[ファイトクラブ]マット界史更新AEWウェンブリー有料80709人もCMパンクまた喧嘩

[週刊ファイト9月7日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼マット界史更新AEWウェンブリー有料80709人もCMパンクまた喧嘩
 オージーオープン⇒タッグ王座MJFアダム・コール~トリ防衛まで英国
 (c) AEW 編集部
・長い大会勘弁して欲しいZero Hour名義2時間ダブルJギター喰らう
・親友タッグ戴冠 オージーオープン技量を披露する目論見も短すぎの尺
・ECW所縁FTW王座HOOK奪回、ジャングルボーイと恋人ハワイ休暇
・発端はCollision収録怪我⇒休暇ジャック・ペリー本物ガラス案の却下
・入場から不機嫌CMパンクなだめてお仕事サモア・ジョー本戦第1試合
・首絞めた暴力沙汰だの謹慎処分まで、またも極端に違う現地媒体論調
・バレットクラブ竹下幸之助Kオメガ丸め込むトリオ戦 飯伏幸太?出来
・Cウィラー火器使い暴れ逮捕も予定ケツ通りFTR防衛-ヤングバックス
・スタジアムスタンピード=狂人MOXお約束流血ハードコア戦オレンジC
・Queen国ウェンブリー母Sweet Saraya Knight絡むサレヤ地元戴冠劇
・メタリカ曲入場スティング64歳Dアレン棺桶蓋閉Swerveクリスチャン
・フレディ・マーキュリーCall Responseからジェリコ♪Judas声だけ生演奏
・Revolution Pro鷹木信悟戦濃かった陰口Cジェリコ倒すWオスプレイ
・4ヶ月後AEW「4歳の息子のために」⇒アレックス・ウィンザーの連れ子
・House of Blackトリオ選手権アクレイムド&ビリー親父に譲る 続きあり
・Rストロング介入も善玉MJF防衛Aコールと敵対にせず友情守るケツ



■ AEW All In
日時:8月27日(現地時間)
会場:英ロンドン ウェンブリー・アリーナ
観衆:81035人(主催者発表) 80709人(有料入場者数)

長い大会勘弁して欲しいZero Hour名義2時間ダブルJギター喰らう

―― 歴史記録を作った大会なんで、長い、長いプリショーからじっくり週刊ファイトの独自分析で他媒体との差別化を徹底するしかありません。そもそも最初の1時間弱は、大巨人ポール・ワイト(ビッグショー)、英国出身の元ボクシング、アンソニー・アゴーゴー、同じく英国のキップ・セイビアンが、ジョン・モクスリー夫人レネ・ヤング(現苗字パケット)とカード紹介に予想なんですが、まぁこれは許してやるとして・・・。会場に実際に出てきたのはジェフ・ジャレット&悪妻カレン、鉛筆サンジェイ・ダッド軍のジェイ・リーサル、大巨人サットナム・シンと、要は「顔見世」ですね。記録上は試合扱いですらない。

オフレコ そこから放送ブースにいたポール・ワイト、アンソニー・アゴーゴー、記者会見でギター喰らっていた太っちょグラドが出てきて、今度はリベンジでダブルJがギター喰らうというスキット(コント)からやね。メガイベントだから、「様々なスター選手も遠征してきてます」アピールなんだろうが、こんなの必要なのか?

―― YouTubeでも公開されてるZero Hourですから、早送りというか飛ばして見ようかと思わせてしまうのは不味いですね。さすがに日本から視聴の我々は、リアルタイムでなく(ネット断ちした上で)あとから見ますから、「こんなの要らんのに」と思いますモンねぇ。

オフレコ ただ、構成者の意図はわかる。なにしろ天井桟敷席から見たら、豆粒サイズなんじゃないかと会場全景も放送が見せるまだ明るい現地時間は午後のウェンブリーからなんで、まず最初に「極めてデカい二人が睨み合って」とかやっておこうだったんだろう。

―― それにしても、『ライブエイド』、Queen単独、『フレディー・マーキュリー追悼』、FOO FIGHTERSまで、何度となくコンサートの映像ソフトは買って見てますけど、ホンマに埋まるのかと半信半疑だったんですが、もうこの段階から実況は「8万人」、「8万人」を連呼してます。

オフレコ 念のため。10万人を謳うダラスでやった『レッスルマニア32』と言うかもだけど、WWEは大げさに発表するし、業界用語コンプというけど、招待券も多く巻くから、主催者発表で81035人、有料入所者数80709人というのは歴史的な大記録であることは事実なんや。まして物価高騰があるから、ビジネス規模としてもとてつもない規模になる。

―― 国内プロレスしか興味示さない頑固なファンが多いんですが、桁の数が余りにも違うアメプロ超黄金期の象徴イベントだったことを最初に強調しないといけません。

オフレコ どっちが勝った負けたをもうスグに出す輩がいるネット時代だけど、こういうメガイベントで専門媒体の予想を外そうものなら、故I編集長から「お前、何年記者やってんだ!」と怒鳴られるよ。全問正解なのは”当たり前田のクラッカー”なんであって・・・。

―― 古いです。若い読者にはわかりません(笑)。〇●だけ知りたいならそっちを見て下さい、と。本誌こそ濃い分析世界No.1を広言してるんだから、CMパンクの件とか裏取り取材の各種連絡も待ってからなんでレポート遅くなりましたが、次元の違う解析の鋭さで勝負するしかありません。

親友タッグ戴冠 オージーオープン技量を披露する目論見も短すぎの尺
<Zero Hour 第1試合 ROHタッグ王座戦>
[王者]オージーオープン
 7分45秒 ダブル・クローズライン
[挑戦者]MJF アダム・コール

オフレコ 試合は予定通り、あとの試合でゴタゴタから順番変わったとか変わってないは置いておいて、MJFとアダム・コールがオージーオープンからROHタッグ王座を奪うカードからだったんだが・・・。

▼AEW8万人英直前Wオスプレイ新日契約残り半年!オージーオープン

[ファイトクラブ]AEW8万人英直前Wオスプレイ新日契約残り半年!オージーオープン

―― 勝敗は鉄板だったにせよ、中身のお披露目が大いに注目だったカードなんですが。

オフレコ なにしろ尺が短い。これじゃオージーオープンがいかに素晴らしいか、伝わらなかった不満が残る。

―― 全部見ている者からしたら「親友タッグなんだから、合体技だ、ダブル・クローズラインだ!」と散々煽ってその映像もこのPPV番組内でもしつこく最初の1時間目に流しておいて、「やっぱりそれがフィニッシュかよ」というか、なんか余りにも当たり前過ぎましたね。

オフレコ まぁ、トリが親友対決なんだから、この第1試合は予定調和でイイんだという作る側の意図もわかるんだけどね。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン