(C)ONE Championship
9月27日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで定期開催中の『ONEルンピニー/フライデーファイツ81』の前日公式計量と体水分(ハイドローションテスト)※が終了。全選手が計量とハイドレーションテストをパスして今夜の決戦に臨む。今大会は、日本時間に忖度しての日本4選手は第1~第4試合と連続する。
注目の元K-1階級王者の武尊のONE2戦目は、ラウェイ出身のタン・ジン(ミャンマー)で、ラウェイ世界大会LWC(ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ)2016年&2017年60㎏王者でILFJ日本大会にも常連選手として活躍、眼疾で無敗のまま引退したトゥン・ルイン・モーの実弟である。ラウェイでは2023年SKY NET シューアウンラン・トーナメント60㎏王者などの実績にカンボジアのクン・クメールにも参戦して1勝1敗の戦績がある強打の選手だが、グローブをつけての3戦目で初となる肘なし・首相撲制限のあるONEキックボクシングルールでトップクラスの武尊との対戦は不利予想だが、勝てばランキング上位に入ることは間違いなく、どこまでONEキックルールに適応して闘うのかも見どころである。現在ラウェイ業界が低迷していることもあり、同大会で一足先に活躍して本戦契約したソー・リン・ウーやキャリア後半になってきたアメリカ在住の元ONE MMA王者アウンラ・ラ・ンサンの同胞に続きたいと語り、ファイトマネーの一部を現在台風被害にある母国ミャンマーへの寄付と兄(トゥン・ルイン・モー)の目の治療、家族の為に使いたいと語っている。
タイではバンコクのサティアン・ムエタイキャンプでトレーニングを行ったソー・リン・ウーとタン・ジン
ONEルンピニー/フライデーファイト大会は2部大会ともいえるが、今大会は本戦メインクラスの選手も多く出場する。スーパーボン(ONEムエタイフェザー級1位、キックボクシング同級暫定王者)vs.“スモーキン”ジョー・ナタウット(ONEムエタイフェザー級2位)のトップ戦線対決に、元ONEキックボクシング王者で現2位の秋元皓貴、サムエーやノンオーの元ONE王者に、ミャンマー打撃選手初の本戦契約となったソー・リン・ウー(171㎝)が長身のナビル・アナン(192㎝)と対戦する。ソー・リン・ウーは、日本ラウェイ大会にも参戦した70㎏近位トップ選手だが、ONEでは65.8㎏に体重を調整して3連勝3KO、ラウェイ戦でパコーンやソッガオ、現在日本でトレーナー兼・選手のファーパーヤップにKO勝している。ナビル・アナンは、この階級規格外の長身でONE4連勝中。2020年8月28日判定有ラウェイWLCでミャンマー選手に判定勝をおさめており、勝者は、王者スーパーレック・キアトモー9(タイ) への挑戦も見えてくる。
※全選手は大会の24~48時間前に計量とハイドレーションテストの両方を受けるハイドレーションテストでは、尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が検査され、選手の体水分状態が基準内(尿比重1.0250以下)かどうかを確認する。要は尿が濃い状態だとパスできない
階級
ヘビー級:102.2〜120.2㎏/225-265lbs
ライトヘビー級:93.1〜102.1㎏/205-225lbs
ミドル級:84.0〜93.0㎏/185-205lbs
ウエルター級:77.2〜83.9㎏/170-185lbs
ライト級:70.4〜77.1㎏/155-170lbs
フェザー級:65.9〜70.3㎏/145-155lbs
バンタム級:61.3〜65.8㎏/135-145lbs
フライ級:56.8〜61.2㎏/125-135lbs
ストロー級:52.3〜56.7㎏/115-125lbs
アトム級:47.7〜52.2㎏/105-115lbs
■ ONE Lumpinee/Friday Fights 81
日時:2024年9月27日(金)19:30(ICT)/21:30(JST)予定
会場:タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
主催:ONE Championship
配信:U-NEXT 21:15 配信開始 / 21:30 開演予定 https://video.unext.jp/freeword?query=ONE+Championship&lc=LIV0000006283
現地観戦チケット:https://www.thaiticketmajor.com/sport/one-lumpinee-81.html
<メインイベント第12試合 ONEムエタイ フェザー級 3分3R>
スーパーボン(タイ/ONEムエタイ同級1位 &キックボクシングフェザー級暫定王者)※OE5勝2KO2敗 Superbon (153.60 lbs, 1.0237)
・ONEキックボクシングフェザー級暫定王者
・元ONEキックボクシングフェザー級王者
vs.
ジョー・ナタウット(タイ/ONEムエタイ同級2位 )※ONE6勝2KO6敗 Jo Nattawut (153.20 lbs, 1.0074)
・ライオンファイト2階級(スーパーウェルター & ミドル級)王者
・WMCスーパーライト級王者
・WPMFスーパーライト級王者
<コーメインイベント第11試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
ノンオー・ハマ(タイ/ONEムエタイ同級3位&キックボクシング同級5位)※ONE11勝5KO2敗 Nong-O Hama (144.60 lbs, 1.0176)
・元ONEムエタイ バンタム級王者
vs.
