新日本/オカダ大阪ラスト棚橋に激勝!金網戦60分超え大流血地獄絵図

 11日、新日本プロレスの大阪大会が、満員札止めの大阪府立体育会館(エディオンアリーナ)で行われた。
 メインは、新日本所属がこの日が最後となるウィル・オスプレイ率いるUNITED EMPIREとBULLET CLUBが5対5の金網戦。試合は荒れに荒れ、バケツ、ラダー、フォーク、画鋲、有刺鉄線テーブルなど新日本では考えられない凶器も続々と登場し多くの選手が大流血。最後はリングのマットをはがし板の上で闘ったりと壮絶な闘いであった。最後は、オスプレイ1人vs.バレット5人の状態になりフィンレーがオスプレイを仕留めたが、その時間が64分5秒と何もかもが想定外な試合であった。


 試合後、負けはしたがオスプレイはマイクを持ち、また日本に戻ってくることを約束した。

 セミは、ザックセイバーjr.とブライアン・ダニエルソンの“真のテクニック世界一決定戦”として注目を浴びた一戦。ロープワークもほぼなかったが、地味な展開にはならず、この2人ならではの技の切り替えし合いで会場は大いに沸く。最後はザックが見事に一本を取った。

 オカダは、大阪ラストとなり、新社長棚橋と一騎打ちを行いレインメーカーで勝利を掴んだ。試合後は2人が熱い抱擁を交わし、棚橋がリングを降りたあとオカダは、リング中央のライオンマークに触れ、涙を流した。

■ THE NEW BEGINNING in OSAKA
日時:2024年2月11日(日) 17時開始
会場:大阪府立体育会館第一競技場(エディオンアリーナ大阪)
観衆:5327人(主催者発表:満員札止め)

《第1試合》
○YOH
矢野 通
 3分45秒 キドクラッチ
ボルチン・オレッグ
●田口 隆祐

《第2試合》
○YOSHI-HASHI
後藤 洋央紀
 7分37秒 消灯⇒エビ固め
●カラム・ニューマン
グレート-O-カーン

《第3試合》
●タイガーマスク
本間 朋晃
エル・デスペラード
海野 翔太
 8分43秒 ショックアロー⇒片エビ固め
高橋 裕二郎
成田 蓮
○SHO
“キング・オブ・ダークネス”EVIL

《第4試合》
●BUSHI
高橋 ヒロム
鷹木 信悟
内藤 哲也
辻 陽太
 11分05秒 Skull End
TAKAみちのく
DOUKI
上村 優也
タイチ
○SANADA

《第5試合》
○オカダ・カズチカ
 16分50秒 レインメーカー⇒片エビ固め
●棚橋 弘至

《第6試合 IWGPタッグ選手権試合》
<第100代王者チーム>
エル・ファンタズモ
●ヒクレオ
 13分11秒 エビ固め
<挑戦者チーム>
チェーズ・オーエンズ
○KENTA
※王者チームが初防衛戦に成功

《第7試合》
●ブライアン・ダニエルソン
 32分46秒 変型十字固め
○ザック・セイバーJr.

《第8試合 ドッグパウンドケージマッチ》
フランシスコ・アキラ
TJP
ジェフ・コブ
HENAREHENARE
●ウィル・オスプレイ
 64分05秒 オーバーキル⇒体固め
ドリラ・モロニー
クラーク・コナーズ
ゲイブ・キッド
アレックス・コグリン
○デビッド・フィンレー

☆この大会の完全詳細版は、2月16日(金)発売の週刊ファイトに収録されました。


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