TNA iMPACT! ムース組勝利JDCザ・システム加入 KUSHIDA屈辱敗

(C)TNA

 9月5日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
 今放送のオープニングでは、PPV大会でベビーフェイス軍に反則を使って勝利し、雪辱を果たしたヒール軍団ザ・システム (ムース & ブライアン・マイヤーズ & エディ・エドワーズ & アリーシャ・エドワーズ) がリングでアピールした。リーダーのムースは前王者という事もあり、現在、ニック・ネメスが保持するTNA世界王座への挑戦が決定している。アリーシャは、前TNA世界タッグ王者のエドワーズ&マイヤーズは王座挑戦のリマッチがあると主張し、更にムースは現在ザ・システムのサポートメンバーのJDCは本日のタッグ戦で勝利すれば正式メンバーになるが敗れれば脱落も宣言した。

 そしてメインでは、ムースのアピール通り、ムースがザ・システムのサブメンバーであるJDCと組んで、ジョー・ヘンドリー、マイク・サンタナとタッグマッチで激突した。ヘンドリーは敗れたとは言え、ザ・システムのエディ・エドワーズが反則のローブローでヘンドリーのパートナー、マット・ハーディーに勝利しただけなので、納得しておらず、今回の試合で雪辱したいところだ。ヘンドリーと因縁が生まれたアレキサンダーが、リングサイドに陣取り、やはりヘンドリーがリング下に落ちた時に急所打ち。なんとかサンタナがフォローに入るも、ヘンドリーはダメージで立ち上がれず、最後はサンタナがムース必殺のスピアーを食らってしまう。結果、ムースのフォール勝ちして、ザ・システムの勝利。これでJDCはザ・システムの正式メンバーとなり、アレキサンダーは憎いヘンドリーを負けさせた事で不敵な笑みを浮かべた。

 怪物PCOの恋人であるステフ・デ・ランダーにちょっかいを出しているマット・カルドナだが、遂に両者が直接対決する事となった。カルドナはもっと早くPCOとの交際を邪魔すべきだったと語るが、ランダーは確かにTNA入団でカルドナが口をきいてくれた事には感謝してるが、現在の地位は自分の努力でなったもので、自分はカルドナの所有物ではないとアピール。両者の関係は修復不可能のようだ。

 ノックアウト王者であるジョーダン・グレイスが挑戦者を募るオープンチャレンジを呼び掛けたが、ここでカルメン・ペトロヴィッチが名乗りを上げた。試合はジャガーノートドライバーでグレイスがフォール勝ち。ノックアウト王座防衛を果たした。

 またKUSHIDAとラレド・キッドという新日本プロレス対AAAの対戦が組まれていたが、試合前にジョシュ・アレキサンダーが二人を襲い試合をぶち壊した。怒ったKUSHIDAはアレキサンダーにシングルマッチを要求するが、試合はアレキサンダーがアンクルロックから必殺のC4スパイクを決めてフォール勝ち。ヒールとして常軌を逸脱した行動を繰り返すアレキサンダーに対し、ヘンドリーが不快感を示し、この両者の抗争がスタートしそうだ。

■ TNA iMPACT!
日時:2024年9月5日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング

<タッグマッチ>
○ザ・システム(ムース&JDC)
 ピンフォール
●ジョー・ヘンドリー、マイク・サンタナ

<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
 ピンフォール
●ジェイク・サムシング

<タッグマッチ>
○ザカリー・ウェンツ、スピーボール・マイク・ベイリー
 ピンフォール
●ザ・グッド・ハンズ

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ジョーダン・グレイス(王者)
 ピンフォール
●カルメン・ペトロヴィッチ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー
 ピンフォール
●KUSHIDA

<シングルマッチ>
-KUSHIDA
 ノーコンテスト
-ラレド・キッド

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