[ファイトクラブ]ONE FF武尊ラウェイ上昇選手にKO勝!日本2勝2敗 ソー・リン・ウー苦敗 スーパーボン勝

[週刊ファイト10月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ONE FF武尊ラウェイ上昇選手にKO勝!日本2勝2敗 ソー・リン・ウー苦敗 スーパーボン勝
 (C)ONE Championship by 紅闘志也
・武尊ONE2戦目はラウェイ上昇選手
・ラウェイ日本大会でも常連選手の弟!
・ミャンマー選手初の肘なし・首相撲制限キック戦!
・20㎝以上の身長差!
・タイ在住のミャンマー人も多数応援
・現地報道とコメント


 

 9月27日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONEルンピニー/フライデーファイツ81』。第12試合メインは本戦メインクラスのスーパーボン(ONEムエタイフェザー級1位、キックボクシング同級暫定王者)が“スモーキン”ジョー・ナタウット(ONEムエタイフェザー級2位)に1R縦肘でKO勝、昨年ONEムエタイフェザー級タイトル戦で敗退しているタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)へのリベンジ戦をアピールした。

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スーパーボンは5万ドル(約710万円/160万バーツ)のパフォーマンスボーナスを獲得した。

パフォーマンスボーナス35万バーツ(約153万円、約10,000 USD)を獲得した左手側から第9試合クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)第8試合サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)

 ミャンマー打撃選手初の本戦契約となったソー・リン・ウーは、長身(192㎝)のナビル・アナン(アルジェリア/タイ)のリーチ差を攻略できず判定敗け、日本から参戦の4選手は、注目の武尊ONE2戦目は、ONEキックルール初のラウェイ選手タン・ジンに2RKO勝、元ONEキック王者の秋元皓貴は、イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)に1Rパンチでダウンを奪われ判定敗けでONE3連敗、小笠原瑛作も判定敗けでONE2敗目(通算2勝1KO1敗)、フルコンタクト空手の実績からキック転向後も無敗の陽勇(ひゆう)は3-0判定勝でONEデビューを飾った。

階級
ヘビー級:102.2〜120.2㎏/225-265lbs
ライトヘビー級:93.1〜102.1㎏/205-225lbs
ミドル級:84.0〜93.0㎏/185-205lbs
ウエルター級:77.2〜83.9㎏/170-185lbs
ライト級:70.4〜77.1㎏/155-170lbs
フェザー級:65.9〜70.3㎏/145-155lbs
バンタム級:61.3〜65.8㎏/135-145lbs
フライ級:56.8〜61.2㎏/125-135lbs
ストロー級:52.3〜56.7㎏/115-125lbs
アトム級:47.7〜52.2㎏/105-115lbs
※全選手は大会の24~48時間前に計量とハイドレーションテストの両方を受けるハイドレーションテストでは、尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が検査され、選手の体水分状態が基準内(尿比重1.0250以下)かどうかを確認する。要は尿が濃い状態だとパスできない


■ ONE Lumpinee/Friday Fights 81
日時:2024年9月27日(金)19:30(ICT)/21:30(JST)予定
会場:タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
主催:ONE Championship
配信:U-NEXT 21:15 配信開始 / 21:30 開演予定 https://video.unext.jp/freeword?query=ONE+Championship&lc=LIV0000006283
現地観戦チケット:https://www.thaiticketmajor.com/sport/one-lumpinee-81.html

<メインイベント第12試合 ONEムエタイ フェザー級 3分3R>
○スーパーボン(タイ/ONEムエタイ同級1位 &キックボクシングフェザー級暫定王者)※OE5勝2KO2敗 Superbon (153.60 lbs, 1.0237)
・ONEキックボクシングフェザー級暫定王者
・元ONEキックボクシングフェザー級王者
 1RKO 1分43秒
●ジョー・ナタウット(タイ/ONEムエタイ同級2位 )※ONE6勝2KO6敗 Jo Nattawut (153.20 lbs, 1.0074)
・ライオンファイト2階級(スーパーウェルター & ミドル級)王者
・WMCスーパーライト級王者
・WPMFスーパーライト級王者

 接戦が予想されたが、早い決着に一級戦同士の“触れれば切れる”ような凄みを魅せた試合となった。

<コーメインイベント第11試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
●ノンオー・ハマ(タイ/ONEムエタイ同級3位&キックボクシング同級5位)※ONE11勝5KO2敗 Nong-O Hama (144.60 lbs, 1.0176)
・元ONEムエタイ バンタム級王者
 判定0-3
○カムラン・ナバティ(ロシア) Kiamran Nabati (145.00 lbs, 1.0132)

