【写真追加】怪人アンダーテイカー復活！『WWEバトルグラウンド2015』

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　現地時間7月19日、ミズーリ州セントルイスで『WWEバトルグラウンド2015』が開催された。
　メインは遂に正式なリマッチとなる王者セス・ロリンズと、前王者ブロック・レスナーのWWE世界ヘビー級王座戦だ。『レッスルマニア』では、王者レスナーと挑戦者ローマン・レインズの試合中にMITBの権利（いつでも王座に挑戦出来る）を使い、強引に3WAYにして、レインズからフォールを奪って新王者になったロリンズ。レスナーは、自分が負けていないのに、王座を奪われたと激怒し、リマッチを要求していたが、怒りのあまり実況アナウンサー、解説者、カメラマンにも暴行して出場停止処分を受けていた。しかし、ロリンズがあまりに増長した事もあり、権力者軍オーソリティのボス、トリプルHが、ロリンズを鍛える為にとレスナーを復帰させ、王座戦を決めてしまったのだった。
　絶対に戦いたくないレスナーとの対戦を前に、ロリンズはオーソリティの仲間であるケインと仲間割れ。援軍なしで怪物レスナーと戦う事になるのか？
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　試合はなぜか、挑戦者のレスナーの方が後から入場するという珍しい展開。王座とは関係なく、格が違うという事だろう。試合は、当然、レスナーのスープレックス・シティが爆発。何度も投げられたロリンズは、とても勝てないと実況席のベルトをもって会場から逃げようとするが、レスナーが捕まえてリングに引きずり戻す。ロリンズはキックで活路を見出そうとするが、レスナーに捕まり、またしてもスープレックス・シティ。何度も何度もボロ雑巾のようにロリンズはスープレックスで投げられ、最後はレスナーのF5。ロリンズは動く事も出来ず、レスナー勝利と思われた刹那、会場が暗転。鐘の音が鳴り響き、なんとリングにアンダーテイカーが現れたのだ。
　レッスルマニア連勝記録を途絶えさせたレスナーに復讐に来たのか、テイカーは襲いかかってくるレスナーに急所蹴り、そしてチョークスラムから、ツームストンを２連発。レスナーは完全に失神、テイカーは悠々と引き揚げていった。驚愕のテイカー復活劇となったようだ。
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　さらに、US王座戦は、王者ジョン・シナにケビン・オーエンズが挑戦した。NXT卒業に伴ってNXT王座を奪われたオーエンズは、是が非でもUS王座を奪いたい。ジョン・シナ以上のプロレスキャリアを誇りながら、最初からWWEでスターだったシナに対し、ずっとインディで活動してきたオーエンズとエリートと雑草の究極対決は、お互いに必殺技を連発するマラソンマッチとなった。
　シナがコーナーからの雪崩式アティテュード・アジャストメントを決めるも、それでも返すオーエンズ。シナは信じられない、どうすればいいのか？という表情を浮かべるが、最後はSTFをがっちり極めた。リング中央でオーエンズは逃げる事が出来ず、遂にタップ。シナが見事に王座を防衛したが、この抗争、このまま終わるのか？
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　また、ブレイ・ワイアットとローマン・レインズの決着戦は、謎の黒装束の男が場外でレインズを襲い、グロッキーになったレインズにシスター・アビゲイルを決めたワイアットが勝利。そして、その謎の男はルーク・ハーパーであり、２人でワイアット・ファミリー完全復活の勝ち名乗り。この復活が今後のストーリーにどう影響するのか？

150720wwe■　WWEバトルグラウンド2015
日時：2015年7月19日
場所：アメリカ・ミズーリ州セントルイス

＜WWE世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○ブロック・レスナー（挑戦者
　反則
●セス・ロリンズ（王者）
※反則裁定の為、王座移動せず

＜US王座タイトルマッチ＞
○ジョン・シナ（王者）
　STF
●ケビン・オーエンズ（挑戦者）

＜シングルマッチ＞
○ブレイ・ワイアット
　シスター・アビゲイル⇒ピンフォール
●ローマン・レインズ

＜トリプルスレットマッチ＞
○シャーロットサーシャ
　フィギュア・エイト
●ブリー・ベラ
バンクス

＜WWEタッグ王座タイトルマッチ＞
○プライム・タイムプレイヤーズ（王者）
　ピンフォール
●ニュー・ディ（挑戦者）

＜シングルマッチ＞
○ランディ・オートン
　PKO⇒ピンフォール
●シェーマス

＜シングルマッチ＞
○キング・バレット
　ブルハンマー⇒ピンフォール
●Rトゥルース

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