日韓国際戦は松山翔 勝利も韓国2勝1敗!MA日本キックボクシング連盟主催「激闘vol.4」横浜ランドマークホール大会

(C)MA日本キックボクシング連盟

 10月22日(日)神奈川県・横浜LANDMARK HALLで開催されたMA日本キックボクシング連盟主催「激闘vol.4」。大会メインとなる日韓国際戦3対3は、アマチュアK-1優勝の実績からプロデビュー戦ながら国際戦に挑んだ先鋒・齋藤航太郎(優弥道場)は、プロキャリアの差をみせつけられる、韓国側も推している新鋭イ・ギョンハンに1R顔面への膝でダウンを奪われ、3R首相撲の膝連打で出血してレフェリーストップ敗。イ・ギョンハンは日本デビュー戦をKOで飾った。
 中堅戦では強打の元MAウェルター級王者・力也(士魂村上塾)が新日本キックボクシング協会、ビッグバン、MAキック、ACFなど日本でキック戦の経験があり、50戦を超えるキャリアを持つウ・スンボムと対戦、力也は体重オーバーで減点2ポイントからの開始だったが、スンボムは力也のパンチを警戒して無理にパンチで打ち合わず、首相撲を有効に使い、3Rにはカウンター気味の右フックでダウンを奪い、減点なしでも明確な判定勝利を飾った。
 トリの大将戦では、MAスーパーウェルター級王者・松山翔(菅原道場)が今年8月27日関西の格闘技イベント「ACF90」で右ストレートによるKO勝をおさめているキム・ジウンと対戦、試合はほぼ互角の展開となった最終3R、組み合った状態で倒れた際、松山がキム・ジウンの腕を極めるカタチになってしまい左肘を痛めたジウンの動きが鈍ったのをみてレフェリーがTKOを宣言、スッキリとはしなかったが松山の勝利で日本側は1勝2敗と全敗をまぬがれた。
トップ写真:上段から松山翔(菅原道場)ウ・スンボム、イ・ギョンハンの韓国勢
 またエキシビションマッチに中国のメジャー格闘技イベントWLF(武林風)王者・朝久裕貴vs.K-1 WORLD GPライト級王者の実績がある朝久泰央の兄弟対決に9月16日『KNOCK OUT 2023 vol.4』でKNOCK OUT-REDスーパーライト級王座を獲得するも負傷したバズーカ巧樹(菅原道場)vs.同門の先輩王者・島野浩太郎(菅原道場)の同門対決にビッグバン & MAスーパーライト級王座を獲得した昇也(士魂村上塾)vs.HAYATO(CRAZY WOLF)の3エキシも行われた。

エキシ3試合を含め全11試合


大会PV

■ MA日本キックボクシング連盟「激闘vol.4」
日程 2023年10月22日(日)
開場 15.00 開始15.30
場所 横浜LANDMARK HALL(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ5F)
桜木町駅(JR・市営地下鉄)下車、《動く歩道》利用で徒歩5分。みなとみらい駅(地下鉄 みなとみらい線)下車、徒歩3分。
アクセス
認定 MA日本キックボクシング連盟 HP:http://www.ma-kickboxing.com/

全試合MA 日本キックルール(肘打ち無し)3R
<本戦8試合/メインイベント67.5kg契約3分3R(延長無し)>
○松山翔(菅原道場)-67.5kg
身長173cm 38歳
14戦 5勝 (1KO )8敗 1分
.MAスーパーウェルター級-69㎏王者
 3RTKO 30秒 ※レフェリーストップ
●キム・ジウン(韓国/Samsan MuayThai gym)-66.65kg
身長175㎝ 34歳
20戦10勝10敗2KO
・2012年大韓ムエタイ協会新人王戦 – 63.5kg級 銀メダル
・2018年大韓ムエタイ協会国家代表選抜戦Bクラス-67kg級金メダル
・大阪ACF90-63.5kg級勝者

