「カレン州新年会ラウェイ」3日め最終日!軽量級トップだった選手がMVP選手にKO勝!国際戦は3引分!

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 12月20日、21日、22日の3日連続ミャンマーカレン州ラインヴェの村で開催された「カレン州新年会ラウェイ」大会3日め、メインクラスの試合が揃った最終日ではミャンマー上位選手同士の対戦で、軽量級トップだったイェ・スイニが2016年ラウェイMVPで、2017年日本大会にも連続参戦して無敗のピャン・トゥエにKO勝。日本大会にも参戦して無敗だったビャカもKO敗けを喫した。国際戦は、現在の70㎏トップ選手トゥェィ・シット・ウインライン vs.タイのファーミーチャイ、重量級トップのシュー・ヤーマン vs.対戦予定のアバター・トー.モリスリ(タイ)から変更となったタイ在住のブラジル選手リッキィ、女子マッチ3試合全てフルラウンド闘い時間切れ引分に終った。


■「カレン・ニューイヤー・ラウェイ・チャレンジファイト」
日時:2022年12月20日、21日、22日 11:00開始(日本13:30)
場所:ミャンマー・カレン州・ラインヴェ・キャーイン村

3日め最終日・22日主な試合結果:試合動画

<ラウェイ 3分5R>
△アウン・カイン အောင်ခိုင်‐Aung Khaing ※ILFJ日本大会1敗
 時間切れ引分
△ナイ・トゥトゥ နေထူးထူး-Nay Htoo Htoo

<ラウェイ 3分5R>
●ピャン・トゥェ(LWC王者2回(67㎏ & 69㎏)、2015ゴールデンベルト71kg王者、ILFJ日本大会4戦3勝(山崎泰幸、渡慶次幸平、晴矢)1分(アラナ) ဖျံသွေး-Phyan Thway
 3RKO
○イェ・スイニ(2016年、2017年、2018年MLWC57㎏王者3回、ゴールデンベルト2015年51㎏ & 2016年54㎏王者、ILFJ日本大会2戦 一休そうじゅん(勝)、真虎斗 a.k.a BASTA(敗)、現地で浜本キャット雄大にTKO勝利)ရဲသွေးနီ-Ye Thway


イェ・スイニは体重増で以前のキレはなくなったがプレッシャーをかけての攻撃をかけるスタイルは変わらず、ピャン・トゥエは3Rには消耗してダウン。タイムをとるが回復できず試合を棄権。2019年から1引分を挟んで5連敗となった。

<ラウェイ 3分5R>
△マイト・ヤイン(2016&2015ゴールデンベルト57kg王者)※ILFJ日本大会参戦-မိုက်ရိုင်း-Mite Yine
 時間切れ引分
△へイン・トゥン・アウン ဟိန်းထွန်းအောင်-Hein Tun Aung

<ラウェイ 3分5R>
●ビャカ ဗျဂ္ဃ-Byat Gha ※2019年ゴールデンベルト57kg王者、ILFJ2勝、日本人選手(vs.東修平)と引分、MAS FIGHT1分
 4RKO
○モー・テット・アウン မိုးထက်အောင်-Moe Htet Aung

モー・テット・アウンは、先月のカレン州大会で日本大会にも参戦したパッキャウ・リン・ナインをKOして、今回はビャカを戦意喪失に追い込むKO勝、ビャカも一時期の勢いはなくなって今年2敗め

<ラウェイ 3分5R>
●ソー・ワ・ルー စောဝါလု-Saw War Lu
 2RKO
○ソウバへイン(2022年Sky Netシューアウンラントーナメント60kg優勝)စောဘဟိန်း‐Saw Ba Hein

<ラウェイ ミャンマーvs.タイ 3分5R>
△トゥェィ・シット・ウインライン(2018年ゴールデンベルト71㎏、2016年67㎏王者)သွေးသစ်ဝင်းလှိုင်-Thway Thit Win Hlaing
 時間切れ引分
△ファーミーチャイ(タイ)ဖားမီချိုင်-Fahmeechai

<ラウェイ ミャンマーvs.ブラジル 3分5R>
△シュー・ヤーマン ရွှးရာမာဉ်-Shwe Yar Man ※2020年タウンピィ王者、日本人選手(vs.渡慶次幸平)に勝利
 時間切れ引分
△リッキィ(ブラジル)ရစ်ခိက်-※アバター・トー.モリスリ(タイ)อวตาร ต.หมอศรี-Avatar Tor.Morsri から変更

<ラウェイ ミャンマーvs.タイ 女子3分3R>
△ナウ・オマー・ソー(ミャンマー)နော်ဉမ္ပာစိုး-Naw Ohn Mar Soe
 時間切れ引分
△カンマラットカット(タイ)ကန်းမလွပ်ကွပ်-Kan Ma lutkut

<ラウェイ 3分5R>
△タ・ペイニョ(2015年ゴールデンベルト63.5kg王者、2016年ONE MMAミャンマーフェザー級王者 ONE4戦4勝、THAI FIGHTカッチューア1勝1敗、日本人選手2勝vs.金子大輝)-သ​ပြေညို-Tha Pyay Nyo
 時間切れ引分
△トゥェイシットアウン-သွေးသစ်အောင်-Thway Thit Aung(ゴールデンベルト2015年67㎏&2017年71㎏王者、ミャンマーMMA ONE CHAMPIONSHIP 2015 ライト級トーナメント優勝 ONE 3戦2勝1敗)

<ラウェイ 3分5R>
△ソー・ミン・アウン(ILFJ日本大会2分、日本人選手1分vs.渡慶次幸平)-စောမင်းအောင်-Saw Min Aung
 時間切れ引分
△ソーミンミン (2017年ONE CHAMPIONSHIPミャンマーMMAフライ級(61.2kg)王者、クン・クメール カンボジア国際大会参戦(判定敗)、2022年Sky Netシューアウンラントーナメント67kg優勝)စောမင်းမင်း-Saw Min Min

・ラウェイ独特の勝ち抜き戦“アウン・ラン・ファイト”が7 lakh(19日準々決勝、21日準決勝)と10 lakh(20日準々決勝、21日準決勝)行われており、決勝戦は2クラスとも3RKO決着となった。(1Rごとに7 lakhと10 lakhの試合を行う)
※1 lakh(ラク)=10万

<10 lakh 決勝戦>
●アウン・パイン အောင်ပိုင်-Aung Paing
3RKO ※頭突き
○シュー・ヤイン ရွှေရိုင်း-Shwe Yine

<7 lakh 決勝戦>
●リ・オー လီအို-Li Oh
 3RKO ※右ハイキック
○ソー・アウン・ナイン စောအောင်နိုင်-Saw Aung Naing

2日め・21日主な試合結果:試合動画
初日・20日主な試合結果:試合動画
19日プレ大会:動画
※ラウェイ独特の勝ち抜き戦“アウン・ラン・ファイト”
・レフェリーは2名。3ラウンドを闘い、そこで決着がつかない時は、30分のノンストップ・ファイトを行う、若しくは1Rづつ
・30分でも決着がつかない時は“コイン・トス”で“運”による決着となる
・30分のノンストップ・ファイトの際、一方の選手が水分補給を要求して、相手もそれを認めれば1度の“ドリンクタイム”をとることができる
大会によって細かいルールは変化する。