【訃報】80年-90年代“キックの帝王”ロブ・カーマンが死去

(C)Rob Kaman Facebook
 80年代後半の全日本キックボクシング連盟に来日し、低迷期の日本キックボクシング会を盛り上げ、リングス、初期K-1にも参戦(当時中量級はK-2/82㎏以下)した“THE DUCHMAN・キックの帝王”ロブ・カーマン(オランダ)が亡くなった。詳しい死因は明らかになっていないが、享年63歳だった。

ロブ・カーマン公式Facebookページより

公式HP:https://robkaman.com/


Rob Kaman – Highlights
 1983年WKA世界王座獲得をはじめ、オランダ、フランス、スイス、アメリカ、香港、タイ、日本で試合を重ね、ロ―キック禁止のWKAルールや、肘有のムエタイルール、リングスでの異種ルールや初期K-1ルール(ワンキャッチ・ワンアタック可)での試合でも実績を残し、9つのタイトルを獲得している。日本では全日本キックボクシング連盟で実力者のカークウッド・ウォーカー(英)や前田日明とのプロレスで一躍有名となったドン・中矢・ニールセン(アメリカ)にKO勝、日本人選手では佐竹雅昭(引分) 西良典(KO勝)角田信朗(KO勝)している。

身長:187cm
体重:89kg
国籍:オランダ
生年月日:1960年6月5日
現役時代の所属:オランダ目白ジム
戦績:112戦97勝(77KO)12敗1引分2無効試合
・獲得タイトル
・IKBFフルコンタクト世界ライトヘビー級王座
・WKAフルコンタクト世界ミドル級王座
・PKAフルコンタクトヨーロッパ王座
・WKAフルコンタクト世界ライトヘビー級王座
・IMTF世界ムエタイライトヘビー級王座
・WKAフルコンタクト世界スーパーライトヘビー級王座
・ISKAフルコンタクト世界ミドル級王座
・ISKAオリエンタル世界ライトヘビー級王座
・K-2 France Grand Prix’95 優勝