[週刊ファイト4月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼Rock暴れる今週の肝 スターダム月末 ゼンニチ開花宣言 ノア黒魔術
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・ヒールのロック様率いるサモアBloodline席巻中!どうなるCodyの夢
・”世界のクロサワ”論が本誌に登場!中西学でなく(笑)映画監督の古典
・ニッポンの月末と新年度!スターダムそれぞれの道へ 東女・渡辺未詩
・ゼンニチ開花宣言 安齊勇馬3冠 Jr.ライジングHAYATO 斉藤兄弟タッグ
・復讐の天使In The Court of Queen Giulia月曜黒魔術ノア 幻惑されて
・聴こえる複合三部形式カシミール砂漠国内市場連れてけ明るい未来へ
・No Quarter打破相手に容赦なく!戦士よ 天国への階段を駆け上がれ
・4・13(土)ジミー鈴木-和田京平『馬場全日本とその後』寺内1/2兵衛MC
・再び黒澤映画『七人の侍』Criterion盤、日本文化普及貢献『タンポポ』
・過去から学ぶマット界の明るい未来 4・5映画『アイアンクロー』公開!
・ジュリアとロッシー小川がWM現地入り 本誌だけが既報通りの展開に
―― いよいよ『レッスルマニア』週間が始まりました。早くも開催地フィラデルフィアでは便乗組インディーの興行が始まってます。全米各地からの密航組だけでなく、海外からの観光客だって集まりますから。
ヒールのロック様率いるサモアBloodline席巻中!どうなるCodyの夢
オフレコ 日本からはスターダムと東京女子プロレスが乗り込むというのが面白い。その件はMLWタンパの記事巻末に入れてある。
▼タンパMLWジャナイ・カイ-ウナギ・サヤカ 藤田晃生War Chamber小島聡
―― もっとメジャーなSmackDown-RAWを出せと言われそうなんですが、それは日本語実況のABEMAで見れるんだし本誌は先端のNXT-Dynamiteを扱う。イヨ・スカイ、アスカ、カイリ、ダコタ・カイ組がPrime Timeで活躍中というのは、より濃い情報が求められる専門媒体がイチイチやらなくてよい。しかし、MLWの詳しい全容のは、本誌にしか出来ないというのがあります。
オフレコ 現地、米国のサイトより裏ネタ入りの濃いのがやれるからな(笑)。ただ、カイリのインセイン・エルボー受けたのがティーガン・ノックス(元ニクソン・ニューウェル)というのに、感慨にふけるのが大人のファンやけどな。
―― ただ、これだけロックが暴れて大騒ぎとなると、コディ・ローズの夢はどうなるんだと・・・。
オフレコ それはあるよな。先週号はNHK朝ドラ『ブギウギ』に触れたんだけど、笠置シヅ子がモデルと書いたら、「全然違うじゃないか」と当時を知ってる方から文句が飛んできた。大河ドラマはHappy Endになっていたからな。
▼今週の肝:レッスルマニア接近中 5・6ALL TOGETHERスターダム続報
―― あくまでフィクション劇のベースにしただけで、必ずしも「笠置シヅ子の物語である」とはNHKは言ってません。
”世界のクロサワ”論が本誌に登場!中西学でなく(笑)映画監督の古典
オフレコ だいたい、♪東京ブギウギは黒澤明監督1949年の傑作映画『野良犬』に、終戦直後の浅草の闇市(アメ横の起源)を徘徊する場面に流れる当時の流行歌なんだけど、「日本を元気にしたヒロイン」という設定なんで、やたら明るく描かれていたからな。
―― やはり”世界のクロサワ”全盛期と同じで、力道山や笠置シヅ子は白黒TV画面のイメージですからねぇ・・・って、「お前、いくつやねん」と突っ込まれそうです。
オフレコ 言葉は違っても「人類、みんな同じ」とか、「日本って面白いじゃないか」と世界が認識したのは、トランジスタ・ラジオ輸出よりもAkira Kurosawaというのは間違いないと思う。
―― そういうのは、海外に住んでみて外から日本を眺めるとよくわかります。伊丹十三監督のラーメン・ウエスタン『タンポポ』(1985年)なんか、日本ではそれほどヒットしなかったけど、海外では日本食、ひいては日本ブームの起爆剤となり飛び級の高評価です。
オフレコ 映画が流行るとTAMPOPOとかGODZILLA名義のラーメン店が勝手に出てきていた。その『野良犬』の1年前、1948年の『醉いどれ天使』も闇市が舞台で、こちらには笠置シヅ子が出ている。劇中歌♪ジャングル・ブギーの作詞は黒澤本人なんだけどな。
―― だいたいブギーの歌詞があまりにも単純なのはマーク・ボラン&T.REXの方がわかりやすい。だから、笠置シヅ子の作曲家・服部良一も、作詞家に半分印税取られるなら歌詞も自分で書くと、途中からブギー路線の繰り返し曲に関しては作詞までもやってます。それがブギーなんです。
オフレコ そこがカラフルなグラム・ロックのT.REXなのに、なんかマーク・ボランは白黒のポートレイトの方がカッコいいというのと同じや。ロック様ことドウェイン・ジョンソンの魅力もまた、なんか白黒イメージなんじゃないかと。
―― ボディベルトを鞭にしてコディをシバいてました。とにかく集大成の『レッスルマニア』は、単純に見て楽しむもので、専門媒体の出番ではありませんから(苦笑)。裏もクソもないんで。
オフレコ ロック様の試合契約は『レッスルマニア』後も、もう1試合あるらしい。そういうこっちゃ。
ニッポンの月末と新年度!スターダムそれぞれの道へ 東女・渡辺未詩
▼駆け込み需要スターダム仙台P.I.T超満員 林下詩美組タッグ王座陥落
▼詩美-ジュリア-桜井-MIRAI-弓月Stardom所属Lastまた逢う日まで山形
▼山下実優倒し渡辺未詩+でじもんタッグ戴冠 荒井優希V2東京女子両国