(C)AAA
10月6日(現地時間)にメキシコ合衆国ハリスコ州サポパンで「AAAエロエス・インモルタレス2024」興行が開催された。
メキシコの二大ルチャリブレ団体のひとつAAA。1992年、CMLL(当時の団体名はEMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャが独立し、メキシコシティに設立して旗揚げ戦を開催した。アメリカンプロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進めてメキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していく。
今大会は、創設者アントニオ・ペーニャを偲んで行われる秋のビッグマッチで、メインでは、団体最高峰王座AAAメガ王座戦が行われた。遂に米国人王者ニック・ネメスからメキシコに王座を取り返した現王者はアルベルト・エル・パトロン(アルベルト・デル・リオ、ドス・カラスJr.)だが、反則ローブローでの勝利、コナンがセコンドだけにルードと化している。それに対し、テクニコのラレド・キッドが挑戦する事になった。試合は当然、コナンが介入するのでリングサイドにつくことが禁止された。しかし、体格差に勝るパトロンはキッドをテーブルに叩きつけて、スプラッシュでフォール勝ち。パトロンが王座防衛を果たした。
セミファイナルは実質メインであるメキシコ国外選手で最もメキシコで成功したプロレスラーと言われるバンピーロ・カナディエンセ引退ツアー試合(※引退ツアーであり、この試合で引退ではないので今後も試合する)。バンピーロはメカウルフ、ネグロ・カサスと組んで、宿敵エル・メシアス、新生ダイナマイト兄弟(サンソン、フォラステロ)と対戦。試合は、反則を繰り返すメシアス軍に対し、なんとレジェンドであるラヨ・デ・ハリスコJr.がギターを持って現れたのだった、そしてハリスコJr.は最大のライバルだったシエン・カラスの息子たちである新生ダイナマイト兄弟に狙いを定め、ギターショット。そこで、バンピーロが蘇生し、ネイル・イン・ザ・コフィンを決めてフォール勝ち。バンピーロとハリスコJr.というレジェンド二人が競演した。
■ AAA Héroes Inmortales 2024
日時:2024年10月6日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国ハリスコ州サポパン
<AAAメガ王座タイトルマッチ>
〇アルベルト・エル・パトロン(王者)
ピンフォール
●ラレド・キッド(挑戦者)
<6人タッグマッチ>
○バンピーロ・カナディエンセ、メカウルフ、ネグロ・カサス
ピンフォール
●エル・メシアス、新生ダイナマイト兄弟(サンソン、フォラステロ)
<AAAクルーザー級王座タイトルマッチ>
○マット・リドル(王者)
ピンフォール
●エル・フィスカル(挑戦者)
<6人タッグマッチ>
○東京バッドボーイズ(ノブ・サン、SB KENTo、TAKUMA)
ピンフォール
●ニーニョ・ハンブルゲサ、エピデミウス・ジュニア、ディナミコ
<AAA世界ミクスド王座タイトルマッチ>
○ディケイ(クレイジー・スティーブ&ハボック)(挑戦者)
ピンフォール
●アビスモ・ネグロJr.、フラマー(王者)
<アントニオ・ペーニャ杯>
優勝:チカ・トルメンタ
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