[ファイトクラブ]ビンス復帰ステファニー共同CEO辞任Judgement Dayタッグ戦RAW

[週刊ファイト1月19日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ビンス復帰ステファニー共同CEO辞任Judgement Dayタッグ戦RAW
 (c) 2023 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編


 正直、一般向きのSmackDownで誰が勝った負けたとか、一応は以下に紹介する看板番組RAWで何があったかよりも、本誌1月12日号の発売以降、世界が大きく動いている。鷹の爪大賞の年間回顧では、「なんといってもビンス・マクマホンの引退がとてつもなく大きなニュースだ」と活字に残したのだが、なんと77歳の御大ビンスが取締役会に復帰してしまったのだ。
 やはり株式会社の場合、株券の保有率=議決権が大きいのであって、ビンスが、ずっと前に追放されていた参謀のジョージ・バリオス、ミシェル・ウィルソンと供に究極のクーデターを仕掛け、ビンス追放に動いた独立して外部から迎えている取締役がまず3名、次に2名と続々とバタバタ計5人が解任処分に。明らかな報復人事である。そして、実はニューヨーク・タイムスやウォールストリート・ジャーナルに不適切な女性への金銭授与をリークしたのは実娘のステファニーなのかとの観測がずっと囁かれていたのだが、ついに愛称ステフも共同CEO職から辞任した。これでWWEのCEOはニック・カーン(AEWのカーンとは無関係)単独となる。さらにビンスの「会長」復帰が最後のトドメを打ち込んでいる。トリプルHのクリエイティブ部門政権に変更はないのだが、WWEがサウジアラビアの投資ファンドに売却されたとの噂も飛びかっており、年頭からメガトン級の爆弾が破裂したことになろう。

 今や世界は密接に関連している。飯伏幸太がどうやら新日プロから離脱しそうだけではない。WWEはジェイ・ホワイトにオファーをかけたとの噂も駆け巡っている。とりあえずは様子を見守るしかない。また、最初のラダー戦でのWWE復帰登場と優勝は大きくないような扱いだったのだが、今回のRAWのセグメントではあらためて復唱とばかり、新日ではジョナ名義だったブロンソン・リードも紹介映像付きでクローズアップされていた。

■ WWE RAW
日時:1月9日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米アラバマ州バーミンハム レガシー・アリーナ


 番組はKOケビン・オーエンズからで、南部アラバマ州からの中継なんでJBLがバロン・コービンと出てきて、そのまま試合に。

 スタナーが決まってKO勝利もブラッドラインが出てきてと、まぁこのところのいつもの展開です。


 事前に告知されていたカードというか、アレクサ・ブリスが最近の急に豹変することに釈明するというのが煽られていたんだが・・・。結局、アンクル・ハウディが出てきてと、なにも変わってません(笑)。まだまだ続きます。


 YouTube90分版の最初の丸ごとカットが、ベイリーとミア・イムのシングル戦でした。イヨ・スカイ&ダコタ・カイ引き連れたダメージ・コントロールがズル勝ちで丸め込むだけだったからかなぁ。大河ドラマの本筋には影響ないと。


 US王者オースチン・セオリーと、足やられたんで松葉杖ついてきたセス・ロリンズのセグメントはドラマの本筋ですからカットしません。『ロイヤルランブル』までには復帰できるとのことでした。いや、単なるセールなんですけどね。ここではボビー・ラシュリーも絡んでます。コディ・ローズの復帰秒読み告知も挿入されていたから、多分、A案、B案どう転んでもいいように抗争続けている感あります。

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