[ファイトクラブ]宮原華音『RISE 167』衝撃デビュー Shades of Orangeの忍者と鮫映画

トップ画像:松濤館空手で優勝経験のある美人女優がDVD発売イベントを開催より

[週刊ファイト5月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼宮原華音『RISE 167』衝撃デビュー Shades of Orangeの忍者と鮫映画
 by 大島慶山 w/編集部編
・まさかの39秒殺!同学年、同い年対決・金子久美子をパンチKO失神
・試合後R-1SE FORCEラウンドガールとして業務を全う!大歓声受ける
・『ハイキックエンジェルス』’14、そして映画館で『ニンジャ VS シャーク』
・『仮面の忍者 赤影』実写版リメイクされるならくノ一役宮原演じて欲しい
・ぼけツッコミ世間の勘違い!宮原華音のハイキックでも喰らって下さい


遂にプロデビュー! 宮原華音インタビュー4月21日(金)『RISE167』後楽園ホール大会

遂にプロデビュー! 宮原華音インタビュー4月21日(金)『RISE167』後楽園ホール大会


■ RISE 167
日時:2023年4月21日(金)開場17:00 本戦開始17:30
会場:東京・後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)

 天は2物を与えずという諺(ことわざ)があったが、2物以上を兼ね備えた、女神が天空から地上に降臨した。
 都合がつかず急遽、会場での生観戦からAbemaTVでの配信観戦になったのだが、本当に驚いた。4月21日(金)後楽園ホールで開催された『RISE 167』(キックボクシング)での一コマである。

 本戦 第一試合が、始まる前にマッチメイクされた<オープニングファイト チャレンジマッチ ノンタイトルフライ級 3分x2R>にて、0分39秒の正に秒殺で、金子 久美子(カネコ クミコ)(1996.9.12)を見事に下した宮原 華音(ミヤハラ カノン)(1996.4.8)である。
 同学年、同い年対決を制し、実況席でAbemaTVの解説を担当した神村エリカの予想をも大きく覆した。
※神村エリカ(1992.12.30)
元WAMP世界ミニフライ級王者/元WMC世界ミニフライ級王者

 神村は、「宮原華音選手は、この距離では闘わないほうがいいですね。元々は伝統派空手出身だと思う(松濤館流/しょうとうかんりゅう)ので、もう少し前手、前足になって距離をとった方が良いと思います」と、宮原のスタートから飛び出し距離を詰めた戦術に苦言を呈した。その瞬間に、右ストレート3連発で、アクション映画の一場面のストップモーションの様に、金子はたったまま幽体離脱したように失神し、その後、ぶっ倒れた。正に衝撃だ。

まさかの39秒殺!同学年、同い年対決・金子久美子をパンチKO失神

 何度もAbemaTVのリプレイを見返した。神村も、目の前で見たまさかの電光石火の秒殺劇に驚いた様子で、自らのコメントを訂正。「(宮原は、)あの距離で良かったですね」と、宮原の戦術、勝利を称した。
 マスコミやファンの大半は、宮原がキックを中心に試合を組み立てて、フィニッシュもキック狙いと予想してたと思うが、ものの見事に予想は外れた。

 今年の1月22日(日)に、東京 大森のゴールドジム開催されたアマチュア・キックボクシング『RISE Nova』において、1R 0分15秒 右ミドルキックで見事に勝利を飾っている。練習風景などでも、キックを多用している場面をマスコミなどによく見せているので、対戦相手は陽動作戦にも引っかかったか。キックの蹴り合いになっても、宮原が優位だったと思うし・・・。相手のパンチに対するガード、ディフェンスにも素質と練習の成果が表れている。
 アマチュア1勝で、いきなり「RISE」本戦に登場した宮原に、やっかむ声はあるかもしれないが、スポーツ新聞、格闘技マスコミやネットを賑わすのは、ルックスの良い人気者だ。やっかむ暇があるなら、リング上の実績や人気、知名度、観客動員力で、プロとしてのバリューを示せ。環状線理論の外側に向けて、見事に役目を全うした宮原である。

 単にルックスが良いというだけではない。2022年4月から、「RISE」のオフィシャルラウンドガールユニット「R-1SE FORCE」の正式メンバーに名を連ねている。ラウンドガールは公正中立な立場で、戦いのリングに華やかさを届ける一輪の花だが、この日のラウンドガールの同僚達は、全員、宮原の応援にまわり、手に汗握っていた。中立ではないけれど、それは仕方ないかな。誰も大人気なく咎めない(とがめない)だろう。

試合後R-1SE FORCEラウンドガールとして業務を全う!大歓声受ける

 宮原の苦労、努力を目の当たりにしている仲間たちは、宮原の勝利には感涙のあと、微笑みあい手に手をとりあい、抱き合って勝利を祝っていた。
 なんと、宮原も、試合後にはシャワールームで汗を流し、化粧を整え、ラウンドガールのコスチュームに着換え、本戦の試合を仲間たちと分け合い、ラウンドガール業務も、疲れをみせずに無事に全うし、本戦出場選手に勝るとも劣らない大歓声を受けた。
もし惨敗してケガしてたら、ラウンドガールどころではなかっただろうが。
 「試合する前に負ける事を考えるやつが、いるかよ!」と、不躾(ぶしつけ)な質問で、彼女に殴られたインタビュアーはいないと思うが・・・(笑)。

 RISEでのラウンドガール姿は、会場では複数回、生で目にしているが、今度はキックボクシングで戦う姿を生観戦するつもりだ。

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