■「大阪プロレス 大阪夏の陣2024」
日時:7月21日(日)13:00開始
会場:アゼリア大正ホール
観衆300人(超満員札止め)
<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>
○菊池悠斗
8分18秒 トラースキック→片エビ固め
●佐野蒼嵐
※闇落ちした菊池の奇襲から始まった第一試合は持参した霧吹き乱射で佐野は二日連続ずぶ濡れ状態に。観客の神経を逆撫でするかのように挑発をしつつ的確に佐野にダメージを与える。佐野も意地をみせて反撃するが、菊池の余裕を奪うまでには至らず最後はトラースキック一閃で貫録勝ち。
<第2試合 シングルマッチ30分1本勝負>
△入江茂弘
9分11秒 不適切→ノーコンテスト
△大坂丈一郎
※珍しい顔合わせによる一騎撃ちは、のっけから城主ワールド全開で調子に乗った所を場外乱闘でお仕置き。しかしいつものチ●チ●を巡る攻防にレフェリーが巻き込まれてからはますますカオスな状況に。怒った入江がゴングを持ち出し収拾不能な状況へ。しまいにはレフェリーの制止を振り切ってゴングを抱えたまま倒れたレフェリーに木槌を持った両者が倒れこみ意識を取り戻したレフェリーがあまりにも不適切な試合展開に無効試合の裁定を下した。
<第3試合 タッグマッチ30分1本勝負>
○ゼウス&松房龍哉
16分12秒 ジャックハマー→片エビ固め
●クワイエット・ストーム&TORU
※8/24での無差別級タイトルマッチ前哨戦第2ラウンドは前日の借りを返さんと意気込むゼウスの奇襲でスタート。今日もゼウスとストームが互いを意識しあってバチバチにやりあい会場全体を使ったド派手な場外乱闘を繰り広げる。前日のライトヘビー級王座戦のダメージが残る松房が捕まる展開に焦れるゼウスが怒りの反撃もRogue nationは椅子攻撃で阻止する。再び椅子を持ち出したRogue nationがゼウスに椅子を振り落とそうとした所をゼウスは寸前で回避して同士討ちに。その隙にゼウスが大ダメージのストームに必殺フルコースで仕留め前哨戦の一勝一敗のイーブンにした。
<第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負>
○スペル・デルフィン&えべっさん&大阪万博マシーン
11分19秒 スイングDDT→デルフィンクラッチ
●ザ・ボディガー&くいしんぼう仮面&タコヤキーダー
※スパイダーの欠場により急遽創始者デルフィンが参戦となったことで久々本戦出場の万博マシーンに歴代の大阪プロレス所属選手の魂が憑依する。これぞ大阪プロレスを体現する楽しいプロレスが繰り広げられる中、最後はデルフィンの伝家の宝刀で大団円。
<第5試合 大阪プロレスタッグ選手権試合 時間無制限1本勝負>
<チャンピオンチーム>
○ビリーケン・キッド&ツバサ
20分02秒 ベルティゴ→エビ固め
<チャレンジャーチーム>
●タイガースマスク&HUB
※チャンピオンチームが初防衛に成功。あの頃の大阪プロレスの力をみせつけるべく実現した至高の一戦。王者組に挑戦するのは2022年グローカルタッグトーナメント優勝チームの二人。序盤こそSNSでやりあってたツバサとタイガースが激しくやりあうが今日はタイトルマッチだから両者正攻法で渡り合う。緊張感溢れるスリリングな試合に観衆も固唾を飲んで見守る。互いをよく知るだけに高度な技の読み合いと応酬で次第に試合はヒートアップしていく。誰が勝ってもおかしくないハイレベルな戦いに館内大興奮、感嘆と声援が鳴りやまない状況に。大技の応酬の末、最後はビリーの必殺技がガッチリ決まり辛うじて初防衛に成功した。
《試合後》
順にマイクを持った4者。ビリーは合宿所時代を過ごした仲間で22年後にこれだけの試合をできた喜びを、HUBはこの試合を通じてタッグベルトへの欲が生まれたことを、タイガースはツバサとの最後の試合と心に決めて挑んだことを、そしてツバサはこの戦いを若い世代に伝えていきたい気持ちを吐露し超満員の万雷の拍手で締めくくった。
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