■大日本プロレス
日時:2023年2月12日(日) 11:30開始
会場:後楽園ホール 観衆:414人(主催者発表)
後楽園2Daysの初日となった、2・12大日本プロレス・後楽園ホール大会。
戦前、『最侠タッグリーグ』優勝決定戦に、BJWストロングヘビー級王座次期挑戦者決定戦・『大門寺崇vs青木優也』が組まれる翌2・13後楽園に比べ、カードはメインのジュニア王座戦くらいしか見所が無く、実際の集客面でも低調。
それでも今大会は、蓋を開けてみれば大会中盤の時点で満足度の高さを実感するなど、オープニングからメインまで充実の内容となった。
セミファイナルでは、翌13日に行われる『最侠タッグリーグ』優勝決定戦・『竹田誠志&塚本拓海vsアブドーラ小林&若松大樹』の前哨戦が実施。
最後は塚本が”黒天使”沼澤邪鬼を窒息させてレフェリーストップ勝利と、タッグリーグ優勝に向けて弾みをつける結果となった。
メインイベントでは、BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合・『関札皓太vs阿部史典』の一戦が実現。
試合開始直後から、阿部が仕掛ける猛攻に苦戦を強いられ続けた関札だったものの、最終盤に掟破りで関札が繰り出した、阿部の得意技・伊良部パンチから流れは一変。
立て続けに変型バック・クラッカーを決めると、最後はフロッグスプラッシュで阿部から3カウントを奪取。
2021年7月より保持している、ジュニア王座の防衛回数を11に更新した。
試合後、関札は「今日は勝って『ジュニアの祭典出るぞ』と言おうとしたら、俺と違うやつ(橋本和樹)が発表されているじゃないか。」と、3・1『ジュニア夢の祭典』について言及すると共に、次回防衛戦を5・4横浜武道館大会に行う事も発表。
ジュニア王座を高めていくことを宣言した大会終了後、『ジュニア夢の祭典』公式Twitterにて、関札の参戦が正式発表。
”大日ジュニアの大黒柱”が堂々たる実績を携えて、祭典に出場する事が決まった。
■第1試合
○吉野達彦&梶トマト
(7分23秒 エビ固め)
バラモン・シュウ&バラモン・ケイ●
※バーミヤンスタンプ
■第2試合 有刺鉄線ボードタッグデスマッチ
谷口裕一&○星野勘九郎
(9分9秒 体固め)
伊東竜二&石川勇希●
※有刺鉄線ボードへのダイビング・セントーン
■第3試合
○宮本裕向&木高イサミ&入江茂弘
(11分1秒 体固め)
神谷英慶&橋本大地&吉田和正●
■第4試合
○岡林裕二&関本大介&橋本和樹
(14分15秒 アルゼンチン・バックブリーカー)
浜亮太&中之上靖文&青木優也●
■第5試合
○加藤拓歩&鈴木敬喜
(13分21秒 変型バックドロップ・ホールド)
野村卓矢&菊田一美●
■第6試合 凶器持ち込みタッグデスマッチ
竹田誠志&○塚本拓海
(12分48秒 レフェリーストップ)
アブドーラ小林&”黒天使”沼澤邪鬼●
※チェーンによる首絞め&ビニール袋による窒息
■第7試合 BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合
○関札皓太
(21分32秒 片エビ固め)
阿部史典●
※フロッグスプラッシュ。第7代王者が11度目の防衛に成功
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▼大日本プロレス『ジュニア夢の祭典』へ轟かせた『関札vs.阿部』の衝撃
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’23年02月23日号ノア大阪 板橋プロ 大日本jr最侠決勝 RAW現地取材 DEEP後楽園 武士正