<セミファイナル本戦7試合/ヘビー級 3分3R ( 延長無し)>
○遊笑 (Y’s glow )
 1RTKO 1分30秒
●達磨石川(村上塾)

左フックで2度のダウンを奪った遊笑が1RKO勝

<本戦6試合/ 65kg契約3分3R( 延長無し)>
●力也(士魂村上塾/MAウェルター級2位)-64.2kg⇒再計量65.52㎏
身長170cm 29歳
23戦14勝(8KO)9敗
・元MAウェルター級王者
 判定0-3(25-30 2者26-30)※力也計量オーバーにより-2ポイント開始、3Rウ・スンボムは右フックでダウンを奪う
○ウ・スンボム(韓国/Samsan MuayThai gym)-64.55㎏
身長169㎝  30歳
54戦36勝17敗1分
・大韓ムエタイ協会 2013-2019 Jrウェルター国家代表
・2015 全国体育大会 Jrウェルター 1位
・東アジアIFMA国家代表
・ダナンアジアンビーチ競技大会国家代表
・大阪ACF45-67㎏勝者

エキシビションマッチ-3 2分2R(延長無し)
朝久裕貴(朝久道場)
・WLF武林風 -60kg王者
・K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝
 vs.
朝久泰央(朝久道場)
・第5代K-1 WORLD GPライト級王者

<本戦5試合/ – 55kg契約3分3R (延長無し)>
○家下 歩(菅原道場/MAバンタム級6位)-54.80㎏
 3RTKO 2分20秒
●小島 卓也(優弥道場)-54.80㎏

<本戦4試合 /-69kg契約3分3R (延長無し)>
●齋藤航太郎(優弥道場)※プロデビュー戦-68.38㎏
身長180cm 25歳
アマチュア24戦12勝10敗2分
・第58回K-1アマチュアAクラス-70kg優勝
 3RTKO 1分21秒 ※レフェリーストップ
○イ・ギョンハン(韓国/Samsan MuayThai gym)-67.61㎏
身長182cm 試合時25歳
アマチュア:17戦13勝4敗
プロ:5戦4勝1敗1KO
・2015年第96回全国体育大会ムエタイ対抗戦-67kg銀メダル
・2016年大韓ムエタイ協会ジュニア国家代表選抜戦 – 67kg 金メダル
・2017年大韓ムエタイ協会国家代表選考大会-63.5kg 金メダル
・2017年 KMF大韓総合格闘家連盟 – 70kg王者
・2023年IFMAムエタイ選手権 – 75kg A class 5th
・2023年コリアンビーストキックボクシング – 73kg王者

<本戦3試合/ -64kg契約3分3R (延長無し)>
○関龍 之亮(士道館植野道場)-64.00㎏
 1RTKO 23秒
●錦織 翼(Y‘s glow)-62.65㎏

エキシビションマッチ-2 2分1R 延長無し
島野浩太郎(菅原道場)
・WMAF世界スーパーフェザー級王者
・第7代Krushスーパー・フェザー級王者
・元MAスーパーフェザー級王者
 vs.
バズーカ巧樹(菅原道場)
・KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者
・WMAF 世界スーパーライト級 -64kg
・元REBELS-BLACKスーパーライト級王者、
・元MA日本スーパーライト級王者

<本戦2試合/ -51kg契約3分3R (延長無し)> 
●陸刃(楠誠会館)-50.60㎏
 判定(27-30 2者28-30)
○明夢(新興ムエタイジム)-50.95㎏

<本戦1試合/-51kg契約3分3R( 延長無し)>
●神宮匡一朗(菅原道場)-50.82㎏
 判定0-3(27-30 2者28-30)
○礼司(楠誠会館)-50.60㎏

エキシビションマッチ-1 2分2R(延長無し)
昇也(士魂村上塾)
・Bigbangスーパーライト級王者
・MAスーパーライト級王者
 vs.
HAYATO(CRAZY WOLF)


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