ソーン・ツアラ72㎏トーナメント優勝!健太、志賀将大 TKO敗「GANZBERG Warrior Lions KUN KHMER」

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 3月14日カンボジア・タケオ州で開催された「GANZBERG Warrior Lions KUN KHMER」の国際戦クン・クメールにNJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)から健太(ESG)と志賀将大(エスジム)の2選手が参戦。志賀は第4試合でロング・ピセット(カンボジア)に2R肘でカットされ、3Rになって出血が酷くなってきたところでストップ敗け。NJKFの代表選手でもある健太は、現地上位選手のエー・アムラリンプートン(カンボジア)の肘で2Rカット&ダウンを奪われ、立ち上がったものの切られた頭頂部からの出血が酷くなりストップがかかった。
 大会メインのクン・クメール72㎏マラソンでは、日本大会にも参戦(2022年5月15日新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 30」)したソーン・ツアラ(カンボジア)が初戦韓国選手をKO、決勝も左ボディで2度のダウンを奪い判定勝で優勝した。  
 カンボジア・ムエタイの“クメールボクシング=クン・クメール”は、民間企業からの後援を受けて各テレビ局で大会を週6回以上は放送しており、人気も高い。大会数も多い為、選手の試合間隔は短く、その中で生き残った選手は強く、選手レベルもあがっている。

 公式全試合放送動画

■ GANZBERG Warrior Lions KUN KHMER
日時:2024年3月14日 20:00開始(日本22:00)
場所:カンボジア・タケオ州
ライブ配信:TOWN FULL HDTV/Facebook Town Boxing-TownFullHDTV/Youtube Beer Ganzberg /Facebook

<第7試合 クン・クメール72㎏マラソン ファイナル 3分3R>
○ソンツアーラ(カンボジア)-ធឿន ធារ៉ា-Thouen Theara
 判定 ※3Rソンツアーラは左ボディで2度ダウン奪取
●パヴェル・クリスハノヴィッチ(ベラルーシ)Pavel Crishanovich

<第6試合 クン・クメール・オープンフィンガー60㎏ベルト戦 3分5R>
●トゥン・エングライ(カンボジア)ធន់ អៀងឡៃ-THUN EANGLAI
 1R ※左アッパー⇒左右連打
○リン・デヴィット(カンボジア)រិន ដេវីត-RIN DEVIT

リン・デヴィットが、左アッパーを効かせてから左右連打で1RKO勝でベルトを獲得した。

<第5試合 クン・クメール国際戦 カンボジアvs.日本 65㎏ 3分3R>
○エー・アムラリンプートン(カンボジア)អេ អាំម៉ារីនភូថង -Eh Amrarinphouthong 
 2RTKO ※肘によるカット
●健太(日本/ESG)Kenta
・WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者
・元NJKFウェルター級王者
・元NJKFスーパーウェルター級王者
・元Krush -70kg王者者

180㎝超えの長身で首相撲・膝を得意とするエー・アムラリンプートンは、長いリーチで制空圏をつくり、2R攻めあぐねる健太にジャンプしての叩き下ろす肘で頭頂部をカット、そして2度目の叩き下ろす肘でダウンを奪う、立ち上がったものの出血が酷くなった健太をみてストップとなった。


RWSでWBCムエタイ王座やONE参戦中のナビル・アナン(タイ)引き分けており、タイでのムエタイ戦歴も数戦ある。

<第4試合 クン・クメール国際戦 カンボジアvs.日本 53.5㎏ 3分3R>
○ロング・ピセット(カンボジア) ឡុង ពិសិដ្ឋ-Long Piseht
 3RTKO ※肘によるカット
●志賀将大(日本/エスジム)Masahiro Shiga
・元NJKFバンタム級王者
・WKBA日本バンタム級王者

<第3試合 クン・クメール国際戦 カンボジアvs.南アフリカ 65㎏ 3分3R>
○二ィ・ヴェラファ(カンボジア)នី វីរ៉ាផា-NY VIRAPHA 
 1RKO ※左ストレート
●エンリコ・デ・ウィット(南アフリカ)

<第2試合 クン・クメール72㎏マラソン セミファイナル 3分3R>
○パヴェル・クリスハノヴィッチ(ベラルーシ)Pavel Crishanovich
 1RKO ※右回転肘 パヴェル・クリスハノヴィッチは左フックでダウンを先取
●ハッサン・セイラス(イラン)Hassan Cyrus

<第1試合 クン・クメール72㎏マラソン セミファイナル 3分3R>
●キム・ヒョンジュン(韓国)Kim HyunJun
 1RKO ※右ボディフック連打
○ソンツアーラ(カンボジア)-ធឿន ធារ៉ា-Thouen Theara