佐々木健介とスペル・デルフィン、禁断の高校生活!?

 11月20日(日)、フジテレビの『ジャンクSPORTS』に佐々木健介とスペル・デルフィンが出演した。今回のテーマは、スポーツ名門高校の実態を探る、というもの。
 健介とデルフィンがどんな高校生活を送ったのか、赤裸々に暴露(?)された。


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[ファイトクラブ]盗撮犯逮捕お手柄にYouTubeプロレス準備のスペル・デルフィン師匠

佐々木健介、地獄だった高校時代の柔道部

 佐々木健介は東福岡高校出身。東福岡といえば、何度も全国優勝経験があるラグビー部にサッカー部、さらに野球部は甲子園出場経験があってプロ野球選手も多く輩出しているスポーツ超名門校だ。高校スポーツ界で『ヒガシ』といえば東福岡を指すほどの有名高校である。
 東福岡は、生徒数が約2500人を数える私立の男子校。健介はヤローばっかの環境で青春時代を過ごしたわけだ。だったら、おしとやかなお嫁さんを選びそうなものだが……(笑)。

 そんな東福岡だけに、体育祭の様子は圧巻。特に盛り上がるのが部対抗リレーだ。大本命の陸上部に、ラグビー部とサッカー部がバチバチのライバル関係となる。
 しかし今年のリレーでは、サッカー部がバトンを落とし脱落。さらに優勝候補の陸上部がコケてしまい、野球部とラグビー部の一騎打ちとなって、野球部が辛くも逃げ切って優勝した。
 VTRの終了後、番組の女性スタッフが生徒10名ほどから交際を申し込まれたことがバラされる。これについて健介は「後輩はみんな元気だから」とナゾのフォロー。

 健介は高校時代、柔道部に所属していた。そして、地獄だった柔道部のエピソードを明かす。
 曰く『風ダメ、水ダメ、トイレダメ』だ。

 柔道場は、夏は暑くて冬は寒い。そこで、暑さに耐える体を作るため、夏でも風が入らないように窓や扉を全て閉め切って練習していたという。
 水がダメというのは、昔の運動部あるあるだ。精神的に追い込むため、水を飲んではいけないという、水分補給が当たり前の今から考えると恐ろしいことが平気で行われていた。
 トイレがだめというのは、要するにトイレへ行くフリをして水を飲んでくる奴がいたからだ。健介は、トイレに行きたくなっても気合で止めていたらしい。当時の運動部は、何でも気合で解決していた。

 では、現在の東福岡の柔道部はどうか。なんと、柔道場は冷暖房完備。壁は臭いが付きにくい素材を使用しているため、柔道場独特の汗臭さとは無縁だ。
 さらには冷蔵庫と製氷機も備わっているため、練習中に冷たい水が飲み放題。この様子を、健介は口をアングリ開けて、信じられないといった顔で見ていた。

 今の柔道部員たちに、健介の高校時代の様子を伝えると「可哀そうです……」と同情。さらに、もし水が飲めなかったら? という問いには「辞めます」と全員が即答する。
 健介は後輩たちの様子に「羨ましすぎます。(現在の東福岡柔道部に)戻りたい……」と泣きそうな顔で訴えていた。

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スペル・デルフィンはレスリング部で、なぜかチョロQ!?

 一方のスペル・デルフィンは、大阪の興國高校出身。こちらも東福岡と同じく私立の男子校で、生徒数は東福岡に引けを取らない約2400人。
 野球部は最近、甲子園はご無沙汰だが全国優勝の経験もある名門校で、何よりも圧巻はサッカーだ。サッカー部は強豪だが、最大のライバルは学校内に多数いるセレッソ大阪のユース選手たち。彼らはサッカー部には入らず、セレッソで練習しているのだ。

 興國の体育祭が行われる場所は、なんと京セラドーム大阪。中でも名物は、三年生のみで行われる『エッサッサ』だ。三年生たちが上半身裸になり、『エッサッサ』を踊る。
 そして東福岡と同じく、部対抗リレーで大盛り上がり。今年はライバルのサッカー部とセレッソの一騎打ちとなり(東福岡と同じく、大本命の陸上部はコケた)、セレッソが鼻の差で1着となった。
 また興國でも、番組の女性スタッフが多くの生徒から「荷物を持ちましょうか」と声を掛けられたという。これについてデルフィンは「ジェントルマンですから」と後輩を自慢していた。

 デルフィンの高校時代はレスリング部。しかし、地獄だった健介の高校時代とはかなり様子が違う。
 デルフィンがレスリング部に入部した日、先輩から命じられたのは「チョロQを持って来い」。なぜチョロQなのか? 練習嫌いの先輩が遊ぶためだ。
 大の高校生部員が8人全員で、レスリングのマットでチョロQを走らせて遊ぶ。しかも3時間。
 デルフィンは、これの何が面白いのかサッパリ判らなかったそうだ。

 デルフィンが三年生になってからは、チョロQ遊びは廃止。代わって、デルフィンはレスリングそっちのけで、後輩を相手にジャイアント・スイングの練習をしたという。何しろ、デルフィンはレスリングをしたかったわけではなく、プロレスラーの基礎を学ぶためレスリング部に入部しただけなのだから。
 健介とは対照的に、デルフィンにとって三年時のレスリング部は天国だったんだとか。

 ここでMCのダウンタウン浜田雅功が、昔の興國を暴露。デルフィンが通っていた頃の興國はヤンチャな生徒が揃っており、他校の生徒が来ると窓からバケツやホウキを投げるような不良高校だったらしい。何しろ近所にあった女子校の生徒手帳には、興國高校の生徒と話してはいけない、と書かれていたというのだから。
 しかし、現在の興國は変わった。2000人収容の超豪華アリーナがあり、男子校とは思えぬゴージャスな校舎。しかも、進学にも力を入れており、京都大学や大阪大学などの国公立大学に毎年合格者を出し、他にも有名私大に進学する生徒も多い。

 真面目になった現在のレスリング部員に、プロレス技を練習することはあるのかと尋ねると、有り得ないです、と断言された。それはそれで、今の高校生はプロレスに興味がなくなったのかと、少し寂しい気もするが……。プロレスだって、一応はプロのレスリングなんだけどな。

 番組の最後には、デルフィンの高校時代の素顔が思い切り公開されていた。「これ、どっから見付けて来たんや!」と怒るデルフィン。
 高校生の頃のデルフィンは、メチャメチャ童顔だった。


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