 ルンピニースタジアム4階級制覇、ラジャダムナンスタジアム王座も獲得してONEムエタイ王座も獲得しているノンオー・ハマ(タイ)だが、無敗のONE参戦3勝1KOのカムラン・ナバティ(ロシア)が終始パンチで圧力をかけ判定勝利でランキング上位進出を確約した。

<第10試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
○ナビル・アナン(アルジェリア/タイ/ONEムエタイ同級4位)※ONE4勝2KO1敗、WLCラウェイ1勝 -Nabil Anane (144.80 lbs, 1.0136)
・2021 WKNインターコンチネンタル王者
・2018 WPMF(世界プロムエタイ連盟) -40 kg級優勝[ 24 ]
・2022 WBCムエタイ(世界ボクシング評議会ムエタイ)フェザー級(126ポンド)世界王者
・2023 WBCムエタイライト級(135ポンド)世界王者
アマチュア
・2017 IFMA(国際ムエタイ協会)世界選手権 ユース(12〜13歳)-38 kg金メダル
 判定3-0
●ソー・リン・ウー(ミャンマー)※ILFJ日本大会1勝1分、ONE3勝3KO စိုးလင်းဦး-Soe Lin Oo (143.80 lbs, 1.0242)
・2010年ゴールデンベルト60㎏王者
・2010年ロイヤルクラブ・チャレンジファイト王者(ベルト)
・2010年ダゴン旗王者(セカンドクラス)
・2011年ダゴン旗王者(スペシャル)
・2018年最多KO賞 (トロフィー)
・2019年最高選手
・ラウェイ69kg級世界王者
戦績(把握範囲)
125戦71勝(68KO)3敗51引分

 この階級では192㎝と規格外の身長をほこるナビル・アナン(アルジェリア/タイ)とラウェイ70㎏以下トップ選手のソー・リン・ウー(171㎝)の試合は、20㎝以上の身長差があるナビル・アナンが、離れては蹴りとストレート系パンチ、ソー・リン・ウーは接近しての打ち合いの持ち込みたいが、前進すると膝を合わされ、自分の土俵に持ち込めず3-0の判定敗けでONEでのKO連勝は3でストップ。ナビル・アナンは5連勝2KOで、ONE参戦初戦(2023年6月23日「ONE FF 22」)でKO敗けした現ONEムエタイバンタム級王者スーパーレック・キアトモー9(タイ)への挑戦もみえてきた。

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<第9試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R>
●スーブラック・トー・プラン(タイ)Suablack Tor Pran49 (144.80 lbs, 1.0229)
 3RKO 57秒
○クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)※ONE7勝4KO5敗1無効試合 Kulabdam Sor Jor Piek Uthai (144.60 lbs, 1.0217)
・元プロムエタイ協会ライト級王者
・元ルンピニースタジアム認定ライト級王者

クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)が3R左フックでKO勝、35万バーツ(約153万円)のボーナスを獲得した。

<第8試合 ONEムエタイ ストロー級 3分3R>
○サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)※ONE6勝4KO3敗 Sam-A Gaiyanghadao (124.00 lbs, 1.0140)
・元ONEムエタイ(2回)&キックボクシング ストロー級王者
・元ONEムエタイ フライ級王者
・ラジャダムナン & ルンピニースタジアム認定複数階級王者
 1RKO 1分22秒
●アクラム・ハミディ(アルジェリア)Akram Hamidi (123.60 lbs, 1.0214) ※K-1日本大会1敗(2018年9月24日 武居 由樹に1RKO敗け)ONE2勝2KO1敗
・ISKA世界フライ級(-53.5kg)王者
・WBCムエタイインターコンチネンタル・バンタム級(-53.5kg)王者
・WKN世界フライ級(-55kg)王者
・WKN欧州バンタム級(-53.5kg)王者
・PHENIXムエタイ-54kg王者
・AFMTバンタム級(-53.5 kg) 王者

ベテランのサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)が、日本のK-1で現国際式ボクシングWBO世界バンタム級王者 武井由樹とも対戦したアクラム・ハミデイ(アルジェリア)に左ストレート一撃でKO勝。35万バーツ(約153万円)のボーナスを獲得した。

<第7試合  ONEムエタイ フェザー級 3分3R>
○シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)Shadow Singha Mawynn (154.60 lbs, 1.0210)
 判定3-0
●モハメド・シアサラニ(イラン)Mohammad Siasarani (153.20 lbs, 1.0199)

<第6試合 ONEムエタイ 140ポンド(63.5㎏)契約 3分3R>
○スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ)※ONE2勝2KO2敗 Suakim Sor Jor Tongprajin (139.80 lbs, 1.0248)
・ルンピニースタジアム認定3階級(バンタム級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級)王者
 判定2-0
●オーティス・ワグホーン(英国)Otis Waghorn (140.00 lbs, 1.0226)

