スターダムの月末の2興行は各試合に意味があり、すごく良かったと思われる。過去の「女子プロレス団体の分裂」騒動中、ガイア・ジャパンの自主解散以来の、素晴らしい光景であった。
ビジネス的にも、仙台は増席を重ねての超満員札止めだし、山形も増席対応。密航ファンに支えられていた。
一つ一つ述べても野暮になるが、総括すれば「そして、それぞれの道へ」となろう。とどまる選手が去る選手を丁寧に送り出した印象である。各自の入団経緯やコスチュームの意味、フィニッシュの選択など、語るべき点は盛りだくさんであった。
新人も「デビュー」「急成長」「退団」、とポイントは多かったのだ。SNSを見たら、ファンたちはしきりに「エモい」という表現を使っていた。
■ スターダム STARDOM in YAMAGATA 2024
日時:3月31日
会場:山形ビッグウイング・展示場 観衆471人(満員=主催者発表)
<第8試合 10人タッグ 30分1本勝負>
刀羅ナツコ ○渡辺桃 スターライト・キッド 琉悪夏 吏南
22分25秒 ピーチサンライズ
●林下詩美 上谷沙弥 AZM レディ・C 天咲光由
<第7試合 15分1本勝負>
△ジュリア
時間切れ引き分け
△鈴季すず
<延長戦 5分>
△ジュリア
時間切れ引き分け
△鈴季すず
<第6試合 God’s eyeスペシャルマッチ 各5分1本勝負>
MIRAIvs八神蘭奈、壮麗亜美、鹿島沙希、朱里
①○MIRAI(4分25秒 ミラマーレショック⇒片エビ固め)八神●
②△MIRAI(時間切れ引き分け)壮麗△
③●MIRAI(12秒、起死回生)鹿島○
<再試合>
●MIRAI(2分59秒、起死回生Reverse)鹿島○
④△MIRAI(時間切れ引き分け)朱里△
<第5試合 15分1本勝負>
○中野たむ
12分49秒 バイオレット・スクリュードライバー⇒片エビ固め
●桜井まい
このシリーズをフォローしてないとわかりにくいことであるが、桜井まい”貴婦人キャラ”は3・30仙台が最終。この3・31山形はアクトレスガールズからスターダム移籍時のコスチュームで、引っ張ってくれた中野たむに感謝の涙。
道理で仙台では貴婦人ユーロが異常に多かったわけである。
<第4試合 15分1本勝負>
○岩谷麻優 葉月 コグマ 向後桃
10分5秒 ムーンサルト・プレス⇒片エビ固め
白川未奈 月山和香 ●ジーナ HANAKO
<第3試合 15分1本勝負>
○なつぽい 水森由菜
12分43秒 フェアリアルギフト⇒片エビ固め
●さくらあや 玖麗さやか
<第2試合 20分1本勝負>
○羽南 飯田沙耶
8分47秒 ダンデライオン
舞華 ●梨杏
<第1試合 15分1本勝負>
○星来芽依
8分11秒 ドロップキック⇒エビ固め
●弓月
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