ノア会見AMAKUSA高橋ヒロム-清宮海斗、オカダ・カズチカ欠席に激昂

　武藤敬司引退大会『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING‘‘LAST’’LOVE~HOLD OUT~』第2弾記者会見が都内ホテルにて行われた。

　これまで1・21新日本プロレス横浜アリーナ大会での清宮の顔面蹴りに始まり、オカダの対戦拒否からの2・12ノア大阪大会でのGHCタイトルマッチ試合後のオカダの乱入と、両団体のファンを巻き込む中傷合戦にまで発展。近年にない盛り上がりをみせているオカダ・カズチカと清宮海斗。

　清宮海斗が席に着きレインメーカーが流れるもオカダ・カズチカは現れず、変わりに現れた阿部誠リングアナウンサーが司会の市川勝也氏に耳打ちするとオカダの記者会見欠席が告げられた。これに対し清宮海斗は激昂。

「来ないんですか？　いや、ちょっと待ってください。ふざけないでくださいよ。大事な記者会見をボイコットってどういうことなんですか？　だいたいそもそも大阪大会にアイツ勝手に入ってきて土足で乱入してきて試合後に後ろから奇襲してくる。そんな卑怯なチャンピオンに俺は負けるつもりないですよ。オカダさん、いやオカダ～！　東京ドームは逃げんなよ。絶対にぶっ潰してやるからな！」声を荒げながらコメントすると、質疑応答に入る前にテーブルを叩き会見場を去った。

　オカダは会見終了後にTwitterに焼肉の画像を添付した投稿をして心理戦を展開、即座にオカダファンから多数のコメントが付いている。

　また、同日行われる高橋ヒロム vs. AMAKUSAの新日本プロレスとプロレスリングノアの両団体のジュニアチャンピオン同士による試合の会見も行われた。

　高橋ヒロムは2013年のイギリス遠征時代に現地でタイトルマッチを闘い、タッグチームTOKYO TORNADEを結成したかつてみちのくプロレスで活躍した剣舞によく似たAMAKUSAとの対戦に昔話を始め、「この試合は新日本プロレス vs. Noahではありません」と「10年前の約束を果たせるこの日をずっと待っていた」として、「チャンピオン同士の対決ではあるがそれ以上の思いがあり、めちゃくちゃワクワクしている」と語った。