 日本では那須川天心との2戦(2敗)、RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー(韓国)との激戦逆転KO勝などでも馴染みあるスアキムとONE初戦でコンクライ・ソー・ソンマイ(タイ)をKOしてボーナスも獲得しているオーティス・ワグホーン(英国)はダウンの応酬となる激戦で、2度ダウンを奪ったスアキムが2-0のマジョリティ勝利をおさめた。

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<第5試合 133ポンド(60.33㎏)契約 3分3R>
○ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ)Jaosuayai Mor Krungthepthonburi (132.80 lbs, 1.0245)
 判定3-0
●スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)Suriyanlek Por Yenying (132.60 lbs, 1.0188)

 日本のK-1に参戦経験ある選手同士の対戦は、ジャオスアヤイが3-0の判定勝

<第4試合 ONEキックボクシング フライ級 3分3R>
世川武尊/武尊(たける)(日本/team VASILEUS/ONEキックボクシング同級2位)※ONE1敗 Takeru Segawa (134.40 lbs, 1.0087)
・ISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王者 &KGP(MTGPキックボクシング王座)ライト級王者
・K-1 WORLD GP 三階級世界王者
・初代Krush 58kg王者
生年月日:1991年7月29日/33歳
身長168㎝
 2RKO 2分47秒 ※右左フック 2R武尊はボディへの左前蹴りでダウンを奪う、1Rタン・ジンは左フックでダウン先取
タン・ジン-သန့်ဇင်-Thant Zin(ミャンマー/Taw Win Ayeyar)※ONE2勝2KO Thant Zin (134.60 lbs, 1.0185)
・2023年SKY NET シューアウンラン・トーナメント60㎏王者
年齢19歳
身長170㎝

 注目の元K-1階級王者の武尊のONE2戦目の相手、ラウェイ出身のタン・ジン(ミャンマー)は、ラウェイ世界大会LWC(ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ)2016年&2017年60㎏王者でILFJ日本大会にも常連選手として活躍、眼疾で無敗のまま引退したトゥン・ルイン・モーの実弟である。ラウェイでは2023年SKY NET シューアウンラン・トーナメント60㎏王者などの実績にグローブマッチでは、カンボジアのムエタイ「クン・クメール」にも参戦して1勝1敗の戦績がある強打の選手。武尊 当初の相手が負傷欠場の為、巡ってきたチャンスだが、グローブをつけての3戦目で初となる肘なし・首相撲制限のあるONEキックボクシングルールでトップクラスの武尊との対戦は、当初から不利予想だった。試合は武尊が、右カーフキックを数発当てて、バランスを崩す場面もあったが、踏み込みの早いタン・ジンはワンツーから踏み込んでサウスポーになっての左フックでダウンを先取。武尊も「ダメージはなかったが、スピードもあってビックリした」と試合後語っており、2R 総合力で上回る武尊がカーフキック、パンチ、膝をヒットさせていき、ボディへの左前蹴りでダウンを奪い返す、立ち上がるもダメージのあるタン・ジンを左右フックで叩き込みKO勝で復帰戦をKOで飾った。



試合後にはリングサイドで観戦していたロッタンもリングにあがり、フェイスオフ。試合後のコメントでも「格闘技人生で一番の打ち合いをして、最高のKOを見せます」と意欲をみせた。

<第3試合 ONEキックボクシング バンタム級 3分3R>
●秋元皓貴(日本/POWER OF DREAM/ONEキックボクシング同級2位)※ONE6勝3敗 Hiroki Akimoto (143.60 lbs, 1.0014)
・元ONEキックオフ・バンタム級王者
・元WBCムエタイ日本フェザー級王者
・元MA日本フェザー級王者
 判定0-3 ※イリアスは1R左フックでダウンを奪う
○イリアス・エナッシ(オランダ / モロッコ)※ONE4勝2KO Ilias Ennahachi (144.00 lbs, 1.0244)
・元ONEキックボクシングフライ級王者
・2016年Enfusion -60kg王者
・2016年BLADE 61kg王者
・2018年WFL -63kg王者

<第2試合 ONEムエタイ 132ポンド(59.87㎏) 3分3R>
●小笠原瑛作(日本/クロスポイント吉祥寺)※ONE2勝1KO1敗 Eisaku Ogasawara (130.60 lbs, 1.0031)
 判定0-3
○リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)※ONE3勝3KO3敗 Rittidet Sor Sommai (131.40 lbs, 1.0206)

<第1試合 ONEキックボクシング フライ級 3分3R>
○陽勇(日本/TEAM3K)※ONEデビュー戦 Hyu (133.80 lbs, 1.0160)
 判定3-0
●ユセフ・エサード(アルジェリア)※ONEデビュー戦 Youcef Saad (134.2 lbs, 1.0185)

ラウェイ選手2敗現地の報道は!

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