GLEAT/関西お祭り G-INFINITY防衛 頓所隼反乱 山村武寛SH卒業宣言

 7月15日、GLEATの大阪ステラホール大会が行われた。この日は、関西を中心に活躍する選手が集結。いつもとは違う新鮮なカードも多かった。

 第0試合は、7月1日付で契約解除された河上隆一が結局ごねる形で今大会も参戦。河上”ファイヤー”隆一として現G-REX王者田村ハヤトとの対戦が組まれた。しかし、試合開始から6分、河上がレフェリーの死角となり、突然疾風のごとく何者かが乱入。田村をブラスナックルで一撃。そのままリング下に隠れ、河上がフォールし勝利を得た。
 再びリングにあがったのは、金髪モヒカン姿となった頓所隼。ここ最近の会社などに対するモヤモヤを一気に爆発させ、今後はブラスナックルJUNとして、河上と「反GLE MONSTERS」を立ち上げ共闘することとなった。

 セミでは、G-INFINITY王座戦が行われ、大阪プロレスのヒールユニット”Rogue Nation”クワイエット・ストーム&大瀬良泰貴組が挑戦。大瀬良があと一歩のところまで追い込んだが、最後に逆転で井土徹也に腕を決められて無念のギブアップとなった。

 メインは、#STRONGHEARTSの3人が、大阪プロレスのメイン選手たちを相手に山村がHUBから見事フォール勝ち。その山村がマイクを持ちHUBへ話しかける。HUBはシングルを要求した。
 そして、そのあと山村がなんと、自身をもっと成長するためにと、#STRONGHEARTS卒業を宣言。しかし、T-Hawkにソッコウ「無理無理!」と却下。リンダマンにも追い打ちをかけられ一旦うやむやに。今後の山村の本気度が気になるところだ。

 そのほかの試合も、関西勢が大暴れ。愛鷹力と池本誠知は試合そっちのけでバチバチとやり合い、お互いシングルしかないとコメントするなど、大いに会場を沸かせた。

 

■ GLEAT/G PROWRESTLING Ver.74
日時:2024年7月15日(月・祝) 14時開始
場所:大阪・梅田ステラホール
観衆:237人

《第0試合 20分1本勝負》
○河上”ファイヤー”隆一
 6分13秒 頓所のブラスナックル攻撃⇒体固め
●田村ハヤト

《第1試合 20分1本勝負》
○渡辺壮馬
 8分58秒 ドロップキック⇒片エビ固め
●佐野蒼嵐

《第2試合 20分1本勝負》
○MICHIKO
Gamma
 7分28秒 ツームストン・パイルドライバー⇒片エビ固め
●フライング・ペンギン
マグニチュード岸和田

《第3試合 20分1本勝負》
○エンデル・カラ
 8分50秒 インフェルノ・ストレッチ
●鬼塚一聖

《第4試合 20分1本勝負》
田中稔
○タイガースマスク
 7分37秒 スモールパッケージ・ホールド
●鈴木鼓太郎
ハートリー・ジャクソン

《第5試合 20分1本勝負》
○伊藤貴則
愛鷹力
 9分08秒 ジャーマンスープレックス・ホールド
●飯塚優
池本誠知

《セミファイナル 30分1本勝負》
G-INFINITY選手権試合
《王者組》
石田凱士
○井土徹也
 14分24秒 キルゾーン
クワイエット・ストーム
●大瀬良泰貴
《挑戦者組》
※第5代王者組が初防衛に成功

《メインイベント 30分1本勝負》
T-Hawk
エル・リンダマン
○山村武寛
 15分39秒 アスパイヤ
●HUB
ビリーケン・キッド
松房龍哉

※この大会の完全詳細版は、7月19日(金)発売の週刊ファイトに掲載されました。


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