ジェロム・レ・バンナ元気な姿を見せる!K-1でのキャリアに幕を下ろす

 2024年10月5日、大阪エディオンアリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2024』において、ジェロム・レ・バンナが14年ぶりのK-1参戦を果たし、試合後に引退を表明した。旧K-1時代から「K-1番長」や「ハイパー・バトルサイボーグ」の異名を持つバンナは、この大会でK-Jeeと対戦。試合は1ラウンドにK-Jeeの右ハイキックでKO負けを喫し、これが彼の最後の試合となった。

 試合後の会見でバンナは、引退について「これで引退します」と明言し、MMAなど他の競技についても「すべて終わりだ」と述べた。彼は試合内容については「自分としてはがっかりした試合だったが、見てくれたファンにとっては満足してもらえたかもしれない」と振り返った。試合後には、ファンへの感謝の言葉を述べ、「日本のファンは世界で最も素晴らしい観客だ」と、日本のファンに対して深い感謝の念を表明した。

 バンナは、旧K-1時代にピーター・アーツやアーネスト・ホースト、アンディ・フグといったレジェンドたちと名勝負を繰り広げたことで知られ、「無冠の帝王」としても名を馳せた。引退の場となったこの試合で、彼の壮絶な戦いの歴史がひとつの区切りを迎えることとなった。

 そして、年齢的に無事かどうかを心配するファンの為、公式Xで
「試合翌日のジェロム・レ・バンナです。
試合直後から意識ははっきりしていて試合の記憶もありCT検査も異常なく元気です。
帰国後すぐ自分のMMA団体KOFの番組撮影、週末スペインに飛び、今後ドバイ、タイ、日本で格闘技関連、俳優に加え様々な活躍をしていくバンナの応援をお願い致します。」
とコメントを発表し、ファンを安心させ、今後も格闘技界、そして俳優として大活躍する事になるだろう。


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