ストロングスタイル:藤原組長50周年!初代タイガーの尊敬心と新間氏の熱い思いを込め30カウントゴングで猪木さんを追悼

[週刊ファイト12月01日号]収録

 11月23日、5月に大阪初進出し会場での観衆記録を作った佐山サトル率いるストロングスタイルプロレスが再び同じコレガスタジオにカムバック!
 今回は、アントニオ猪木さんの追悼式、藤原喜明デビュー50周年記念試合も行われた。

 セミファイナルでは、1972年11月2日にデビューし、今月で丁度50周年を迎えた藤原組長が、記念試合を行った。パートナーにアレクサンダー大塚、対戦相手に船木誠勝&冨宅飛駈と、藤原組のメンバーだった選手が集結。この顔ぶれだけでも感慨深い試合だ。最後は、藤原本人が十八番中の十八番、ワキ固めで冨宅をタップアウトさせ、自らの手で記念試合を制した。


 メインは、スペシャルシングルとして、スーパー・タイガーと池本誠知がぶつかり、総合寄りの激しい闘いを行ったが、最後はタイガーがブレーンバスターのように持ち上げながら、前に落とし膝を入れる牙斬で池本を仕留めた。

 その他にも、タイガー・クイーンと沙恵との激しい闘いなど、全7試合が行われた。

 また、第4試合のあとには、初代タイガーマスク佐山サトルが登場し観衆に挨拶。そして、10月1日に逝去されたアントニオ猪木さんの追悼が行われ、この日の出場全選手がリングサイドに登場し、リング上には新日本プロレス所属でもあった藤原喜明、船木誠勝、金本浩二、更にジャガー横田も登場。
 通常は、10カウントゴングにての追悼だが、今回はアントニオ猪木さんを長年支え、新日本プロレス専務取締役営業本部長としてプロレスの黄金時代を築いた“過激な仕掛人”新間寿の強い思いと、初代タイガーマスク佐山サトルの師匠に対する強い尊敬心が、10カウントではなく30カウントとし実施した。ただ、本来なら直接リング上でこの30カウントを聞きたかった新間氏だが、今回も体調不良で無念の不参加となってしまった。

■ ストロングスタイルプロレスvol.19 闘宝伝承2022–2nd
日時:11月23日(水)開始13:30 
会場:大阪・コレガスタジオ

<第1試合>
◯小山寛大
 5分24秒 バイオレントスマッシャー
●鎌倉慎司

<第2試合>
◯スペル・デルフィン
晴斗希
 9分30秒 デルフィンクラッチ
政宗
●佐野直

<第3試合>
◯間下隼人
金本浩二
大門寺崇
 12分22秒 フィッシャーマンズ・スープレックス
崔嶺二
ディラン・ジェームズ
●洞口義浩

<第4試合>
◯ジャガー横田
花園桃花
 12分07秒 ラ・マヒストラル
ハイビスカスみぃ
●マリ卍

<第5試合>
◯タイガー・クイーン
 9分52秒 新卍固め
●沙恵

<第6試合 藤原喜明デビュー50周年記念試合>
◯藤原喜明
アレクサンダー大塚
 11分23秒 脇固め
船木誠勝
●冨宅飛駈

<第7試合 スペシャル シングルマッチ>
◯スーパー・タイガー
 11分07秒 牙斬
●池本誠知

※完全版は、11月25日発売の週刊ファイト12月1日号収録!


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