[週刊ファイト7月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼GLEAT/大阪勢襲来 G-INFINITY戦 頓所隼反乱 山村武寛SH卒業
photo & text by 西尾智幸
・引退したカズ・ハヤシがお客さんをお出迎え
・契約解除の河上隆一が第0試合に登場
・2試合に乱入の頓所隼、河上と結託「反GLE MONSTERS」
・G-INFINITY戦・大阪プロのヒール軍を一蹴
・山村武寛がストハー卒業を宣言
・渡辺壮馬&MICHIKOのドロップキックの強烈さ
・丸山とヒートは仲良し?!
GLEAT/大阪勢襲来 G-INFINITY戦 頓所隼反乱 山村武寛SH卒業
■ GLEAT/G PROWRESTLING Ver.74
日時:2024年7月15日(月・祝) 14時開始
場所:大阪・梅田ステラホール
観衆:237人
3連休の最後、雨天という事もあってか、いつもより席数も減らされ、少し空席もあったGLEAT大阪大会。まず会場入りしてビックリしたのが、7月1日に引退したばかりのカズ・ハヤシが入場するお客さんに軽く頭を下げ、笑顔で迎え入れていた事。お客さん側から声をかける方も多く、試合前から暖かい雰囲気でとても好感が持てた。
今大会は、大阪を中心に活動する大阪プロレス、2point5女子に加え関西を主戦とするフリーも選手が多数参戦。GLEAT勢と対戦する事で普段は中々お目にかかれないカードも実現した。
《セミファイナル 30分1本勝負》
G-INFINITY選手権試合
《王者組》
石田凱士
○井土徹也
14分24秒 キルゾーン
クワイエット・ストーム
●大瀬良泰貴
《挑戦者組》
※第5代王者組が初防衛に成功
今回行われたタッグ選手権は、大阪プロのヒールユニット”Rogue Nation”のクワイエット・ストーム(フリー)と大瀬良泰貴(みちのく)が挑戦。
ストームは、バルクオーケストラのメンバーとしてもGLEATに参戦しているが、今回は外敵としてべルトを狙いにきた。大瀬良は、みちのく所属だが東大阪市出身で現在は大阪プロを中心に関西のいろいろな大会に出場する事が多い。
試合は、両チーム譲らない激しい闘いとなった。特に、後半は大瀬良の頑張りが目立ち、それをストームが上手くフォローした。旋回してのフェースロックからジャーマンの2連発。石田もストームに捕まり、万事休すかと思いきや自力で返した井土。逆に少しの隙に大瀬良は腕を取られ、そのままキルゾーンに移行し、ギブアップしてしまったが中々の好勝負だった!
《メインイベント 30分1本勝負》
T-Hawk
エル・リンダマン
○山村武寛
15分39秒 アスパイヤ
●HUB
ビリーケン・キッド
松房龍哉
#STRONGHEARTSの3人が、大阪プロのメインエベンターたちを迎え撃つ。HUBは多くの団体を渡り歩き現在はフリーの立場で大阪プロに参戦。ビリーは1996年にメキシコでデビュー。以降数々のベルトを手中に収めたベテラン選手。松房は2020年7月に道頓堀プロでデビューするも昨年3月で退団、大阪プロに移籍した。キャリア4年ながらすでにシングルベルトも獲得した期待の星だ。イキのいいストハーのメンバーとどんな化学反応が起こるのか?
ゴング開始から2分で、もう松房が場外ダイブ! そこから場外乱闘に発展。リングに戻ると、HUBの強烈な尻尾攻撃! と大阪勢有利に進められたが、これまた最後に山村が尻尾攻撃の隙を見て、うまく絡みつき丸め込んで、見事なフォール勝ち! 憧れの先輩から金星を奪った。
その山村がマイクを持ちHUBに感謝を伝え、これでタッグは1勝1敗なのでHUBが次はシングルでの決着を要求。そして、そのあと山村がなんと自身をもっと成長するためにと、#STRONGHEARTS卒業を宣言。しかし、T-Hawkにソッコウ「無理無理!」と却下。リンダマンにも追い打ちをかけられ一旦うやむやに。今後の山村の本気度が気になるところだ。
頓所隼突然の反乱! 河上”ファイヤー”隆一と反GLE MONSTERS結成
《第0試合 20分1本勝負》
○河上”ファイヤー”隆一
6分13秒 頓所のブラスナックル攻撃⇒体固め
●田村ハヤト