ジョシュ・アレクサンダーがメインで勝利!TNA iMPACT!

(C)TNA

 6月20日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
 今放送では、ブロークン・マット・ハーディに続き、弟のジェフ・ハーディもTNAに電撃復帰した事を受け、現在、王座を独占しているヒール軍団、ザ・システム (ムース & ブライアン・マイヤーズ & エディ・エドワーズ & アリーシャ・エドワーズ) が声明を出した。
 まず、自分たちは史上最高のユニットでもっと敬意を持てとアピール。そして、ザ・システムに加勢したダーティ・ダンゴ(元WWEのファンダンゴ)改めジョニー・カーティスを紹介し、これだけの才能があるのにTNAは活躍の機会をを与えなかったと批判。まだ正式なザ・システムのメンバーではないが、協力体制でいく事をアピールした。するとそこにコミッショナーのサンティーノ・マレラが現れ、確かにザ・システムは王座を独占している事は評価出来るが、あまりにやり方が酷すぎる事を語り、現TNA世界王者のムースの王座への挑戦者決定戦を5人のレスラーで行う。まず、今大会でジョシュ・アレキサンダー対エリック・ヤングをメインイベントで行い、挑戦者決定戦のひとつの試合とするとムースにプレッシャーをかける。そして、ザ・システムに加担し、試合に介入したカーティスには今大会でライアン・ネメスと試合してもらうと決めてしまったのだった。

 カーティスとライアン・ネメスの試合は、白熱したものになるも、最後はダウン・アンド・ダーティーを決めてカーティスがフォール勝ち。試合後、ザ・システムも乱入し、ライアンを襲うが、そこにライアンの兄ニックも救出にかけつて大乱闘となった。ネメス兄弟とザ・システムの抗争もますます激化しそうだ。

 メインでは、アレキサンダーとヤングがTNA世界王座への挑戦者になる勝ち残り戦を行った。ベビーフェイス同士の対戦だけに、激しいレスリングの攻防となるも最後はアレキサンダーが必殺のC4スパイクを決めてフォール勝ち。試合後、両者は健闘を讃え合ってクリーンに抱き合って番組が終了した。

 また、怪物PCOは、恋い焦がれているステフ・デ・ランダーと遂にデートにこじつける事に成功した。リング上で公開の食事会を行い、良い雰囲気になったものの、そこにファースト・クラス(AJフランシス & リッチ・スワン)が現れて、邪魔をした。スワンがPCOにキックを放ち、PCOの両手首をロープに縛りつけ、目の前でフランシスがランダーをテーブルに叩きつけたのだった。PCOは恋人を目の前で襲われるという屈辱を味わい、必ず復讐に動くだろう。この抗争はますます激化しそうだ。

■ TNA iMPACT!
日時:2024年6月20日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング

<シングルマッチ>
○ジョシュ・アレクサンダー
 ピンフォール
●エリック・ヤング

<シングルマッチ>
○ジョニー・カーティス
 ピンフォール
●ライアン・ネメス

<シングルマッチ>
○アッシュ・バイ・エレガンス
 ピンフォール
●ヘザー・レックレス

<シカゴ・ストリート・ファイト>
○フランキー・カザリアン
 ピンフォール
●エース・スティール

<タッグマッチ>
○スピットファイア(ダニ・ルナ & ジョディ・スレット)
 ピンフォール
●ザ・ヘックス(マーティ・ベル & アリシン・ケイ)


※月額999円ファイトクラブで読む
▼今週の肝 ヤマモpart2上場企業2社含むUJPW不入りAll Together

[ファイトクラブ]今週の肝 ヤマモpart2上場企業2社含むUJPW不入りAll Together

▼TNA交流中NXT数字増加も冒頭バトルロイヤル優勝者がトリで負ける

[ファイトクラブ]TNA交流中NXT数字増加も冒頭バトルロイヤル優勝者がトリで負ける

▼MJF本年初登場AEW調印Tストーム白川未奈オーエン・ハート杯開始

[ファイトクラブ]MJF本年初登場AEW調印Tストーム白川未奈オーエン・ハート杯開始

※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻)
’24年06月27日号AllTogether札幌ヤマモ グラスゴーWWE ノアBUNTAI Tストーム白川未奈