カムラン・ナバティ(ロシア) Kiamran Nabati (145.00 lbs, 1.0132)
<第10試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
ナビル・アナン(アルジェリア/タイ/ONEムエタイ同級4位)※ONE4勝2KO1敗、WLCラウェイ1勝 -Nabil Anane (144.80 lbs, 1.0136)
・2021 WKNインターコンチネンタル王者
・2018 WPMF(世界プロムエタイ連盟) -40 kg級優勝[ 24 ]
・2022 WBCムエタイ(世界ボクシング評議会ムエタイ)フェザー級(126ポンド)世界王者
・2023 WBCムエタイライト級(135ポンド)世界王者
アマチュア
・2017 IFMA(国際ムエタイ協会)世界選手権 ユース(12〜13歳)-38 kg金メダル
vs.
ソー・リン・ウー(ミャンマー)※ILFJ日本大会1勝1分、ONE3勝3KO စိုးလင်းဦး-Soe Lin Oo (143.80 lbs, 1.0242)
・2010年ゴールデンベルト60㎏王者
・2010年ロイヤルクラブ・チャレンジファイト王者(ベルト)
・2010年ダゴン旗王者(セカンドクラス)
・2011年ダゴン旗王者(スペシャル)
・2018年最多KO賞 (トロフィー)
・2019年最高選手
・ラウェイ69kg級世界王者
戦績(把握範囲)
125戦71勝(68KO)3敗51引分
身長差20㎝以上となる両者の対戦
<第9試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
スーブラック・トー・プラン(タイ)Suablack Tor Pran49 (144.80 lbs, 1.0229)
vs.
クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)※ONE7勝4KO5敗1無効試合 Kulabdam Sor Jor Piek Uthai (144.60 lbs, 1.0217)
・元プロムエタイ協会ライト級王者
・元ルンピニースタジアム認定ライト級王者
<第8試合 ONEムエタイ ストロー級 3分3R>
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)※ONE6勝4KO3敗 Sam-A Gaiyanghadao (124.00 lbs, 1.0140)
・元ONEムエタイ(2回)&キックボクシング ストロー級王者
・元ONEムエタイ フライ級王者
・ラジャダムナン & ルンピニースタジアム認定複数階級王者
vs.
アクラム・ハミディ(アルジェリア)Akram Hamidi (123.60 lbs, 1.0214)
<第7試合 ONEムエタイ フェザー級 3分3R>
シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)Shadow Singha Mawynn (154.60 lbs, 1.0210)
vs.
モハメド・シアサラニ(イラン)Mohammad Siasarani (153.20 lbs, 1.0199)
<第6試合 ONEムエタイ 140ポンド(63.5㎏)契約 3分3R>
スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ)※ONE2勝2KO2敗 Suakim Sor Jor Tongprajin (139.80 lbs, 1.0248)
・ルンピニースタジアム認定3階級(バンタム級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級)王者
vs.
オーティス・ワグホーン(英国)Otis Waghorn (140.00 lbs, 1.0226)
<第5試合 133ポンド(60.33㎏)契約 3分3R>
ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ)Jaosuayai Mor Krungthepthonburi (132.80 lbs, 1.0245)
vs.
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)Suriyanlek Por Yenying (132.60 lbs, 1.0188)
<第4試合 ONEキックボクシング フライ級 3分3R>
世川武尊/武尊(たける)(日本/team VASILEUS/ONEキックボクシング同級2位)※ONE1敗 Takeru Segawa (134.40 lbs, 1.0087)
・ISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王者 &KGP(MTGPキックボクシング王座)ライト級王者
・K-1 WORLD GP 三階級世界王者
・初代Krush 58kg王者
生年月日:1991年7月29日/33歳
身長168㎝
vs.
タン・ジン-သန့်ဇင်-Thant Zin(ミャンマー/Taw Win Ayeyar)※ONE2勝2KO Thant Zin (134.60 lbs, 1.0185)
・2023年SKY NET シューアウンラン・トーナメント60㎏王者
年齢19歳
身長170㎝
<第3試合 ONEキックボクシング バンタム級 3分3R>
秋元皓貴(日本/POWER OF DREAM/ONEキックボクシング同級2位)※ONE6勝3敗 Hiroki Akimoto (143.60 lbs, 1.0014)
・元ONEキックオフ・バンタム級王者
・元WBCムエタイ日本フェザー級王者
・元MA日本フェザー級王者
vs.
イリアス・エナッシ(オランダ / モロッコ)※ONE4勝2KO Ilias Ennahachi (144.00 lbs, 1.0244)
・元ONEキックボクシングフライ級王者
<第2試合 ONEムエタイ 132ポンド(59.87㎏) 3分3R>
小笠原瑛作(日本/クロスポイント吉祥寺)※ONE2勝1KO1敗 Eisaku Ogasawara (130.60 lbs, 1.0031)
vs.
リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)※ONE3勝3KO3敗 Rittidet Sor Sommai (131.40 lbs, 1.0206)
<第1試合 ONEキックボクシング フライ級 3分3R>
陽勇(日本/TEAM3K)※ONEデビュー戦 Hyu (133.80 lbs, 1.0160)
vs.
ユセフ・エサード(アルジェリア)※ONEデビュー戦 Youcef Saad (134.2 lbs, 1.0185)