ケンバトでお馴染み昆虫大好きパニがパンチ喰らいパニック？地下格闘技の注目株『和魂飛将』

ケンバトでお馴染みの昆虫大好き、パニは1回戦敗退でヘラクレスカブト虫進呈？有望選手の宝庫。地下格闘技、和魂飛将大会レポート

■　地下格闘技武闘会　和魂飛将
日時：2022年12月10日（土）　17:00～
会場：東京・新木場スタジオフラム

　地下格闘技界の注目株、和魂飛将の興行が新木場スタジオフロムで行われた。大会名には地下格闘技を名乗ってはいるが、入口の張り紙には「暴力団・半グレなどお断り」と書いてあり、そのクリーンな姿勢に感銘を受けて本誌は取材を敢行することにした。

　本日の注目は、重量級1dayトーナメントに登場のパニ。通称ケンバトこと、ケンカバトルロワイアル。そこで名を馳せた今話題の昆虫大好きな異色キャラクター選手だ。戦前のシャドウボクシングを見る限り、そこそこのボクシング経験者に見える。

　試合前のインタビューでは「負けた場合には、なんとヘラクレスオオカブトの幼虫を対戦相手にプレゼントする」とパニは言う。ヘラクレスオオカブトは成虫になると売り値10万円を越えこともあり、思わず「ぜひ編集部にも！」と、言いたい気持ちを飲み込んだ。

　この大会の裏で開催されているブレイキングダウン。この日パニが挑んだのは、その主宰団体・和魂飛翔の新鋭星也だ。

　試合は綺麗なワン・ツーを主体に戦うパニに対して、アッパー、フックの大振りで前に出る星也の展開。最初にダウンは星也の右アッパーを受けてのパニ。なんとか立ち上がるが、既に足にきているか。カーフを放つパニ。これは星也の足が流れるが、構わず前に出て左右フックで再びパニがダウン。善戦するも、二度目のダウンでレフリーが試合を止めた。

　試合後の本誌インタビューでは、「一発いいのが入ってわけわからなくなってしまった。足がふらつき、変な足になっちゃったっぽくて。まだ、カブトムシの数が足りてないと思います」と、パニだけにパニックに陥ってしまったのか意味不明なコメント。しかし、今後はリベンジを果たすために格闘技のトレーニングに重きを置くことを宣言していた。

　他、試合は熱戦が続き飛将ネットワークの選手達が大活躍。選手層も厚く、お世辞抜きで今後の地下格闘技の勢力図を塗り替えることになるかもと感じずにはいられなかった。飛将統括本部長伊藤清人氏のコメントとして、「団体で職親プロジェクト(少年院や刑務所に講話に行ったり出所後の就労支援等をする法務省の活動)に加盟しており、格闘技を通じて若者達に活躍の場を提供していきたい」との思いがある。

なお全般のお問い合わせについては、
統括本部長　伊藤清人　07038816166
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