[ファイトクラブ]トニーD&スタックスNXTタッグ再戴冠 来年10月放送CW移行70%up

[週刊ファイト11月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼トニーD&スタックスNXTタッグ再戴冠 来年10月放送CW移行70%up
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・アンドレ・チェイス&デューク・ハドソン対トニーD&スタックのタッグ王座戦
・ピカ一Best match賞バロン・コービン対ウェス・リー大トリの結末は・・・
・SmackDown40%金額up地上波からUSA戻り NXTは70%upCWへ
・日本のファンが良くわかってないSmackDown-RAW-NXTの位置づけ
・何故にNXT-Dynamiteの視聴率競争を現地専門媒体が必ず追うか?


■ WWE NXT
日時:11月14日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 番組はアンドレ・チェイス教授がなにか取り調べを受けているというスキットから。多分、これはビンス・マクマホン容疑者のパロディなんだと思われるが、多分、大半の視聴者は「なんのこっちゃ?」だろう。というより、ティア・ヘイルちゃんの『ワンダーウーマン』USA衣装に目がいってしまう(笑)。多分本誌だけではないだろう。

 会場にはタッグ王座挑戦者のトニーDことトニー・ディアンジェロとスタックスが出てきて、チェイス大学軍のアンドレとデューク・ハドソンの防衛戦なんだが・・・。まぁ若いスタックスが一人でがんばってる展開であり、なんか客席に情報が伝わって、いつもCapital Wrestling Centerの一角を「U」の赤Tシャツ生徒が陣取っているんだが、試合途中から次々にゾロゾロと帰り出すことに。ということで教授にバダビン・バダブーンが決まってしまい王座交代、イタリアン・ファミリーの再戴冠となるのでした。

 もっとも、イマイチよくわからないままというか、そもそも『ハロウィン・ハボックpart 1』にて、チェイスUが戴冠したんだが、この時は結果にこそ皆さんニンマリだったものの、正直、事前に交代を予想していた専門媒体はなかったと思われる。


 先週に引き続きアルファ・アカデミーがNXTパフォーマンス・センターに登場。今回はスーパー・ノバ・セッションのスキットで、次週、チャド・ゲイブル師匠が、ノーム・ダーの持つヘリテージ・カップ(旧英国ラウンド制ルール)に挑戦が決まるのでした。


 その先週で、ミック・フォーリーがアイアン・サバイバー・チャレンジのマッチメイカー役と記したのだが、どうもそうではなさそうで、昔の女子部門で豊田真奈美を手本にした(と、本人が証言している)リタは、まともな女子プロレスをやり出した先駆者なんだが、今週はそのリタが、「予想では女子はロクサーヌ・ペレスが勝ち上がるに違いない」と。

 ありゃ?と思いながら見ていると、「男子ではなんといってもトリック・ウィリアムスだ」と話すから、なんだ、先週のミックといい、要するゲストがちょこっと語るだけなのかと全体像をようやく把握。次週にはJLB(ジョン・ブラッドショー・レイフィールド)が出てくるそうで、しかし、それぞれちょこっと顔見世するだけなんで、視聴者を繋ぎとめる観点からなら、あまり効果ある起用法とは思えません。

 実際、そのロクサーヌ・ペレスvs.ラッシュ・レジェンド戦、キアナ・ジェームスのちょっかいがあったからという”言い訳”こそ付いているが、なんと元バスケ選手で大型のラッシュ・レジェンドが、パワーボムで元NXT女子王者に勝ってしまうのでした。


 次の「アイアン・サバイバー・チャレンジ」、トリック・ウィリアムスvs.ジョー・コフィまで、リタの予想が外れはしないとケツはわかってしまうのだが、こちらはイリヤ・ドラゴノフ戦を前にしたトリックを「メロことカーメロ・ヘイズが裏切ったのか否か」の大河ドラマが進行中。あらたに真犯人はレックス・キング(ブライアン・ピルマンjr.)かも知れないという伏線も仕込まれた舞台なので、英国ガラス軍の弟マーク・コフィやウルフギャングの介入むなしく、むしろメロが救ってジャンボ鶴田のジャンピング・ニーでトリック勝利となる点が肝なのでありました。

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