狂虎タイガー・ジェット・シン展!NHK京都ホホホ座浄土寺店、中継放送

ご自宅から素晴らしいメッセージを届けてくれたタイガー・ジェット・シン&タイガーjr.(上)、御協力頂いているみなさんと(下)

 この5月3日(金)から京都ホホホ座浄土寺店で始まった「~サーベルを咥えたジキルとハイド~タイガー・ジェット・シン展」のNHK京都放送局のテレビ中継が入った。
 今回、全面的にお世話になったNHK澗隨 操司アナウンサーの指揮のもと、番組作りにおける企画と平行して各問題点を解決してゆく。
特に多くのポスター、写真、衣装、そしてターバンにサーベルを飾っている居間、肖像権の問題もある中、週刊ファイト、大阪スポーツ社、IGF、他の御協力もあり素晴らしいレポート番組が完成した。

 何より、必要であったタイガー・ジェット・シン本人のメッセージも依頼していたが、タイガーJrの職務が忙しすぎて中々送付を受け取るのが厳しく、半ば諦めていたが当日ギリギリに素晴らしい愛あるメッセージ動画を制作してくれた。

 番組の内容は令和4年に東日本大震災後、家を失った福島の子供達に義援金を届けるなどの活躍が評価され日本の「外務大臣表彰」を受け、そして今回の春の叙勲「旭日双光章」受賞という快挙に至ったシンの人間的魅力を紹介した。

1976年8月5日のポスター       ファイト誌、伝説のシン特集(表記は1980年正月号)

 かつて昭和、金曜、夜8時、日本中のプロレスファンを震撼させた大ヒール“タイガー・ジェット・シン”が何故。今このような素晴らしい賞を受賞したか?
 リング内外での悪役ぶりはあくまで仕事と割り切るプロ中のプロ。ターバンにサーベルを振りかざし観客席に乱入し観客を威嚇、ファンも大興奮、当時のマスコミは「タイガー・ジェット・シンと目を合わすな、合わすと殴られる」が合言葉だった時代。その日本のプロレスで稼いだファイトマネーでもって地元カナダ・トロントでブラック・タイガーの輸入や陶器工場などを営み大成功、大富豪にして地元の名士になったシンは、12兆円プロジェクトとして自身の名前を冠した”タイガー・タウン”を2007年に建設する。さらに2010年にミルトンを拠点とする慈善団体「タイガー・ジェット・シン財団」を息子であるタイガーJr.と設立。さらには「タイガー・ジェット・シン公立校」まで開校して、地元の子供たちの教育支援や慈善活動を行っている。

 今回の受賞は日本とカナダの友好親善、そしてお互いの国を相互に理解する活動貢献への受賞であることを約7分であるが端的に伝えられたと思う。
 本誌のフランク井上(井上譲二)氏が初めてシン邸を訪問、取材して45年程前に出版された伝説の週刊ファイトのタブロイド紙判「タイガー・ジェット・シン特集 これがシンだ!」をも番組で紹介。その経営者たる一面のタイガー・ジェット・シンの姿も紹介できたのも嬉しい限りであった。

 尚、この番組は放送後#NHKプラスで見逃し配信を行っています。20日(月){総合}後6:59分まで 番組名「#京いちにち」5月13日(月)放送分です。
 5月18日(土曜日)にて行われる”新日本プロレス黎明期の救世主”タイガー・ジェット・シンの真実」ホホホ座トークイベントもおかげさまで満員となりました。

 展示会は29日(金曜)まで開催ですので京都にお越しになった節はどうぞホホホ座まで足を延ばして頂ければ幸いです。

【NHK BOX タイガー・ジェット・シン展中継動画】
https://app.box.com/s/ke3vxyuop7u1fmtpa0awawoxye6a5cpi


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