(C)Photo Courtesy of UFC
2015年5月16日にフィリピン・マニラで『UFC Fight Night 66: Edgar vs. Faber』が開催された。
今大会はフィリピンで開催ということで、いつもより時間が早く行なわれているが、メインにはフランク・エドガーとユライア・フェイバーというドリームマッチが用意された。元UFC世界ライト級王者であるエドガーに対するのは、WEC~UFCと北米軽量級の最前線で活躍し続ける名勝負製造機ユライア・フェイバーという北米のファンから見ても夢のカードとなっている。
試合は、エドガーが圧倒。スタンド打撃でも、テイクダウンでもエドガーが圧倒し、永久電池の異名は伊達じゃなく、最後までスタミナが切れずに攻め続けた。流石のフェイバーもエドガーを讃え、判定でエドガーが勝利した。
また、アジア地区大会にも関わらず、メインカードは豪華。特にミドル級戦のゲガール・ムサシ対コスタ・フィリッポウ、マーク・ムニョス対ルーク・バーナットとこれまた豪華なカードが組まれた。激戦区ミドル級で、ムサシ、フィリッポウはランカー同士の潰し合い。ムニョスは今大会で引退を宣言している。
ムサシ対フィリッポウは、ムサシがけん制の打撃からテイクダウンでグランドで上をキープして試合を有利に進める展開が続く。フィリッポウは打つ手がなくディフェンシブで、ムサシも無理せず、上からこつこつパウンドを落とし、ムサシが判定で勝利した。
アメリカ国籍であるが、フィリピン系であるムニョスは、地元ということもあり凄い声援。これを受けてハッスルしたムニョスがルーク・バーナットを相手にパンチラッシュ、強引に投げ飛ばすテイクダウンなどで試合をリード。見事に判定勝ちで有終の美を飾った。試合後、フィリピン、アメリカ、家族、そしてUFCに感謝して、グローブをオクタゴンに置いて引退となった。
■ UFC Fight Night 66: Edgar vs. Faber
日時:2015年5月16日
場所:フィリピン・マニラ
<フェザー級/5分5R>
○フランク・エドガー
判定 3-0
●ユライア・フェイバー
<ミドル級/5分3R>
○ゲガール・ムサシ
判定 3-0
●コスタ・フィリッポウ
<ミドル級/5分3R>
○マーク・ムニョス
判定 3-0
●ルーク・バーナット
<ウェルター級/5分3R>
○ニール・マグニー
2R 1分24秒 TKO
●イム・ヒョンギュ
<フェザー級/5分3R>
○フィリップ・ノヴァー
判定 2-1
●ナム・ウィチュル
<フェザー級/5分3R>
○レヴァン・マカシュヴィリ
判定 2-1
●マーク・エディーヴァ
プレミアムカード
<ライト級/5分3R>
○ジョン・タック
1R 3分56秒、リアネイキッドチョーク
●バン・テヒョン
<ライト級/5分3R>
○ケイジャン・ジョンソン
判定 3-0
●ジャン・リーペン
<ウェルター級/5分3R>
○リー・ジンリャン
2R 4分59秒
●ディエゴ・リマ
<キャッチウェイト(137ポンド)/5分3R>
○ニン・グァンユー
2R 4分59秒 TKO
●ロイストン・ウィー
<フライ級/5分3R>
○ジョン・デロス・レイエス
2R 3分13秒 リアネイキッドチョーク
●ロルダン・サンチャーン
<フライ級/5分3R>
○ヤオ・ズィクイ
判定 2-1
●ノーラン・ティックマン
2015年5月15日にカリフォルニア州テメキュラで『Bellator 137: Halsey vs. Grove』が開催された。
メインではミドル級王座戦が組まれる予定だったが、王者であるブランドン・ホージーが減量に失敗。結果、キャッチウエイトで王座戦が行なわれ、挑戦者、ケンドール・グローブが勝利すれば新チャンピオン、ブランドン・ホージーが勝利すればタイトルは空位になる変則タイトルマッチとなってしまった。
試合は、ホージーが圧倒。グランドで上をとりパウンド連打。グローブも必死で下から腕十字、三角締めを仕掛けるが、ホージーに防がれ、最後はバックマウントからのパウンド連打でレフェリーがストップ。ホージーが見事に勝利したが、減量に失敗した為、勝利の場合は空位という事になっており、王座は空位となった。今度はしっかり契約を守って試合をして欲しいものだ。
■ Bellator 137: Halsey vs. Grove
日時:2015年5月15日
場所:アメリカ・カリフォルニア州テメキュラ
<ミドル級王座タイトルマッチ(188ポンドのキャッチウェイト)>※ケンドール・グローブが勝利すれば新チャンピオン、ブランドン・ホージーが勝利すればタイトルは空位になる変則タイトルマッチ!
○ブランドン・ホージー(王者)
4R 2分25秒 TKO
●ケンドール・グローブ(挑戦者)
<キャッチウェイト(139ポンド)>
○エドゥアルド・ダンタス
判定 3-0
●マイク・リッチマン
<ウェルター級>
○フェルナンド・ゴンザレス
3R 1分14秒 ギロチンチョーク
●コーティス・ミレンダー
<バンタム級>
○ダリオン・コールドウェル
判定 3-0
●ハファエル・シウバ
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