夏G1新日Aブロック注目の一戦、SANADA清宮海斗は残り2秒決着!


 新日本プロレス真夏の祭典『G1 CLIMAX33』後楽園ホール大会が行われた。メインに今大会注目の一戦であるIWGP世界ヘビー級チャンピオンSANADAと、プロレスリングノアから参戦している清宮海斗が行われた。序盤からクラシカルなレスリングで魅せていく両者に声援、拍手も次第に大きくなる。ややSANADAへの声援が多い。


 素早い身のこなしでSANADAを翻弄し、主導権を握る清宮に声援が増えていく。
 お互いが武藤敬司の教えを受けているところからシャイニングを打ち合うも、清宮は空を切りSANADAは清宮にブロックをされる。
 SANADAの膝に照準を絞った清宮は低空ドロップを連発。トップロープからのドロップキックでSANADAにダメージを与えてから四の字固めで追い込んだ。


 客席からは「SANADA、ノアに負けるな」という声も聞こえ、G1公式戦ながら対抗戦ムードもあり場内の盛り上がりはピークに達する。


 残り時間が短くなり両者の切り返しで一進一退の攻防が続くなか、残り僅かのところでSANADAのスピードのあるシャイニングウィザードが見事に決まり、残り時間2秒にして決着。SANADAが無傷の4連勝、勝ち点8を獲得した。


 試合後、マイクを持ったSANADAは清宮海斗を讃え、またやろうと呼びかけた。両者が決勝トーナメントに進み勝ち上がれば決勝で再び激突する可能性がある。

 Bブロック公式戦ではYOSHI-HASHIがオカダ・カズチカをあと一歩まで追い込むもレインメーカーに沈んだ。

 Aブロックは令和三銃士の辻陽太と海野翔太が初勝利、成田蓮はヒクレオに破れ未だ勝ち星を掴めていない。

■ ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33
日時:2023年7月25日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール 観衆1,471人(札止め=主催者発表)

<第8試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Aブロック公式戦>
○SANADA(4勝0敗=8点)
 19分58秒  シャイニングウィザード⇒片エビ固め
●清宮 海斗(2勝1敗1分=5点)

<第7試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Bブロック公式戦>
○オカダ・カズチカ(4勝0敗=8点)
 16分32秒  レインメーカー⇒エビ固め
●YOSHI-HASHI(2勝2敗=4点)

<第6試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Aブロック公式戦>
●成田 蓮(0勝2敗2分=2点)
 11分58秒  ゴッドセンド⇒片エビ固め
○ヒクレオ(1勝3敗=2点)

<第5試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Bブロック公式戦>
●タンガ・ロア(1勝3敗=2点)
 12分14秒  回転十字架固め
○エル・ファンタズモ(1勝3敗=2点)

<第4試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Aブロック公式戦>
○辻 陽太(1勝2敗1分=3点)
 11分42秒  ジーンブラスター⇒片エビ固め
●チェーズ・オーエンズ(2勝2敗=4点)

<第3試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Bブロック公式戦>
●タイチ(2勝2敗=4点)
 2分11秒  横入り式エビ固め
○KENTA(2勝2敗=4点)

<第2試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Aブロック公式戦>
○海野 翔太(1勝1敗2分=4点)
 13分03秒  デスライダー⇒片エビ固め
●ゲイブ・キッド(2勝2敗=4点)

<第1試合 20分1本勝負『G1 CLIMAX 33』Bブロック公式戦>
○ウィル・オスプレイ(3勝1敗=6点)
 11分20秒  リープ・オブ・フェイト⇒片エビ固め
●グレート-O-カーン(1勝3敗=2点)

☆金曜発売『週刊ファイト』電子書籍ジャーナル収録
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼健介道場ノア中嶋勝彦-宮原健斗への関心から斬る専門媒体評論役割

[ファイトクラブ]健介道場ノア中嶋勝彦-宮原健斗への関心から斬る専門媒体評論役割

▼今週の肝:続くNHK猪木アリ番組批判~映画の近未来~中嶋清宮G1

[ファイトクラブ]今週の肝:続くNHK猪木アリ番組批判~映画の近未来~中嶋清宮G1

※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’23年07月27日号AEW血祭 NWA日プロ回顧 勝彦ノア健斗 JKA昼夜K1両国 上半期ワースト

’23年08月03日号猪木アリ再訪 小島聡エナジャイズ全日大阪 新日G1 NXT肉薄Dynamite