[ファイトクラブ]NXT曲芸レジー覆面スクリプツ WリーCヘイズ北米戦Dダイジャク戻

[週刊ファイト12月01日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXT曲芸レジー覆面スクリプツ WリーCヘイズ北米戦Dダイジャク戻
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 番組はToxic Attractionから。ケイデン・カーター&カタナ・チャンスのタッグ王者組と乱闘する展開に。後半のセグメントでニキータ・ライオンズが加わることになって次回は6人タッグ戦になると。


 眠り姫ウェンディ・チューを、いじめ娘コーラ・ジェイドが痛ぶるカードは面白かった。ヒールだけどコーラのプロレス上達は凄いです。
 可哀想そうかつ印象に残る絵だったのは、最後にジュースかけられてフォールされたウェンディの付けまつげが取れて、酷い顔になって泣いてる姿でした。


 続いても女子シングル戦。ビジネス・ウーマンのキアナ・ジェームズが、肉体改造の鬼アイビー・ナイル w/テイタム・パックスリーのドラゴンスリーパーに沈むカード。フィニッシュ前にカウガールのファロン・ヘンリーが出てきてインテリ眼鏡が日常(らしい)キアナが気をそらされる展開にしてました。
 ダイヤモンド・マインは残ってはいるようで、クリード兄弟が次はヴィア・マハーン&サンガだそうだけど、噛み合うのか? あと、先週にアルバ・ファイアの王座盗りを妨害した英国出身アイラ・ドーンのプロモも挿入されてます。


 Scryptsスクリプツなる新キャラの登場は、パフォーマンス・センターの留守録にメッセージ残したりでこのところずっと予告が煽られていたんだが、覆面選手は明らかに元シルク・ド・ソレイユの曲芸師だったレジナルド、あるいはレジーで間違いない。知らないインド系選手相手にRAWでやっていたのと同じ動きだったけど・・・。そういえば戸澤陽との24/7王座でも抗争していたなぁ。人間離れした跳躍力は確かに凄いんだが、マスクかぶってもやってることは変わらないからなぁ。


 米国は24日が「感謝祭」である。AEWともども視聴率が下がってしまうのは最初からわかっていることなんで、ジョー・ゲイシー軍が生贄サクリファイスの儀式に、ロックの娘エヴァを客選びに派遣するという・・・。

◆“ザ・ロックの娘”エヴァ・レインが観客を抱擁もテーブル葬でサンクスギビングの生贄に

 “ザ・ロックの娘”エヴァ・レインが指名した観客を呼び込んで抱擁も、ジョー・ゲイシーがサンクスギビングの生贄としてテーブル葬にした。
 スキズム(ゲイシー&エヴァ&リップ・ファウラー&ジャガー・リード)が黄色い仮面をかぶってリングに現れると、エヴァは「サンクスギビングのせいで家族はバラバラなっている」と主張しながら観客(多分、練習生のさくら)を指名してリングに呼び込んだ。するとゲイシーが「エヴァがサンクスギビングのゲストを見つけた。彼はディナーテーブルの目玉になる。さあ、立ち上がってスキズム・インビクタスの日に誓いを立てよう」と語ると、会場から“サクリファイス(生贄)”チャントが沸き起こる中で、エヴァは両腕を広げてさくら客と抱擁を交わした。さらにゲイシーも「あなたの犠牲に感謝する」と言って両腕を広げたが、そのまま客を捕まえると“生贄”としてテーブルに叩きつけた。
 どうせ感謝祭週間だから視聴率下がると見越して開き直ったのかもだけど、録画予約していた方、あとから見て飛ばされたセグメントだと思う。
 各種プロモが随所に挿入される番組構成としては、ブロン・ブレイカーの休日の過ごし方が釣りというのと、王座に挑戦するアポロ・クルーズの覚悟もありました。


 器械体操出身のソル・ルカが、ヒールになったゾーイ・スタークの低空キックに沈むシングル戦は、冒頭で紹介した通りニキータ・ライオンズが介入してくるのがセグメントのマッチメイク目的です。


 女子シングル戦が多くあったり、今週の番組はやや弱いのかと思っていたら、セミとメインが素晴らしくて帳消しなのだった。英国出身のヒール、プリティ・デッドリー滅茶滅茶上手いです。受け役のアンドレ・チェイス教授、デューク・ハドソンも仕事出来ます。


 スピルド・ミルクで王座防衛というのはわかていたことなんだが、ウーソズがタッグ王座防衛保持記録とかやってるSmackDown-RAWをテコ入れするならプリティ・デッドリーをスグに召集せよと思っているのは記者だけではないと思う。


 そしてトリのNXT北米王座戦。ウェス・リーにカーメロ・ヘイズ挑戦となれば、もう最初から中身保証である。相棒のトリック・ウィリアムスが介入してくる箇所もあったけど、基本はじっくり王座戦を二人にやらせたのも二重丸かと。最後はMichinokuドライバーでした。


 今回はもう一人のサプライズというか、出戻り選手が最後にウェス・リーに喧嘩を売るエンディングに。ドミニク・ダイジャコビック、RAWに召集された時は短命に終わったRETRIBUTIONのT-Barだったんだが、なにしろインディー時代の抗争相手だったキース・リーは解雇のあとAEWだし、活躍が宙に浮いていたのは事実だ。
 なぜか今回はダイジャコビックと呼ばす、短くしたドミニク・ダイジャクと実況は伝えていた。まぁT-Barよりは長いんだけど(笑)。よろしいんじゃないでしょうか。