日本5選手全敗(3KO)!クン・クメール対抗戦GANZBERG SAMURAI KUN KHMER FIGHT

 12月21日カンボジアのビール会社GANZBERG(ガンツバーグ)メインスポンサーのカンボジア・ムエタイのクン・クメール大会「GANZBERG KUN KHMER“SAMURAI KUN KHMER FIGHT”」が行われた。大会メインはカンボジア vs. 日本の5対5対抗戦。日本からKnock Outを主戦の関東3選手と関西レジェンド・ドラゴンジムから2選手の5選手が参戦したが、カンボジア勢に全敗(3KO)となってしまった。
 大会最終試合のIPCCガンツバーグ クン・クメール72㎏タイトル戦は、チョンロン・ルワイ(カンボジア)が判定勝でベルトを獲得した。(トップ写真:カンボジア vs.日本 5対5プロフィール)

■ GANZBERG KUN KHMER“SAMURAI KUN KHMER FIGHT”
日時:2023年12月21日 20:00放送/日本22:00
場所:カンボジア
ライブ配信:Youtube、Facebook(Beer GanzbergTown Sports
 カンボジア・ムエタイの“クメールボクシング=クン・クメール”は、民間企業からの後援を受けて各テレビ局で大会を週6回以上は放送しており、人気も高い。今回開催の動画は以下

全試合動画

<メインイベント第8試合 IPCC ガンツバーグ クン・クメール72㎏世界選手権 3分3R>
○チョンロン・ルワイ(カンボジア)ឈឿន ល្វៃ-Chhoeun Lwai
 判定
●ベントー(ブラジル)Bento
※チョンロン・ルワイがベルト獲得


 1R肘で先制ダウンを奪ったチョンロン・ルワイだが、ベントーも反撃に転じ、両者カットする激戦はチョンロン・ルワイが判定勝でベルト獲得。
(C)VAYO FM Radio

<カンボジアvs日本5 第7試合 クン・クメール 72㎏ 3分3R>
○ルン・サポーン(カンボジア)រឿង សោភ័ណ្-Roeung Sophorn
 1RKO ※レフェリーストップ
●TOMOYUKI(日本/レジェンド・ドラゴンGYM)

 柬日対抗戦のメインは両者いちばんの実績を持つベテラン同士で、ルン・サポーンがTOMOYUKIを左ストレートでダウン先取、効いてしまったTOMOYUKIは続け様に左ストレート連打で2度目のダウン、立ち上がったものの連打で滅多打ちになったところでレフェリーがストップをかけた。ルンサポーンの強さよりもTOMOYUKIの衰えが目立った試合となってしまった。

<カンボジアvs日本4 第6試合 クン・クメール 64㎏ 3分3R>
○メーン・メキア(カンボジア)ម៉ឺន មេឃា-Meun MeKhea 
 2RKO
●KAZU KING(日本/レジェンド・ドラゴンGYM)

 関西RKS、九州LEGION-KICKタイトル獲得経験あるKAZU KINGだったが、今回出場のカンボジア勢でも強豪選手メーン・メキアに1Rから一方的に攻められ右ロ―キックを効かされ、右肘でダウン、立ち上がったもののカットされ何とか1Rを持ちこたえるが、2R効かされた左大腿部への右ロ―キックで3ダウンめはレフェリーがストップをかけての一方的な試合となってしまった。

<カンボジアvs日本3 第5試合 クン・クメール 60㎏ 3分3R>
○ソク・ティ(カンボジア)សុខ ធី-Sok Thy
 判定
●優翔(日本/team NOVA)

 長期タイ修行から帰国した優翔は、日本初戦をKNOCK OUTでKO勝で飾ったが、ソク・ティの勢いの呑まれ判定敗け。

<カンボジアvs日本2 第4試合 クン・クメール 72㎏ 3分3R>
○ヴォン・ヴィチャイ(カンボジア)វង្ស វិឆៃ-Vong Vichay 
 3RTKO ※肘によるカット
●津崎善郎(日本/LAILAPS東京北星ジム)

 首相撲の展開が多くなった試合は、3Rヴォン・ヴィチャイの縦肘で津崎はカットされてしまいTKO敗け。

<カンボジアvs日本1 第3試合 クン・クメール 60㎏ 3分3R>
○コーラマック・チャンリーチ(カンボジア)គោរមៈ ចាន់រាជ្យ-Koramak Chanrach
 判定
●片島聡志(日本/Kick Life)

 日本チーム先鋒となった片島は、コーラマック・チャンリーチの攻撃に後手にまわってしまい判定敗け。


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▼カンボジア、日本との対抗戦5戦全勝!SAMURAI KUN KHMER FIGHT

[ファイトクラブ] カンボジア、日本との対抗戦5戦全勝!SAMURAI KUN KHMER FIGHT