[ファイトクラブ]Sロリンズ防衛Bブレイカー、Fベイラーも NXT Gold Rush次週も特番

[週刊ファイト6月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼Sロリンズ防衛Bブレイカー、Fベイラーも NXT Gold Rush次週も特番
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■ NXT Gold Rush
日時:6月20日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 現地時間7月30日(日)にはテキサス州に乗り込んでの『Great American Bush』を控えているNXTなんだが、今回と次週に渡って特番仕様の『Gold Rush』ということで、セス・ロリンズのWWE王座防衛戦がパフォーマンス・センターで行われる他、ライバルのAEWが新番組『Collision』をスタートさせたので、総力を挙げて攻勢をかけてきた。WWEに関してはSmackDownでジミー・ウソーだけでなくジェイまでもがローマン・レインズ親分を裏切り、その最後のセグメントは230万人視聴者がいきなり280万人にジャンプしたそうで、やはり『ゲーム・オブ・スローンズ』のような連続ドラマ、いわゆるファミリーSAGAがいかに大衆をフックさせるかというケース・スタディ教材でもある。
 現地時間7月1日(土)、英国ロンドンからの『マネー・イン・ザ・バンク(MITB)』では、その骨肉のBloodline内紛劇に大河ドラマが進行しているが、本誌のような全部を見ている専門媒体にとってはNXT-AEW戦争の方が面白いし、紹介するに値するとなろう。もっとも、そのMITBのポスター図案はすでに公開されているから、ブロン・ブレイカーがNXT番組でWWE王座を奪取なんてことにはならないことは事前にわかっていることなんだが、それは重要ではない。問われたのは中身であり十分にド迫力だっただけでなく、最後にはフィン・ベイラーまで投入と、興味深い内容だったのは述べるまでもない。


 最初はウェス・リーの北米王座防衛戦から。普段は共闘してるタイラー・ベイトが挑戦者で、ムスタファ・アリがレフェリーというのが設定なんだが、アリが高速カウントあったり、今度はスローとイマイチどっちに味方しているのかわからない展開に。

 ケツはリーのカーディアック・キック(ペレ・キック)が決まっての防衛なんだが、最後までアリの意図がよくわからない。闘った二人はもちろん超A級なんだけど・・・。


 女子王座挑戦者決定トーナメントに優勝したティア・ヘイルのティファニー・ストラットンへの王座挑戦は来週の『Gold Rush』です。ドリュー・グラックに習ったのか、「お前がワタシに勝てるわけがない!」のセレブ嬢キャラに、ティアがキムラロックやってました。そんな、誰も王座交代なんか期待してないんだけど、ティアちゃん応援の機運が高まっていることが重要なのであります。

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