ウィル・オスプレイが三連勝!Impact Wrestling

(C)TNA

 11月16日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、新日本プロレスのIWGP US王者であり、現在、インパクト・レスリングに遠征しているウィル・オスプレイが、元インパクト世界王者のジョシュ・アレキサンダーとシングルマッチを行った。オスプレイはアレキサンダーは現在のプロレス界でも偉大な男である聞いており確かめたいと敬意を持っており、アレキサンダーもオスプレイの世界的な活躍は認めている。大物二人の直接対決は白熱した試合展開となったが、最後は、オスプレイがストーム・ブレイカーを決めて勝利。これでオスプレイはエディ・エドワーズに続き、アレキサンダーと元インパクト世界王者に連勝。オスプレイは、試合後に、TNAへ対する熱い思いを語り、2024年もインパクト・レスリング(TNA)に戻ってくる事を宣言。今後も参戦して活躍が期待され、そして元王者を倒しているので、王座挑戦の可能性も出てきたようだ。
 また、番組冒頭では、トミー・ドリーマーに奪われたデジタルメディア王座への挑戦をアピールしていた前王者ケニー・キングは、王座挑戦をコミッショナーのサンティノ・マレラに拒否されるも、代わりにインパクト世界タッグ王座への挑戦権を与えられ、シェルドン・ジーンと組み、王者ABC (クリス・ベイ & エース・オースティン) と対戦した。しかし、タッグにかけては王者組が一枚上手で、連携技でジーンからフォールを奪い、ABCが王座防衛を果たした。
 インパクト世界王座への挑戦権を持つ怪物ムースとヒースのシングルマッチを行い、セコンドのブライアン・マイヤーズの介入から、ムースが必殺のスピアーを決めてフォール勝ち。しかし、試合後にライノが乱入してムースを襲う。王座戦線とは別に怪物二人の抗争も激化しそうだ。
 どの王座にも挑戦できる権利を賭けたバトルロイヤル「コール・ユア・ショット・ガントレット」で最後まで残り、ジョーディン・グレースが男子レスラーであるブリー・レイからフォールを奪ったが、この事で、悪漢ブリー・レイはグレースを認めるようになった。そして今放送では、タッグを組み、スティーブ・マクリン、キリン・キングと対戦。マクリンはブリー・レイと組んでいたが、ブリー・レイの善玉転向の動きに怒っており、制裁するつもりだが、逆にグレースとブリー・レイの連携が冴え、マクリン、キングを同志討ちさせると、ブリー・レイがアシスト。その隙にグレースがキングにジャガーノートドライバーを決めてフォール勝ち。そして試合後、ブリー・レイはグレースの腕を上げ、讃えた。ブリー・レイはベビーフェイスに転向しそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2023年11月16日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<シングルマッチ>
○ウィル・オスプレイ
 ピンフォール
●ジョシュ・アレクサンダー

<シングルマッチ>
○トリニティ
 ピンフォール
●ソニー・キス

<タッグマッチ>
○ブリー・レイ、ジョーディン・グレース
 ピンフォール
●スティーブ・マクリン、キリン・キング

<6人タッグマッチ>
○ブラック・タウルス、ラレド・キッド、ユース・ウォリアー
 ピンフォール
●ラスカルズ (トレイ・ミゲル、ザカリー・ウェンツ、マイロン・リード)

<シングルマッチ>
○ムース
 ピンフォール
●ヒース

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ABC (クリス・ベイ & エース・オースティン) (王者)
 ピンフォール
●ケニー・キング、シェルドン・ジーン(挑戦者)