拠地バークレイズ・センターともなれば、そこで誰が、どの選手が首脳陣を前にテストされたかが極めて重要になる。
まずは、ミーチン(ミア・イム)がブレア・デボンポート(ビー・プレストリー)を下すマッチメイクからだった。ふ~ん。
そして戸澤明が登場。実生活ではウィル・オスプレイと別れたビー・プレストリーが結婚した、現在NXTチェイス大学所属の英国人ライリー・オズボーンではないか。いろいろ考えていたWWEなのであった。戸澤明は、TV番組ではjobberなんだが、首脳陣の評価は極めて高い職人である。ここではNXTから上がりそうなライリーとの門番役なのでした。
サウジ クラウンジュエルRオートンKオーエンズ戦トリプルH承諾せよ
現在の流れは、ニック・オルディスGMが認めてないので、ランディ・オートンvs.ケビン・オーエンズが決まってないのだが・・・。そこでバックステージの指令塔にいるトリプルHをリング上に引っ張り出すという本編の冒頭セグメントに。まぁ要は、本拠地会場なのでトリプルHも会場に顔見世させたのだろう。
ただ、トリプルHに詰め寄るランディ・オートンに対して、「お前さんは長らく怪我で休んでいたじゃないか。まだ病み上がりなのに、ここで一生リングに立てなくなったらどうするんだ」と、ロジックで言い換えていたのが興味深い。結局、無理矢理承諾させられるのであるが・・・。
試練の7番勝負カーメロ・ヘイズ-アンドラデ ケツ無しレフリーLAナイト
その昔、ジャンボ鶴田が「試練の7番勝負」やり出して、今でも結構使われるギミック定番ではあるが、あくまでアメプロが元祖である。
NXTで認められたカーメロ・ヘイズが、AEWから出戻ったアンドラデと続行中だったのがミソであろう。しかし・・・
SmackDownはお茶の間大衆向きなので、TVマッチの試合時間が極端に短く、いわゆるプロモの時間の方がはるかに長いフォーマットなんだが、それでもこのカードはまともな尺を貰っているのみならず、専門媒体目線では大会のベストマッチと評さざるを得ない。もっともケツ自体は、レフェリーのLAナイトに誤爆したから怒ってという、ノーコンテストのうやむや決着にするところはSmackDownなのだが・・・。