WBCムエタイ王者 vs. クン・クメールの上昇選手は引分!RWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)

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 11月11日(金)タイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムで開催されたRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)でWKNインターコンチネンタル・WBCムエタイフェザー級王座を獲得しているナービル・ヴェナム・ムエタイ(タイ)vs. カンボジア クン・クメールの上昇中選手でムエタイ参戦歴もあるエムペットプートン(カンボジア)が対戦。ライト級(61.23㎏)で180㎝を長身超える両者の試合は、ムエタイ技術で優るナービルが主導権を握るが、エムペットプートン2R右ストレートでダウンを奪い、ジャッジ3者が28-28をつける引分となった。

フランス系アルジェリア人の父とタイ人の母を持つナービルは、187㎝の長身で体重増加に伴いライト級に階級を上げての初戦。エムペットプートンも身長185㎝で首相撲からの膝を得意とし、2週間に1回くらいのハイペースでキャリアを重ねており戦績を上回る。

■「RWS-Rajadamnern World Series(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)」
日程:2022年11月11日
開場:19:45(日本21:45)
プレミナリーファイト:20:30(日本20:30)
メインファイト:21:15(日本23:15)
放送:Workpoint TV
会場:タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム

<第2試合 RWSムエタイ 135P(61.23㎏)契約 3分3R>
△ナービル ヴェナム ムエタイ(タイ)นาบิล วีนั่มมวยไทย-Nabil Venum Muay Thai 
・2022年WBCムエタイ126P(フェザー級)級王者
・2021年WKNインターコンチネンタルチャンピオン126P(フェザー級)級王者
 引分(3者28-28)2Rエムペットプートンは右ストレートでダウンを奪う
△エムペットプートン/エー・アムラリンプートン(カンボジア)-M Petchphuthong/អេ អាំម៉ារីនភូថង -Eh Amrarinphouthong 



試合ダイジェスト
◇ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)ルール
・3分×3R インターバル2分 チャンピオンシップは5R
・ラウンドマストシステム(10-10の廃止)
・フラッシュダウンもダウンとする ※通常のムエタイではすぐ立ち上がればノーダウンが多い
・ラウンド毎の採点の開示(オープンスコアシステム)
・打ち合いを多くするように通常より小さくした6m×6mリングを使用