SSPW/タイガークイーンのシングル連勝記録を彩羽匠が阻止/Sareeeは帰国後大阪初/池本誠知は関根シュレックを締め落とす

 ストロングスタイルプロレス、3度目の大阪興行が2日に開催された。
 セミは、タイガー・クイーンとマーベラスのエース・彩羽匠とのシングル戦。クイーンは、シングル10戦目となり今迄無敗だ。彩羽とは、第3戦で対峙しており、今回は2度目のシングルとなるが、彩羽もこのチャンスをモノにしたいところだ。勝利してクイーンの連勝を止めることができるのか、注目の一戦となっていた。

 試合は、序盤で彩羽が放った蹴りがクイーンの後頭部を直撃。そのまま、場外にエスケープするも、軽い脳震盪にでもなったのか、頭を抱えて動けない。それでも、フラフラの状態で応戦しようと、場外ダイブなど大技も繰り出すが、いつものような軽やかな動きは見られなかった。最後は必殺のランニング・スリーを喰らってしまい、返す力はなく遂に連勝記録がストップしてしまった。

 メインは、総合のような闘いとなった。先日RIZINの試合で、顔面を3ヵ所も骨折した関根だが、欠場することなく男気の出場。そういう素振りも見せずに闘い続けた。パワー殺法全開でアルゼンチンバックブリーカーやアイアンクローまで繰り出したが、池本のフロントネックロックに落ちてしまった。しかしその頑張りには会場から暖かい拍手が送られていた。

 そのほかには、WWEから日本に戻ったSareeeは久々の大阪となったが、師匠でもあるジャガー横田と組み、ひと癖ある関西コンビの花園桃花&ハイビスカスみぃと対戦。花園が良くも悪くも試合をかき回すが、最後はジャガーがきっちりとみぃにトドメを刺した。
 また、試合の合間に、会長の新間寿氏と初代タイガーマスクが挨拶。新間氏は88歳となったが、ハッキリとした話し方で故アントニオ猪木さんのことや今後のことを話した。

■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.24 闘宝伝承2023
日時:2023年7月2日(日)11時30分開場 12時00分開始
会場:大阪市コミ協ひがしなり区民センター

《第1試合 15分1本勝負》
〇菊池悠斗
伊禮タケシ
スミヒデアキ
 11分02秒 ダイビングフットスタンプ⇒片エビ固め
田中祐樹
●橘隆志
キャプテン・アメムラ

《第2試合 20分1本勝負》
晴斗希
●ダイナ御堂(フリー)
 11分17秒 ダイビングビッグヘッド⇒片エビ固め
〇“brother”YASSHI
BADMAX藤永

《第3試合 30分1本勝負》
アレクサンダー大塚
冨宅飛駈
●道端剛史
 8分07秒 蝙蝠つり落とし⇒片エビ固め
シャドウWX
〇政宗
小山寛大

《第4試合 30分1本勝負》
〇ジャガー横田
Sareee
 12分33秒 フィッシャーマンズバスター
●ハイビスカスみぃ
花園桃花

《第5試合 30分1本勝負》
〇間下隼人
日高郁人
 11分15秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド
マグニチュード岸和田
●スーパー・ブラックタイガー

《第6試合 45分1本勝負》
●タイガー・クイーン
 11分21秒 ランニングスリー⇒
〇彩羽匠(Marvelous)

《第7試合 60分1本勝負》
スーパー・タイガー
〇池本誠知
 13分55秒 フロントネックロック
船木誠勝
●関根“シュレック”秀樹

※この試合の拡大版は、7月7日発売の『週刊ファイト』に掲載。


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