[週刊ファイト10月3日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼新展開の嵐GLEAT動く! 山村武寛 鈴木鼓太郎 愛鷹力 ブランカ真帆
photo & text by 西尾智幸
・新しい選手、新しいユニット・・・今、変わりつつある
・道端剛史初登場、いつかブランカ真帆とGLEATでバチバチを!
・愛鷹力がGLEAT入団を熱望も言う相手を間違える
・鈴木鼓太郎9月22日付けでGLEAT正式入団
・山村武寛ストハー完全卒業
・10月6日の大阪MEGAにむけて
新展開の嵐GLEAT動く! 山村武寛 鈴木鼓太郎 愛鷹力 ブランカ真帆
■ G PROWRESTLING Ver.77
日時:2024年9月22日(日) 14時開始
場所:大阪・梅田ステラホール
観衆:227人
9月22日に行われたGLEAT大阪大会。今、いくつかの新しい動きがありGLEATはまた一歩前進しようとしている。
今回は、1試合目から振り返っていきたい。
《GLEATオープニングバトル ◆G PROWRESTLING【タッグバトル】20分1本勝負》
井土徹也
○大門寺崇
8分52秒 ブラックレイン⇒片エビ固め
鬼塚一聖
●道端剛史
週刊ファイトでは、BACHI×BACHIでおなじみの道端剛史がこの日GLEAT初参戦。結果、大門寺の強烈なブラックレインに沈んでしまったが、元々MMA出身の道端はリデットUWFルールにも興味があるようで、次回参戦も期待したいところ。師事する池本誠知とのタッグや対戦も面白いと思う。また、井土徹也や飯塚優らとの若手との対決も見ものだ。
《第2試合 ◆G PROWRESTLING【シングルバトル】20分1本勝負》
○MICHIKO
10分20秒 旋回式ツームストン・パイルドライバー⇒体固め
●ブランカ真帆
8・21後楽園大会に続きGLEAT、2度目の参戦。このあと名古屋も控え徐々にレギュラー化している。道端とのBACHI×BACHIも好評のブランカ真帆。
デビュー1年にも満たない真帆が、負けたとはいえキャリア10年のMICHIKOとシングルで渡り合えているところは、彼女の努力とセンスの賜物だと言える。今回、ほかの選手からの試合評価も高かったようだ。しかし、それでも自身では満足していない真帆は常に上を向いている。
過去にも書いたが、花園桃花、大門寺崇、菊池悠斗を初めて見た時、全くタイプは別々だが、この選手達は大阪でくすぶっている選手ではないと思った。その後花園はスターダム、OZなど引っ張り凧、大門寺はGLEAT、大日本や小橋建太のFortuneDream、菊池もWDWシングル王座を取り、今はNOAHにも上がっている。
次に関西を飛び出すのはブランカ真帆だとデビュー戦を観た時から記者は思った。その後、大日本、PURE-J、GLEATなどにも参戦し始めた。ぜひ今後の動きにもご注目頂きたい。
《第3試合 ◆G PROWRESTLING【タッグバトル】20分1本勝負》
ブラスナックルJUN
○クリス・ヴァイス
10分43秒 パッケージ・パイルドライバー⇒片エビ固め
ハートリー・ジャクソン
●佐藤恵一
ルーツを辿って行くと、一時期VOODOO-MURDERSだったヴァイスとジャクソン。大型対決は立っているだけでも迫力がある。
そして、だんだんキャラも立ってきたブラスナックルJUN。トドメはヴァイスだったが、ダウンしている佐藤に「ザコ」と書いた紙を当てて、スマホで撮影。試合後、Xにアップしていた。
《第4試合 ◆LIDET UWF【ダブルバウト】20分1本勝負》
田中稔
○池本誠知
8分25秒 ブラジリアンハイキック⇒KO
飯塚優
●愛鷹力
池本の参戦は大阪が殆どなので、同じ格闘技系として愛鷹と当たる事が多い。今回は、UWFルールとなったが、普段からバチバチな闘いなので、特に試合内容がルールで大きく変わった感じではなかった。とにかく2人が向き合うと熱い。しかし、プロレスデビュー1年に満たない愛鷹は池本の強烈な蹴りニ発でマットに沈んでしまった。
試合後、愛鷹はマイクを持ち「負けたけどプロレスは楽しい! 勝ったらどんなに楽しいか。もっとどっぷり浸かりたいので稔さん、GLEATに入団させて下さい‼」と真顔で懇願。
しかし田中は「熱い気持ちは解ったけど…。俺に言われても…」会場イイ感じで爆笑!
更に、「愛鷹さん、飯伏プロレス研究所の所属でしょ? まず飯伏さんに話して…」と筋道の話しをして「飯伏選手知ってるんですよね?」と問いかけると、少し間をあけ、愛鷹は「…いや知らないです」また会場爆笑‼
続けて愛鷹「(鈴木)社長にも言ってないです」
真顔での天然風ボケがちょっとコントのようなやりとりになり、会場を沸かせた。
その後バックステージの田中がコメントしている途中に愛鷹が入ってきて再び「GLEATに入団させて下さい‼」
田中「だから、俺に言われても何の権限もないので…」と中々の掛け合いであった。
この試合&バックステージはGLEAT公式Youtubeでも観れるので、ぜひご覧あれ。