(C)TNA
10月12日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今放送では、抗争が続くベテラン同士の一騎打ち、エディ・エドワーズ対フランキー・カザリアンのフォールズキラー・インパクトマッチが行われた。この試合は、1本目はフォール勝ちのみ、2本目はギブアップでの勝利のみ、そして3本目はラストマンスタンディングマッチで行うという特殊ルール。まさに、決着戦と言える試合だ。試合は、まずエドワーズが必殺のボストン・ニーパーティでフォールを奪って一本先取。その勢いのまま、エドワーズが場外に降りラフファイトでカザリアンを攻め立てるが、リングに戻るとカザリアンが反撃。今度はカザリアンがチキンウィングでサブミッション勝利し、タイに戻す。そして運命の三本目はラストマンスタンディングマッチになだれ込んだ。椅子やテーブル、鉄階段を使用した激しいハードコア戦となり、どちらが最後まで立てるかの総力戦で激しい試合展開となった。そして、カザリアンは入場口でエドワーズに、なんとスタイルズクラッシュを決め、更にちょっかい出してくるエドワーズの妻アリーシャもテーブルに叩きつける。妻の一大事に、蘇生したエドワーズは、リングに戻るが、揉み合いの中、カザリアンがリングから場外のテーブルへフェード・トゥ・ブラックでエドワーズを叩きつけたのであった。最後は、エドワーズが立ち上がることが出来ず、カザリアンの勝利。遂に因縁対決決着となった。
番組冒頭では、インパクト世界タッグ王座戦も組まれ、王者ザ・ラスカルズ (トレイ・ミゲル & ザカリー・ウェンツ)がリッチ・スワン、サミ・キャラハンの挑戦を受けた。ヒールファイトでタッグ王者まで上り詰めたザ・ラスカルズだが、ここで元インパクト世界王者同士のベテランタッグチーム、スワンとキャラハンが王座獲りに立ちあがった。合体カクタスドライバーで勝利寸前のスワンとキャラハンだったが、ザ・ラスカルズがいつも通り、レフェリーの隙をついて反則のローブローを決めてミゲルがキャラハンからフォール勝ち。ザ・ラスカルズが古典的ヒールタッグチームとして、王座を防衛した。
また5WAYマッチでは突如、元WWEで映画俳優のウラジミール・コズロフが試合中に現れ、ダーティー・ダンゴをフォローして勝利に導いた。コズロフがインパクト・レスリングに本格復帰するのか注目される。
■ Impact Wrestling
日時:2023年10月12日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング
<フォールズキラー・インパクトマッチ>
○フランキー・カザリアン
2-1
●エディ・エドワーズ
<シングルマッチ>
○ターシャ・スティールズ
ピンフォール
●コートニー・ラッシュ
<5WAYマッチ>
勝者:ダーティー・ダンゴ
参戦選手:
エリック・ヤング
ジェイク・サムシング
シャンパン・シン
ジョーディン・グレース
<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・ラスカルズ (トレイ・ミゲル & ザカリー・ウェンツ)(王者)
ピンフォール
●リッチ・スワン、サミ・キャラハン(挑戦者)
.@WWEKozlov has ARRIVED! #IMPACTonAXSTV pic.twitter.com/091474Kgxf
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) October 13, 2023
※月額999円ファイトクラブで読む
▼ジョン・シナLAナイトFastlaneイヨ・スカイ&セス・ロリンズ防衛シンスケ
▼火曜夜激突オレンジC志田光再戴冠Jホワイト AコープランドAEW初
▼正面衝突NXT圧勝!Cローズ アスカJシナLAナイトUテイカー投入
※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻)
’23年10月19日号Fastlane 月曜Noah ジャパンキック 闘強商店会3 AEW総力戦詳細NXT